Freestyleリブレ導入後、初の内科定例検診に行ってきた

 前回、1月30日から使い始めて8週間過ぎました。使用後第一回目の内科検診に昨日行ってきました。

 主治医といつもは5分前後で終わる話が今回は20分ほどになりました。私のあとの患者さん、待たせてごめんなさい。感触としてこの病院でのFreeStyleリブレの導入が本年1月からできちんと使用感を報告できる患者がまだほとんどいないようです。
 もしかしたら私が第一号なのかもしれません。いろいろと情報を知りたがっていました。新規導入患者の説明担当の看護師さんからも根掘り葉掘り質問状態。

 ただ、測定器本体で眺められる情報だけでは長期的な傾向の詳細はわかりません。販社のアボット公式サイトからソフトをダウンロードし、パソコンにインストールする必要があります。そしてリブレ測定器をUSBケーブルでパソコンと接続し、さらに取り込んだデータをメニューから相応なものを選んで年月日の範囲を指定して表示、あるいはPDFに出力...ですからね。私はPDFに出力したもの(全70ページ近く)のうちからたぶん先生が見たがるんじゃないかと思う物を取捨選択して30ページくらい印刷して持ち込みました。
 これ、出来ない人多いんじゃないかな。あちこちのブログを見ると、診察時に本体を持ち込んで病院でデータを吸い上げる方式のところもあるそうだ。たぶんそれが正解なんだろうけど、そうなると自分で分析して対策を練るという利点が減っちゃいますね。 やはりパソコンオタクでよかったなと思いました(笑)

 いろいろとお話ししたり使用感を訊かれたりのうち、これからリブレユーザーになるかたのためになるかなというのをいくつか書いておきます。

1:湯上がりに装着しないほうがいい
   主治医も「ああ、そうでしょうね」と頷いていました。皮下の毛細血管も拡張してますから出血事故になりやすいです。出血してもほとんどの場合センサーは問題ないようで、私は4回のうち2回目と3回目に出血させちゃいましたが(3回目にやっと、そうか湯上がりだからか、と考えるに至った)、二回ともセンサーは無事に作動を続けてくれました。出血すると怖くて焦りますがメーカーとしてはたぶん想定内。

2:装着は左右交互がいい
   導入時の病院の説明では利き腕の反対側の「二の腕の外側」と言われ、取説にも画像はそれしか載ってないです。でも測定するときに操作の心配なんかありません。スイッチ入れて電源オン。それをセンサーに「かざすだけ」です。利き腕だろうがなんだろうが全然関係ないです。二週間も貼り付けたままなのでかぶれなどを考えたら同じ場所連続は避けた方がいいです。

3:剥がすとき
   初めてつけたとき、装着は全然痛くないし違和感もなし。途中で剥がれやしないかとそれだけが心配でした。けど心配無用。剥がれる心配は杞憂でした。二週間経って剥がすときに実感します。剥がそうったって剥がれない(^_^;)
 装着時は痛くないのに、剥がすときは皮膚に貼ったテープをベリベリと剥がす感じで少々痛いです。「2」で左右交互がいいと書きましたが、二個目装着の時にその思いつきがなくて、剥がしてから風呂入ってよーく洗ってから二個目をつけようと。結果は出血につながったわけですが、剥がしてからじゃないと風呂入って洗えないじゃないですか。二週間もつけてるんだから装着部分、張り付いてる部分の皮膚はまったく洗えてないわけで。剥がしてすぐそこにつけると(ずらしてつけても一部は重なる)また二週間洗えない。どうしたって同じ場所につけるなら風呂入ったあととなりますよね。

 実は三個目は二個目と反対の腕につけたにも係わらず「剥がしてから風呂入って、出てから新しいのをつける」という意味のない固定観念に縛られ、湯上がりに装着して出血してしまいました。湯上がりだと必ず出血するってわけではないと思います。確率が上がって、たまたま二回連続でそうなったというだけでしょう。
 左右交互なんだから、剥がしてから装着するという順番じゃなくていいんですよ。期限切れになったのをつけたまま、逆の二の腕に新規のを装着すれば良い。数時間は左右に「使えなくなった旧、新しくつけたもの」がついたままでいいんです。
 で、あとで風呂に入ったときに要らない方を「お湯を馴染ませながら」ベリベリと剥がしていく。これでかなり楽に剥がせます。

4:装着する部位
   これに関しては私の想像です。先生もわからないと言ってました。なぜに二の腕(それも外側)のみを推奨しているのか。センサーの説明書に他の部位でも良いと書かないのはなぜか。

 以下、想像二つ。

 A:二週間張り付いている必要がある
  これが一番大きな理由ではないかと。腹に装着できたら女性でもノースリーブなどで悩まなくて済みますでしょ。フトモモの外側とかね。測定時に針刺さないで良いんだし、服をめくる必要もない。インスリンポンプは腹にカニューレ刺しますから前例がないわけでもない。
 でもね、風呂入って湯船につかりながら腹を見てて思いました。腹の皮って想像以上に動きます。伸び縮みします。インスリンポンプのカニューレ、たしか五日くらいで交換じゃなかったかな。それに腕だと風呂入っても水深数センチですが、腹は水深数十センチですよね。等々あれこれ考えるとここにリブレのセンサー貼り付けても二週間持たないように思います。
 フトモモとか他の部位も想像してみました。そこらはね、これも普段何気なくなんでわからないと思いますが、意識してみると「思いの外こすれる」んですよね。二の腕より皮膚の伸び縮みも多いように思うし、やはりここも二週間持たないように思う。

 B:精度の問題
  リブレは血液中の血糖値を計っているわけではありません。
 
  皮下の細胞の間にある間質液に含まれるグルコース(糖分)を計ってるわけです。間質液に含まれるグルコースの割合が体のどこでも同じってわけではないんじゃないでしょうか。濃度と言って良いのかもわかりませんが、間質液中のグルコース値がそのまま血糖値ではないわけです。本来の血糖値に計算(換算)して表示していると思う。部位によって血糖値への換算計算式が異なる可能性もあるんじゃないかな。と思うのです。だから、装着部位を指定していると。利用者のブログを見るとかなりみなさん好き勝手な付け方してるようなんですが、誤差が大きいと愚痴をこぼしてる方もちらほら。想定されてないことをして誤差が大きいと言われてもね。とか思いましたw

 たとえば二の腕でも外側と内側では間質液のグルコース濃度は違うんじゃないかしらね。皮下脂肪側と筋肉側だし。

 センサーのバラツキが大きいと言ってる方も散見されますが、このセンサー自体はそんな高度な精密機械ではないと思うんです。単純な工業製品。センサー自体に大きなバラツキがあるとは思えないです。たとえは違うかもしれませんが、Suica、あれがばらついてデータがまちまちになったなんて話はきいたことないです。もっともデジタルデータとアナログデータを比較してばらつきが、なんて言っても意味ないんですけど。とにかく機器の問題ではないとは思います。

 このAとB、どちらも推測なわけで、屁理屈こねてるだけかも知れません。が、説明されてる使用方法にはやはり提供者側としてそれなりの理由があると思いますので、説明書どおりに使用するのが無難だろうと思います。はい。

診察の結果など、別項にします。明日にでも続きを書きます。

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リブレ、早いもんで4週間過ぎて三つ目のセンサー取り付け

 フリースタイルリブレのセンサーは一つで2週間使えます。使えます、じゃなくて2週間しか使えません。「おおよそ2週間」じゃなくて、デジタルできっちりと2週間。有効期限切れ三日前から測定するたびに「あと三日」「あと二日」「あと一日」、期限当日になると「あと~時間」と表示されます。
 最初のセンサーは説明書に書いてあるとおり、起動後一日は不安定でした。リブレで49なんて表示されて(でも低血糖感なし)慌てて血液測定すると115だったり。二日目からは安定して血液での測定と大差ない数値を出してました。
 三週間目からの二個目はそんなことはなく最初からかなり精度よくて、気にして最初の一日は従来の血液測定と併用しましたが、最初から(一日目から)一桁(9以内)の誤差でした。これ、リブレの本体が学習してるんですかね?

 そして、本日三個目(5週目)に突入。前二回は左側に位置を少しずらしてつけたんですが、左右は毎回変えた方がいい(かぶれの問題)とどこかで読んだので今回は右腕側。

 取り付けたとき、三回目にして初めてちょっとした事件発生。よそのブログで見たことがあったんですが、自分の身に発生するとは思ってませんでした。

 風呂にのんびり入ってゆったりしてから新しいのをバシャッとつけたら。風呂入った直後はまずいんでしょうかね。見事に出血です。前回二個目も同じように風呂上がりでつけたんで、運なのかも。痛みは全然ありません。前二回と同じように怖々ではありますが、バシャッと取り付けた。うまくいった、よしよしと。ちゃんとついてるかな?と取り付け具合を触って確認。え?指が濡れた。風呂上がりでよく拭き取ってないところにつけちゃったのか?などと思いながら触った指を見たら真っ赤。いや、さすがに驚いてティッシュ当てて、どうしようかと。痛みはまったくないです。ただただ血が溢れてくるだけ。採血んときに針刺すときはチクッとするけど、抜いたあと血が溢れてきても痛みがないのと同じ感覚。

 なんで風呂に入ってからと言いますとw
 センサーをつけると、その部分は風呂入ってごしごしとは洗えません。入浴自体は問題ないです。きちんと防水されてます。
 でもやはり風呂入ってそこもきっちりと洗いたい。そのタイミングはセンサーを外して新しいのをつけるときしかないんです。


 このセンサー(前に使った画像流用)の真ん中の穴から血が。ほとばしるってほどでもないんですけど、したたり落ちる程度には出血してる。出血中の写真はないです。「そだ、写真撮らなきゃ」なんて全然思いもしませんでしたw
 しばらくティッシュで抑えてたら止まったようなんで、さてどうしようかと。これをはがして新しいのをつける? これ一つ当たり約7千円(自己負担それの三割)ですから安いもんではない。
 アボットに電話してみました。インスリンもそうですが、これらの医療品って24時間年中無休でサポート体制あります。フリーダイヤルで。家電製品とかの一般用品と違い、問い合わせる人が少ないんでしょうけど、待たされた経験ないです。電話即繋がる。

 聞いてみたら、血が止まらないなら外して別のところに新しいのをつけてくださいと。血が止まったなら一時間後(取り付けて起動してから一時間は測定できない)に測定してみて、センサーエラーにならなければだいじょうぶ。一日は安定しないから血液での測定と併用して、おかしいようなら外して取り替え。断言は出来ないが処方してもらった医療機関に持ち込めば新しいのと交換できる。アボットとしては医療機関から交換の申し出があれば拒否してないので医療機関次第です、と。

 一時間後に試して見たらエラーが出ずに測定可。フリースタイルリブレと血液での測定をし、大きなずれがないのも確認。でも予断許さずですかね。体内に留置されてるセンサーに血液が凝固したら測定できなくなるかも。ま、そうなったらなったで取り替えれば良いんで心配することはないかな。その問題が発生しなければ今回も装着直後から安定して測定できていそう。

 書いててふと気になったけどセンサーの真ん中の穴。なんであれがあるんだろw もしかして、こういう事態を想定して考えられてるんじゃないのかしら。装着時の血抜き用にw それ以外理由がわからない。

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フリースタイルリブレ使用感と感想

 前回も言いましたが、これ、革新的というか血糖値コントロールの革命というか。いままでにこういうものがなかったわけじゃないんですけどね。体につけて継続的に血糖値を測定するCGMとかありましたから。でも、格差補正っていったかな。結局一日数回(4回?)普通に血糖値を測定して機械に読み込ませないと血糖値に近い結果を望めない、つまり点ではなく線で変化を確認できるという利点はあっても、針を突き刺す血糖値測定は減らないという。ほかにも利用料が高かったりして使ってみたいとは思いませんでした。
 
 

 1月30日午後に使い始めてざっと一週間目、2月7日のグラフです。就寝前の0時半ころは血糖値154、就寝したのが1時少し過ぎ。夜の間は順調に血糖値が下がりつつ維持できてることがわかります。
 ちょっと寝坊して朝9時過ぎに起床朝食。朝食はヨーグルト、豆乳、野菜ジュースのみ(毎朝同じ)で26カーボ。私の場合、起床後から昼にかけて何も食べないでも常に血糖値が上がるので、26カーボに対して超速効を6.0打ってます。私のインスリンカーボ比は基本としてカーボ10gでインスリン1.8で計算してますが、朝だけそれに1.5~2.0単位くらい加算してます。
 昼の食前血糖値が146。65カーボの食事を摂って超速効インスリン12。
 グラフ見ると2時間後にピークが来てる。なぜ? インスリンが効いてない? 15時半くらいにまだ200オーバーだったので超速効を1単位追い打ち。突然一気に下がりはじめ1単位の影響ではないくらいに下がった。夕食前血糖値75。
 夕食は40カーボ(フルーツグラノーラ50g+牛乳200cc)で7.5打つところをマイナス1単位のインスリン6.0。1時間後くらいに急上昇したあと、就寝前には58と低血糖。これじゃ寝られないので補食を10g。

 この血糖値の変化、以前の食前測定だけだったら「起床(朝食前):124」「昼食前:146」「夕食前:75(途中で追い打ちしてなかったらたぶん100前後)」と、なにげに良いコントロールと思ってた可能性大。HbA1cは平均値なので、ずっとこんな調子でも6.5前後を長年維持出来てましたしね。

 これって、持効型(基礎インスリン)が多すぎるってことだよね。それ以外の原因だとすれば、インスリンの効き目ピークが私に合わないってことになっちゃう。GI値とかの関連ももちろんあるだろうけど、それにしても合わない。
 基礎インスリンが効きすぎてるから次の食前までには下がってるけど、摂取したカーボ消費に足りない超速効しか打ってないから途中は高血糖。この高血糖の山を平らにするためにその分の超速効を打ったら、山はなくなるけど谷が深くなって確実に毎回数時間後に低血糖になるはず。食べる量を減らすというのも手でしょうが、見てのとおりかなり少ないです。リタイアしてからはエネルギー消費が少ないので必然的(自然的?)に食べる量も減りました。

 という考えの基、2月7日から持効型を以前より1単位減らして様子みることにしました。
 ちなみに私の使ってる持効型の「トレシーバ」は有効時間が長くて半減期が24時間だそうです。つまり注射して一日経ってもまだ半分体に残ってる。一日一回注射したときに残ってる分は加算されていきます。具体的には最初に10打ったとして、二日目に10打ったときの体内残存量は15。三日目に10打つと体内残存量は17.5となるわけです。安定してくるのは一週間から10日かかる。
 トレシーバの注射単位を変化させても、その変化が体感できるのも一週間から10日かかるわけです。私の実感としては4日から一週間くらいかしらね。そのくらい経たないと減らしたとか増やしたとかの影響は感じないです。
 
 

 そして持効型トレシーバを1単位減らして約一週間。まだカーボインスリン比は1.8のまんまいじってないので食後に少し高めになるのは同じだけど、明らかに低血糖が減ってる。これもまた食前血糖値だけを見てたときは、120,120,112とかなり良いコントロールと思ってそう。なお、16時過ぎに10カーボ摂取してるのは「おやつ」ですw2単位追い打ちして食べました。

 1単位減らして一週間過ぎたので、本日(2月14日)からさらに1単位減らしてみました。また一週間くらい様子を見つつ、次の対策としてインスリンカーボ比を2.0(カーボ10gで超速効を2単位)にしてみようと思ってます。目標は全体的になだらかなグラフになること。

 ざっとまあこんな具合にフリースタイルリブレは役に立ってます。点ではなく線で把握できるからこそです。

 費用負担も患者側としてはいままでのとほとんど変わりません。医者側(病院側)は噂では出せば出すほど赤字(病院負担分が多い)と聞きます。ほんとかどうかは知りません。保険適用になったくらいなんだから赤字ってのは間違いなんじゃないかな。導入してないところは医者側として新しい物の導入がめんどくさくてイヤなだけ、あるいは業者側とのリベート問題もありそう。フリースタイルリブレのアボット社以外の血糖値測定器を導入してたとしたら、そこを切らないといけませんしね。アボットはたぶんこの製品で強気でしょうから病院側への見返りもきつそう。フリースタイルリブレを扱うことで赤字になるのではなく、懐に入ってくるものが減るってことではないか、などと穿った見方をしておりますw まあ大きな括りで、それを赤字と言うんだよということなのかもしれないけど。

 もう一つ。フリースタイルリブレのセンサーは当たり外れが多くて測定値が信頼できないという意見も他で目にしましたが、それはちょっと違うと思う。センサーそのものは組みたて方で精度が変わってしまうような物では無く、単純な工業製品。製品自体のバラツキは使用者が気にするほど多くないはず。
 センサーの精度が悪いんじゃなくて、付け方の問題だろうと思ってます。体のどこにでもつけられそうなのに、二の腕の裏側のみ(ん?こっちが腕の表か?)指定というのも「そこしかダメな理由」があるはず。インスリン注射をする腹などにつけられれば、服の上から計れるんだから使いやすいはず、とくに夏場のノースリーブを気にする女性なんかもつけやすくなるだろうに、そこがだめなのはやはり同じ「ダメな理由」があるからなんだと思う。深く追求するつもりはないけど、「そこにつけろ」と説明されてるんだからそこにつければいい。おそらく、有効な精度を得られる範囲(つける場所)が狭いのではないでしょうかね。同じ場所につけ続けるとかぶれが心配だけど、もうしばらく使い続けないとそこらはわからないですね。二個目は自分では少しずらしてつけたつもりだったんだけど、ほぼ同じ位置につけてしまった気配。

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