ツイッターでもつぶやいたんですが、Band-in-a-Boxゲット以降の宅録三曲。どれもYoutubeのあの悩ましき「第三者のコンテンツと一致」が来ません。来るとうざいんですけど、来ないとなんだか不安になります。
Youtubeに楽曲をアップする人のほとんどの方があれに悩まされてるはずです。とりあえず来る。これは仕方ないと思ってます。理由は「Youtubeというもの」に書いたとおり。そういう商売(ビジネスモデル)ですから。
来ない理由を考えて見ました。
まず、それじゃないだろうというほうから(笑)
1:下手すぎてツールでの一致判断に引っかからない。
これは考えないことにしたいです。ほんとうにそうだったら悲しいじゃないですか(^_^;)
2:ツールの精度がアップした。
これはありそうだけど、ないように思います。ここらはいたちごっこというか、言葉は違うかも知れませんが、「摘発を免れる知恵」みたいな話しになっちゃいます。逆にツールの性能(精度)がアップしたら、違う曲に聞こえるけど実はパクりなんてのにも対応する方向に行くはずで、「下手だから」まで範囲に入ってしまう可能性が上がるだけ。
以上二つは「ありそうで実はないだろう」と思ってるやつ。以下、もしかしたらそれかも、のやつ。
3:楽曲の一致判定はメロディー(旋律)やコード進行ではない。
コード進行には著作権はなくて、同じコード進行で違う曲というのはたくさんあります。Band-in-a-Boxを使うようになってさらにそれを実感してます。だからコード進行は判定の基準になり得ません。楽曲の一致判断はメロディーで行うしかないと思うのですが...メロディって実は似たようなものがたくさんあるし、テンポやリズムを変えると一致判断はかなり難しそうです。
4:歌詞の問題。
楽曲の著作権は「歌詞」にもあります。音声認識の問題になっちゃいますが、Googleだし、そこらは当たり前のようにチェックできるはず。じゃあ英語の歌だと発音が悪ければ引っかからない? うーーん、これも悲しいのであまり考えたくないし(^_^;)、まあスマホやPCで音声認識出来る時代ですから、チェックできるはず。
この[3][4]は理屈で考えるとそれだよね、と思うんですが、それだとカバー曲には「第三者のコンテンツと一致」が必ず来そうなもんです。そこが引っかからないってことは、問題はそこじゃないとしか思えない。
5:著作権はまだ他にあります。
アレンジも著作物です。カバー(コピー)だと原曲のイメージを出したいので、その楽曲の特徴的な部分をそのまんま耳コピしてDAWで打ち込みます。もしかしたらそこらの「特徴的な部分」が引っかかるんじゃないかな。
Band-in-a-Boxで伴奏作ると引っかかる可能性があるのはメロディと歌詞だけです。オリジナルの特徴的な部分はないんですから。
それによく考えて見ますとね、伴奏を自演(自作)して、歌(音声)だけ本物をコピーするって、ちょっと考えられないです。ですよね? テンポあわせとか大変だし、そんな変なこと普通はしない。いまはボーカロイドとか音声合成で歌わせるのも多いから伴奏作って自分で歌わないならそれらに任せればいい。歌だけ他に著作権があるものを引っ張ってくる必要は無い。
問題になる多くは「伴奏を出来合のカラオケとか、CDから歌抜きしたものとか」使って歌だけ自分で歌うものですよね。あるいはまさに本物そのものを動画のBGMとして流すとか。
だから「伴奏の音源」しか見てない(チェックしてない)んじゃないか、というのが私の結論です。Band-in-a-Boxで作った伴奏は原曲とまったく違います。楽曲全体はカバー曲ですけど、伴奏部分だけは私のオリジナル扱い(著作権は私にある)です。
それともう一つ思ってることがあります。アップするときに書く説明(概要)。あそこも文字列チェックしてるんではないかしら。それこそGoogleのお家芸ですもんね。
ここ最近のアップの分はJASRACの「作品データベース検索」で調べて「JASRAC作品コード 0M2-5796-1 MISTY 」のように概要に明記するようにしてます。JASRAC管理曲であることが明示されてるとスルーされるのかもしれません。
長々書いたけど、結局最後のこの数行だけ書けば良かった話しだった気もします(笑)
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