健康一覧

カーボカウント(血糖値コントロール)

 1型糖尿病になると、2型糖尿病のような「もしかしたらなんとかなるさ」的な要素がまったくありません。インスリンが出ているけど効きにくい、のではなく「出ない」んですから放っておけば目前に死があるだけなんで、無視はできない。
 逆に言えば、「自覚症状もないし、なんとかなるだろう」と放っておいたが故の手遅れになる心配はないとも言えるから、塞翁が馬的に考えれば幸いなのかもしれません。

 さて、その血糖値コントロールですが、私は1型糖尿病を宣告されてから4年もの間、カロリー計算主体で行ってきました。考え方の基本は「食品交換表」によるバランスの良い食事かつ一日の総取得カロリーを一定にするという、2型の食事療法と同じです。主治医も詳しく説明してくれなかったし(この通りやっていれば良いんだというのが前提になった話の進め方しかしてくれてなかった)、かなり私の勘違いもあったようです。

 ちなみに食品交換表ってのは、食物を

表1 穀物・いも・豆など
表2 くだもの
表3 魚介・肉・卵・大豆
表4 牛乳・乳製品(チーズは除く)
表5 油脂・多脂性食品
表6 野菜・かいそう・きのこ・こんにゃく

 そんなふうな6種類に分類してあって、どの分類も80キロカロリーを1単位とし、一日で1600キロカロリーが適当とされた人は全部で20単位分を食べることになりますが、表1の中から11単位、表2の中から1単位、とか細かく決められています。もちろん朝昼晩の三食で、ですから三分の一ずつです。いわゆる「糖尿病食」ってのはそれのことです。詳しくは検索してください。糖尿病じゃなくてもそういう食べ方をしていれば健康を維持できる健康食です。入院したときの病院食はちゃんとそれに従って調理されてます。おかずに肉じゃががあれば、ジャガイモとご飯はおなじ「表1」なので、ジャガイモの分ご飯を減らさないといけない、とかの表なので「食品交換表」です。

 でもですね。家庭でそれを続けるのは難しいを通り越して無理です。外食もありますしね。「食べるだけの人」の私は良いんですよ。作る側が大変。そんな食品交換表に従って種類と量をきちんと計算し、さらにそれを素材としたメニューを考え、料理して食べられる状態にするのを毎日三食ですよ。お金さえ払えば、そういう素材を集めてメニューも考えてくれた上で配達してくれるのもありますけどね。とても払いきれるもんじゃありません。

 どうしても「目分量と勘」になっていきます。慣れてくればけっこう良い線いくんですけど、私は「カロリーが問題」と信じ込んでましたから、カロリーはあってるはずなのに、血糖値が暴れてうまくいかないときがあって謎でした。それでも私はヘモグロビンA1cを6.2~6.5程度を維持してきました。わかる人はわかると思いますけど、この数値の維持はかなり威張って良いことなんですよ(笑)

 以前に糖尿病のことを書いたときに、「肉だけ食べるといくら食べても血糖値が上がらない」とコメントをいただきました。私には信じられないコメントでした。でもどうしても気になります。そこらをキーに調べまくりました。行き着いたのが「カーボカウント」なる血糖値コントロール。血糖値って、炭水化物を摂取した量のみで上下するんですね。食品交換表に従って食事をすると「摂取する炭水化物を個別に毎回計算しなくても一定量になる」ってだけのことのようでした。カーボコントロールとは、食べるもののカロリーではなく、含まれる炭水化物の量を計算し、それに見合ったインスリンを注射する手法です。

 調べた上で主治医に質問したところ、そのとおりであるが、人間は血糖値だけで健康を保つわけではない、とくに2型のメタボ系糖尿病の人にはカロリーを意識しないカーボコントロールは命取りになる可能性が高いので考えない方がいい、と言われました。確かに一食500キロカロリーまでと指示されてる人が、血糖値が上がらないからって1000キロカロリー摂取していたら体重が増える一方。糖尿病は悪化しなくても別の病気になります。生活習慣を改善しないといけないのに目先の数値に踊らされて改善できないままになってしまいそうです。

 でも私はメタボではありません。1型糖尿病を宣告されてからA1cも6.5前後をきちんと維持してきてるわけで、生活習慣病でもありません。禁煙も意志だけでなんとかしました。大好きだった飲酒もほとんど禁酒に近い生活をしています。目の前に大好物が並んでも自分を制御できる自信もあります。「オタク」ですから、理詰めで生活できる自信がある。

 というわけで、医師と管理栄養士の指導の下、カーボコントロールを9月末から始めました。始めて2ヶ月弱後、先日計ったヘモグロビンA1cはなんと5.3という驚異の値でした。食べるものの炭水化物量を計算し、それに見合うインスリンを打ちます。ご飯が160グラムだからこれで炭水化物が48グラム、とか計算するわけです。その結果で毎回のインスリン量は変化します。食欲がないとき、以前は無理に何か食べないといけなかったんですが、食べたくなければ食べないでいいんです。その分インスリンを減らすだけ。あとは体重の変化に気をつけて減らないように増えないように調整するだけ。毎回のカロリーはとくに重視しません。600キロカロリーある牛丼を食べても良いし、300キロカロリーしかないうどんのみで済ませてもいい。以前は牛丼は少し残さないといけなかったし、うどんだけじゃ足りないから薩摩揚げ入れて、あとバナナ食べようかとかめんどくさかった。

 良いことずくめみたいでしょ?

 それがそうでもありません。数年先を見て長い目で見れば、血糖値が低め安定してるのがベストであることに間違いないんですが、はっきりいって「毎日が低血糖との戦い」です。毎日毎日一歩間違えると低血糖。これ、かなりストレス食らうんですよね。以前も一度低血糖を起こすと数日ダメージが収まらなかったんですが、滅多に低血糖にならなかったので気にしてませんでした。いまは数日おきに低血糖寸前までいってます。血糖値の高め安定だと「いまだけを考えるなら」とても楽です。糖尿病の怖さは「多少血糖値が高くても自覚症状がないこと」ってのはご存じだと思います。自覚症状がない=ストレスはない、ってことですからね。

 カーボカウントを始めた頃は快調だったんですが、3ヶ月弱過ぎた最近、繰り返しの低血糖でかなり気持ちがへたってます。いまがいちばんつらい過渡期なんだろうと思って踏ん張るしかないですね。この一週間、MIDIいじって遊ぶ元気もないです(^_^;)

 で、来週金曜日に健康診断の続きで大腸の内視鏡検査します。私、ポリープ持ちなんで、数年内視鏡してなかったから、用心のためです。やったことある人はわかるでしょうけど、前日は検査食、さらに絶食と下剤飲んで腸内洗浄します。カーボカウントに切り替えてなかったら、血糖値コントロールがやっかいになるところでした。検査食であろうと絶食であろうと「摂取炭水化物」で考えればいいんですから、そこらは気分的に楽ですし、入院もせず、普通の人と同じ日帰りでの検査です。

 それと、また改めて書きますけど、健康診断でPSAが基準よりわずかに高めに出てしまい、前立腺の検査を年末に行います。これはまあ年齢から来るものも多いらしいし、ほとんど心配してません。けど、こっちは二泊三日の泊まりで、しかもあのイヤなイヤな尿パイプもするらしい。考えただけで血糖値跳ね上がりそうです。

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幸せのピノ

 ピノってアイスクリームです。私は甘い物をさほど好きではありません。でもアイスクリームとチョコレートだけは大好きなのです。いまは残念ながらそれらはたくさん食べられません。アイスもピノを一日に一個くらい。一箱じゃないですよ。あの小さなピノを一個です(もっと食べたい)。チョコは、森永ダースを一日に一粒くらい。

 本題とは関係ない余談になりますけど(^_^;)、そのくらいだとね、血糖値の調整にちょうどいいです。血糖値が低めなときね。ブドウ糖は摂取して10分で血糖値が一気に上がるけど、一気にまた下がる。普通の糖分だと摂取して血糖に反映されるまで30分かかるけど、それなりに持続してくれる。だから、まだ低血糖を起こしてはないけど放っておくとやばいって感じに血糖値が下がってきたら、ケースにも寄るけど「ブドウ糖を3g」と「普通の糖分を3g」くらい摂取すると良い案配です。ほんとの低血糖状態になると「やばい、死んじゃう」って焦りが出まして、ブドウ糖でも10分は待たないといけないのが待ちきれず、焦ってたくさん摂取しちゃうと30分後に極端な高血糖になってしまいます。でもそういうときの10分って実に長いです。低血糖症状がおさまるまでじっとして待つ10分。


 ブドウ糖って言われて特別な薬品を想像する人がいるかもしれないから写真を。私が常備(家にも置いてるし、カバンにもいれて常に持ち歩いてます)してるブドウ糖はこれです。ドラッグストアや薬局で買えます。一粒3gの個別包装になってます。味は普通の砂糖です。甘いだけ。
余談終わり。

 ピノに「幸せのピノ」と呼ばれるハート型のピノが、数箱に一個の割合で入ってると以前どこかで読みました。それからは食べるたびに気にしてたんですが、いっこうにそんなの見つかりません。都市伝説なのかと思ったりしてました。


 でも昨晩見つけたんです! ハート型のピノ。あるんですね。お皿に乗せてみました。


 やっと見つけて喜んでいたら、今朝、なんとお星様のピノも発見。同じ箱の中です。6個入りの箱じゃなくて、26個入ってる「チョコアソート」です。一箱にハートと星が両方あった。
 ついっぷるくじも当たったし(tweet-sen だけどね)、良いことがありそうだ。


循環器内科から無罪放免された

 今日、循環器内科の診察がありまして、先日(6月21~22日)にホルター心電計でデータを取ったのを見ながら先生とお話。

 ホルター心電計で24時間計測しているあいだに一度不整脈(期外収縮)はあったものの、期外収縮は誰でも起きる物なので気にしない方がいいと。今回記録されたのは始まってから収まるまで1時間弱。もちろん発生中はそれに気づいてます。頻繁に起きるようなら話はまた別だそうで、頻度を自分で感じて「しょっちゅう」なのか「たまに」なのかと訊かれ、「たまにです」と言ったらこれはおしまい。

 その他の不整脈に関しては、心臓カテーテルまでやったし、造影剤いれてCT検査もやった。他にもいろいろ検査した。結果的に循環器内科としては問題が見つからない、まだ重篤な症状が出ている、続いているなら究明を続けるが、そういう症状もないので今回はここで終わりということになりました。

 私の場合、甲状腺に異常があり、さらに副腎が一つしかなく、そしてスイ臓のランゲルハンス島が壊れている。そこらから判断して「ストレスと体調不良」が引き金になって心臓への電気信号が乱れるのではないかということらしいです。ストレスには要注意だと。私の異常部分三つ、全部分泌内科の守備範囲なんですよね。私が診てもらってる先生、そこらの関連を何も言ってくれない。定期的な血液検査によるデータだと「正常値」の範囲に入ってるから問題ないという態度なんだけど、あくまでも検査したときの値だし、平均値のやつもあるし。

 セカンドオピニオンって言うんだっけ。分泌内科、他でも診てもらおうかな。でも、いまの病院は歩いていけるし、総合病院だからいざってとき緊急外来にいけるんで離れたくはない。電車に乗って医者通いって、たぶん私には続かない。

 ま、自己管理しかないんだろうね。死ぬも生きるも自分次第という当たり前の話に落ち着きそうだ。