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恐怖の採血のお話(前編)

 予告編でお話したとおり、手術のあと5年間に渡り定期的な検査入院がありました。その第一回目である2002年夏の検査入院時にモバイルパソコンを持ち込み、当時 PHS 経由オンラインで個人的な掲示板に載せたものの再掲です。採血の話だけ抜き出してもわけわかんなくなりそうなのでほぼ全文再掲です。

 過去のこととなったいまは人ごとみたいに感じて当然なんですが、当時も書いているほど本人は深刻ではありませんで、なにかこう一つ自分の身に起こった出来事とは思ってなかった記憶があります。痛みや苦しさが持続しないそのとき限りのものだったからだと思います。痛みや苦しさが伴う疾病や怪我だったら、きっとこんなに客観的にはなれてないはずです。いまだに「おもしろい経験をした」くらいにしか思ってません。

以下、かなり長文です。前編後編の2回にわけます。


2002/08/12 06:36
 さてさて、それでは今日から入院してきます
 なんか、今日から入院と思ったら、カラダがもうそれに反応しちゃったのか、朝も早くから目が覚めてしまった。
 入院してるとそうなんだよね。夜は21時台に消灯で就寝だし、朝は5時台から起きてる。
 予定は一週間。月曜から金曜までだといいんだけどなぁ。たぶん来週早々までだと思います。


2002/08/12 14:02
 誰だ、暑すぎず寒すぎず空調完備だなんて言ったのは。あ、私か。
 病院内、暑いです。朝からここにいて一日何もしないでじっとしてればちょうどいい室温なのかもしれないけど。
 昼飯食べて、恒例のウォーキングを30分。病院内、普通にいけるところ、どこ行っても暑くてたまらん。涼めるところがない。

  今日は特に「入院しなければできない」というような検査はなかった。レントゲンと心電図をとって、どうやらそれで終わりらしい。しかし、非生産的だよな。10時にここにきて、着替えてから我が城「ベッド」に乗って今回の検査入院の説明を聞き、あとは心電図とレントゲン。おおかたは暇なんだが、連続してぽんぽんとは終わらないために、今日はおちおちとモバイルいじってる「隙」はない。

 看護婦さんに尋ねても、彼女らも「時間刻みでの予定」ってわからないんだよね。お医者様や検査室の都合次第、らしい。
 一時間くらいお茶してきてもいいってことだから、食堂にコーヒーでも飲みに行ってこようかな。一般用の「レストラン」のコーヒーは喫茶店並みで高い。350円だったかな。入院患者と職員用の「食堂」は美味くてやすいのであります。150円。って、ドトールでもなんでもいまじゃそれが相場だよな。

 って、ことでお茶しながら書いてる。今回はマウスは持ってこなかった。小さいのはヒカリマウスしかもってないし、ヒカリマウスはバッテリ食いだっていうから、今回はなし。このスティック、やっぱり使いにくいけど、しょうがない。一週間の我慢だ。次回(あるのか?)はヒカリじゃないボールのミニマウスを買うことにしよう。


2002/08/12 17:11
 早速明日から「採血の嵐」のようです
 正確には今晩就寝後の午前二時から。6時間ごとに4回採血する「ホルモン日内変動」があり、明日は朝8時から「8時10時11時14時17時20時」に採血する「血糖日内変動」の検査。

 8時14時20時の分は両方の検査がダブルから少し多めに採るだけで回数は稼げる。
 結局、夜中の2時から20時までの間に7回の採血。何回針を刺すんでありましょう。

初っぱなからこの採血回数。めげます。

↑初っぱなからこの採血回数。めげます。

 日程はやっぱり一週間+1~2日延長になるかもしれない。かなり詰め込んだ検査日程を組んでくれたんだそうだから感謝して言うとおりにするしかないです。

通常、10日から2週間でこなす検査日程を個人事業なので休んでられないからとお願いし、一週間に検査を詰め込んでもらいました。いま思えばよせば良かったと思ってます。一見無駄に思える検査の隙間ですが心身のストレス考えるとあれは必要なんだと実感しました。


2002/08/13 16:48
 くっそぉ、針穴だらけ。去年のときにも泣いたけど、今日の連続採血はこれまでで最悪です。

 2時の分から数えて14時の分まで5回が終わった段階で注射針の穴は計8つ。うち二つは「完全な失敗刺し」で痛い思いをしただけ、どころじゃなく、一つは手首んとこに刺したんだけど、がばっと膨れてボール状態。一つは腕に刺した針なのに、どういうわけか足の裏がびくっと痛かった。アオタンになってます。一つは途中で出なくなって刺し換え。ここもアオタンになってずきずきしてる。まっとうに採れたときも針をぐりぐりするから、採血してるあいだずっと痛いの。

 そこからの採血は痛い、と言われてる「手の甲」からも採血しました。んでも、「痛くない」と言われてる腕に刺して失敗した痛みよりずっと痛くないです。

 今日はあと3回もあるんだぜぇ。次はどこに針刺すのかな。右手の甲がまだ残ってるからそこで一回。あと二回はぁ?
 いやぁ、私もかわいそうなんだけどさ、看護婦さんもかわいそう。私んときだけ看護婦さん二人がかりです。


2002/08/13 20:35
 採血、針を刺す場所は指先から肘までの静脈らしいです。肘って言っても内側の柔らかい側ね。
 で、指先に近くなればなるほど「痛い」のだそうだ。だからなるべく上の方で採血できるように探し回りながら、しかたなく指先の方に近づいていくわけ。

 手の甲から採ったのは初めてです。手首まででいままでは用が足りていた。今回はもう針を刺すところがなくて手の甲。でも思っていたより痛みは少なかったです。さっきも書いたけど、「痛くないといわれてるところに二度も三度も刺し直すより、手の甲に一度で決まった方がずっといい」です。
 とはいうものの、さっきみたいに手の甲で二度刺しだとほんとにめげます。いい歳してマジで涙でそう。でもその場限りの痛みならまだ我慢もできます。中で漏れちゃってアオタンになると半日以上ズキズキと痛いんですよ。それがもっとイヤ。

 あと10分で本日最後の採血です。それ終わったら早いけど寝ます。

 そこまで書いたら時間になったので採血してきました。新たに三つ穴が開きました。それも手の甲に。去年はそんなことなかったのになぁ。採りにくい採りにくいと愚痴をこぼされながら三週間も入院してて、それなりの採血回数をこなせたのに、今日はまだ「一日目」だっつーのに、なんていう騒ぎなんだ。

↑針穴が5個開いてるけど、見えるかな。

↑針穴が5個開いてるけど、見えるかな。


2002/08/14 12:07
 もはや「拷問」の域に達しつつあります。
 今日の採血は「蛇口」をつけ、最初にそれを通してホルモンの試薬みたいのを体に入れ、あとはコックを開いたり閉じたりで2時間で4回採血するだけ。最初のそれを取り付ける(ルートをつける、というらしい)ときだけが苦痛であとは楽勝のつもりだったんですが。

↑三方活栓というもの

↑三方活栓というもの


別の時の写真

別の時の写真


↑これが一番わかりやすいかも。

↑これが一番わかりやすいかも。

 ルートの確保に左右交互に4回。あれって注射針じゃなくてナイロン製(?)の細いパイプなんです。2cmくらいあるそれをズリズリと血管に差し込んでいく。そのときはすごく痛い。点滴のときは外から中へ流し込むので割と簡単らしいけど、採血用のルート確保は「引く」のできちんと入ってないと途中で血が出なくなっちゃうとかで大変なんだって。

 今回は差し込んでは前後に動かして、「ここはだめ、ごめん、やり直す」と別のところへ。左右交互に4回やって先生あきらめた。ルート確保はやめて普通に吸引採血だって。

 ということで、わずか2時間強のあいだに針穴10カ所(採血の失敗一つ含む)。いま、左右両腕ともにじっとしててもずきずきと痛いです。

 採血地獄はこれで終わり。と思って期待を込めてそう訊いたらとんでもなかった。明日も朝からこれとほとんど同じのがあるんだと。同じじゃないな。去年もやったCRH試験。さっきおいていった説明書によれば、一度採血して検査薬を注射。以後、15分30分60分90分120分後に採血ってんだから採血6回に注射一回。先生曰く、明日の検査はルートをつけないとできないので、ルートをつけられるまでがんばってください、だと。それさえつけばあとは寝てるだけですからと。おーい、私よか、あのチューブを刺すあんたに頑張ってほしいぞ。

 さらに、「採血はその明日の分で終わりですよね?」と訊いてみました。訊かなきゃよかった。今回の検査入院は最後の最後まで採血がついて廻るということです。ああ、私はいま健康体なのに、病気になりに入院しにきたみたいに思う。

 去年の手術入院のときだってこんなに泣き言はでなかったのに、ほんとに参ってます。元気だったのに検査入院したらげっそりして病人みたいになったなんて話をよく聞きますが、冗談かと思ってました。決して冗談じゃないですね。

 昼飯食べたら歩行運動して、あとはしばらく休みます。


2002/08/14 16:59
 たっぷり三時間も昼寝してしまった。少し元気になりました。

 採血、針を刺す場所、訂正。「指先から肘までの静脈らしいです。肘って言っても内側の柔らかい側ね。」と書きましたが、柔らかい側だけじゃなかったです。「普通は」痛いからそっちには針を刺さないというだけのことでした。
 指先に向かえば向かうほど痛いと書きましたが、さらにまた上に戻って腕の外側、体毛の生えてる方の肘側から手首に向けて痛さが増すようです。いままで、かなり痛くても、「うっ」とか言う程度で我慢してました。だって痛いって言ったってどうしようもないし、一瞬ですからね。

 今日はあまりの「持続する痛さ」に、「先生、そこはものすごく痛いです」と言ってしまいました。その結果が左右四回の蛇口ルート付けチャレンジで、四回ともに「ここはだめ、持たない」ってことになったわけ。

 明日のことは明日になってから考えることにします...


2002/08/15 12:22
 本日の拷問も無事終了しました
 まずは右腕二カ所。失敗。詳細は略。この時点でもう顔は引きつり笑って心で泣いて状態です。

 んじゃ足でって言いだし、右足、見ただけで通過。左足、ためつすがめつたたいたりさすったりして品定め。ふくらはぎって言うんだっけ、向こうずねの裏側の柔らかいところ。そこに攻撃目標を設定。刺してからズリズリと2cmのチューブを差し込むわけです。

 刺しまーす。ハイ、ドゾ  チクッとしますよぉ。ハイ ズキッ!!

 ズ..イテ..リ..イテ..ズ..イテ..リ..イテテ ズリ..イテテテテ、センセー痛いですぅ

 あとどのくらい?まだ半分の1cm、あと半分。痛いですか?ズ…

 ちょちょっと待って、限界です。入ったとしても、じっとしてても痛いです。二時間我慢するのは無理っぽい。

 冷や汗というのか、緊張のあまりというのか、もう全身汗びっしょりで水を浴びたよう。痛いから力が入りますでしょ、すると「力を抜いてください」って言われるから、該当の左足は力を抜いて、その分体の他の部分にめちゃくちゃ力が入る。とくに手なんか握った拳を開けるのに苦労するくらいぎゅっとなってた。命に別状があるわけじゃなし、麻酔なしで手術される戦場の怪我人に比べたら児戯の如しなんだろうけど、痛いもんは痛いんじゃい!!

 ってことでそこも失敗。またまた腕の検討に入る。今度は左腕。安静採血ですから体をよじれないんですよ。体の協力なしに腕だけ回してもそうそうはくるくると表裏を出せない。 でも腕を曲げたりのばしたり表裏を何度も調べてやっと候補地を決定。

 じゃ行きますよぉ。...省略...やっとルートが確保できました。昨日から数えて8回目にしてやっとです。これでだめだったらもうこの検査はやめてほしいと言うつもりでした。

 入ってしまい、固定されればもう痛くないです。これから2時間で4回だろうが5回だろうが何の問題もない。やれやれであります。でも一回の採血が終わり、次の採血を待つ時間、とにかく不安。何がって、「血が採れなくなったから刺し替えます」なんて言われたらどうしようって思って。

 幸い、なんとか最後までいけました。とてもじゃないけど、写真を撮っておく余裕はありませんでした。

 明日は朝一番で普通の採血が一回だそうです。じゃあこの拷問はもうおしまいなのか。よかった、と心底ほっとしたら。今日までの結果によって、月曜日に負荷試験をもう一つ行います、だってさ。今日までの結果かぁ。たぶんだいじょぶだろ。でもさ、いくら私の血管が細くて採血しにくいと言っても、この類似の検査、昨年来何度もやってるんだよね。思い出すに、入院中の最後の一回はとても痛くて、先生が下手なんだみたいに報告を書いてる程度で、それ以前はごくスムーズにできてるし、続けて採血するならこれにしてほしいとまで書いてる。ってことは、今回のこの先生が「極端に下手」ってことなんじゃないの? えとね、うんと若いです。まだ30前って感じかな。経験不足がありありとしてる。月曜日にもう一回ってなったら婦長さんに直訴してみようかな。でも、主治医のメンツもあるんだろうな。治療じゃなく検査入院だし、練習用にあてがわれたのかもしれないし、もしそうだとしたら病院のメンツもあって別の先生に最後の一回だけ代わるってのはできないかも。

 あ、それから、先生にお願いしてその入れたルートを引っこ抜くとき写真を撮らせてもらいました。
(わかる? そういう普通は言い出しにくいお願いを言えてしまうほどの若い医者なの)
ちょっと悪趣味かもしれない(^_^;) 前に撮った写真は、絆創膏に覆われて「その部分」は見えないけど、抜くときに絆創膏をはがして刺さってるのが見えるのと、抜いたその「血塗られたチューブ」の写真。家に帰ったら取り込んで公開しますね。

↑針というよりチューブです

↑針というよりチューブです


そのチューブがこんなふうにズリズリっと入ってます

そのチューブがこんなふうにズリズリっと入ってます

 負荷試験が終わり、11時からの予約だったCT検査も済ませ、今日の残りは休憩です。しゃれじゃなく、休憩したい気分。ゆっくりと昼寝しよう。

後編」に続く


恐怖の採血のお話(予告編)

 私は50歳になるまでほとんど医者知らず。記憶に残ってる最後に医者に通ったのは10歳(小学五年生)の夏に歯医者に通ったくらい。その前に未就学児童時代に小児結核やって通院したらしいけど、幼すぎてところどころしか記憶にない。怪我も高校生の時に手首を捻挫したくらいで、骨折等怪我の経験無し。扁桃腺も盲腸もまだあります。体にメスとか糸で縫うとかまったく未体験でした。甲状腺機能亢進症もあるんですけど、それは別に病気というほどの感覚はないのでとりあえずネタにはなりません(伏線だったりするかも(笑))。

 前に禁煙のことを書いたけど、あれは不思議な出来事でもありました。それまで数十年もヘビースモーカー(を超えるチェーンスモーカー)で、何度も何度も禁煙を試みては失敗してたのに、ほぼ意思だけで禁煙できてしまったのが1999年(49歳)のとき。

 その翌年2000年秋になんかの拍子で10年ぶりの健康診断を受けることになり、受けたら副腎に腫瘤が見つかった。いまのところまだ大丈夫、でも放っておくとガンになるって言われ、かなり大きくなりつつあるところだということで早めに手術で摘出となりました。一年前の禁煙成功は天のお告げだったに違いないとそのとき思いました。ヘビースモーカーのままだったら、入院中きつそうですもんね。

 翌2001年春に手術前の検査入院をし、梅雨の頃に手術。入院って生まれて初めてだったんで、ちょっとウキウキしました。マジで(笑)
 検査の時に、副腎直接採血とやらで股間に切れ目を入れてそこから静脈にカテーテルを入れ、副腎直近の血を採血したり。部分麻酔だったけど、麻酔も生まれて初めて。たいしたことしてないつもりなのに、静脈にカテーテルを入れるってのは大変なことらしくて、死んでも文句言わないみたいな念書を夫婦で書かされたり、検査室から寝かされたまま絶対に動くなと指示されて病室まで「運搬」され、数人がかりで横になったまま台車からベッドに移されたり、おもしろかった。
 副腎摘出手術も4時間程度と言われていたのが、6時間もかかり、待っていた家族は本気で心配したらしい。けど、本人は手術台でマスクをされ「ハイこれを吸って」と言われ、三回くらい吸い込んだ記憶のまま、気がついたらベッドで名前を呼ばれて目覚めただけ。一瞬で終わってます。手術前も、特に自覚症状的などこが痛いとか苦しいとかなかったわけで、どこまで行っても自分のことのような気がしなくて、なんで廻りはみんな心配そうなんだろと思ってたです。術後もつらかったのは数日かな。あとは回復待ちだけの退屈な約一ヶ月でした。最後の一週間くらいは短時間外出届を出して、病院から現場へ行ったりしました。事務所と病院が徒歩数分だったので、そこらはほんとに短時間外出で仕事が出来た。

 その検査入院と手術入院のときは採血も別に恐怖というほどのことはなく、ごく普通だったので採血についての記憶はほとんどありません。

 手術後、5年間は毎年検査入院があります。一応内臓摘出なもんで、車でいえば、保証期間5年、毎年定期検査ってところでしょうか。ちなみに、統計上は術後5年間生存すると「完治」で、5年以内に同じ病気になると「再発」というらしいです。完治のあとは再発ではなく、新規にまたその病気になった扱いらしい。統計に出てくる数字ね。

 何が恐怖だったかって、私は血管が細くて針を刺す場所を探すのが大変なうえに(これは元々)、手術当時は「低血圧気味」程度、若い頃からずっとそうで採血も特段苦手ではなかったのに、術後ほんとうの低血圧(普段上80下50くらい、たまに上60とかになると数時間動けない)になってしまい、そのせいか、採血途中で血が出なくなってしまうようになりました。つまりですね、普通なら一回プスッと刺すだけの採血が2回にも3回にもなります。一日10回採血があるとすれば、普通なら10回針が刺さるだけなのに私は針が刺さるのが20回にも30回にもなる。もう針穴だらけ。刺すところがなくて、手の甲から採ったこともある。刺す場所が手先に近寄れば近寄るほど痛いのです。

 もっと怖いのは、連続採血の時。点滴用の針を刺しっぱなしにします。点滴を取り替えるときにしめるあの三方活栓を使って蛇口をしめておくわけです。この針、針というよりチューブです。しかも点滴は薬液を血管に流し込むんである程度は適当でいいらしいんだけど、採血に使うときはそのチューブがきっちりと入ってないとダメなんだそうです。採血用の注射針ですらスムーズに入らない人が、そんなチューブみたいな針を簡単に射し込めるわけはない。私の入った病院では採血は看護士さんがやるけど、この点滴針を挿入するのは医師の仕事ってことで看護士さんはやりません。正直いって、看護士さんのほうがずっと慣れてる。お医者の先生はうまい人はうまいんだろうけど、総じてこういうのは下手です。
 麻酔してくれと言いたくなるほどメチャ痛いです。ズリズリ、ズリズリ、っと入れてくる。入れた結果「あ、ここはダメだ」とか言いながら抜いてまた別のところにズリズリっと。聞いただけで痛そうでしょ? 本人はもう地獄の責め苦、拷問を受けてるようなもんです。三回失敗されて両手両脚にやられたときは、成功した段階でもう全身シャワーを浴びたように冷や汗びっしょり。手も固く握りしめてたようで自分では開けず看護士さんに一本ずつ指を開いて貰いました。

 予告編はこのくらいにしておきましょう。術後一年目の検査入院の時にモバイル機を用意して持ち込み、毎日自分の日記みたいな掲示板に記録したログが出てきました。それをここに再掲していこうと思ってます。かなり長いので数回にわけます。公開しちゃまずいことがあるといけないから確認と編集も必要なので、少々お待ちを。

前編」に続く


禁煙について

私は1999年8月まで一日60本ペースのヘビースモーカーでした。禁煙して満10年経ちますが、もうたばこを求める気が全然しないので、遊び心で手を出さない限り、死ぬまで禁煙出来ると思ってます。

吸い始めたのは「むにゃむにゃ」歳んときですから、喫煙歴30年余りってとこですか。途中何度も何度も禁煙にチャレンジしては失敗してます。
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