いまさら訊けないメーラー(OutLook Express系)の設定

 多くのかたが OutLook Express、Windows Mail(Windows Live Mail)を使ってると思います。当然アカウントの設定はできている。でないとメールの送受信ができないですからね。でも、ほとんどの方が設定はそこまでで、オプション設定はせずに初期値のまま使っているのではないでしょうか。
 でもね、セキュリティだけで考えてもかなり必須に近い設定もあります。知らないと迷惑メール業者の餌食になりかねない設定もある。ということで、設定のおさらいです。

 ところで上記のメーラー三種。三つ含めて「OutLook Express系」と表現します。Windows Mail は VISTA からしか使えませんが、Windows Live Mail は Windows Mail の後継メーラーでありながらXPでも使えます。設定は三種ほぼ共通。OutLook Express をお使いの方も、設定そのまま自動的に引き継ぎますので Windows Live Mail に移行することをお薦めします。今回は Windows live mail の設定ダイアログを見ながら説明します。OutLook Express の設定画面もほとんど同じです。

 設定の説明に入る前に全体的な考え方としてのレクチャーを。ニュースグループを使ってる方はいない(それを使うような方は設定の説明など要らないはずだから)という前提で進めます。ちなみにニュースグループというのはメールシステムを利用した掲示板(みたいなもの)です。WEB が全盛になる前に、インターネット上でのコミュニケーション用として発展しました。いまでもありますが、コアな人たちの情報交換の場です。

 まずメールの送受信はテキスト形式にする、というのが基本です。htmlメールはカラフルに飾れてきれいだし動画や画像も表示できる。これぞ電子メール、という感じがするんで、htmlメールでやりとりする人も多いですが、実はとても危険です。それに通信環境は人それぞれ。自分と同じ環境を相手も使ってるとは限りません。身内間のメールならともかく、仕事絡みはもちろん、趣味のメールでも知らない相手に出すメールはテキストにするのが一般的です。開封確認関連も使ってはいけません。

 大きな理由は迷惑メール対策とウィルス対策。迷惑メールを大量に出す業者はメールアドレスを大量に抱えてます。そのメールアドレス。全部が活きてるとわかって出してるわけではありません。すでに使われていないアドレスも含まれてます。彼らとしてもできるなら有効なメールのみを出したいはずです。htmlメールを受け取る設定で画像つきメールを開いたとします。まるで WEB サイトをそのままメールで見てるような綺麗な表示。これが危ない。画像を添付してきているならまだマシですが、そうではなく相手のサイトにある画像を表示するようになっていることが多いです。それらを自分のメーラーで表示するということは、その相手のサイトに画像をくださいと通信してるのです。ですから相手には「このメアドの人から画像をくれと言ってきた。このメアドは活きている」と把握できることになります。さらに、相手側にある画像だけではありません。相手側にあるCGI などのプログラムも動きます。こちらから訪問するインターネットでは匿名を保てますが、メールは相手が名指しでメールをしてくるのですし、そのまま反応するのですから、匿名ではなく「どのメアドから反応があった」とわかってしまうのです。怖いですよ、これ。同じ理由でメール本文に散らばってる「リンク」も絶対に踏んではいけません。メールにあるリンクを踏むと相手に「誰に送ったメールからリンクをたどってきた」とわかってしまいます。これもまた「このメアドは活きている」という証明になってしまいます。当たり前ですが「メール送らないでくれ」などと返信するのは絶対ダメです。

 全体の方針はそういうことで説明を進めます。

 メーラーを起動し、メニューバー → ツール → オプションでオプション窓を出して設定をします。

(画像はクリックすると拡大します。画像の両端をクリックすると次の画像に移動します)
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全般:この中は好みです。常用メーラーとして使ってるのか、サブメーラーなのかで多少違います。項目は見ればわかると思います。ニュースグループ関連のチェックはすべて無しでOKです。

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読み取り:メッセージはすべてテキストで受け取る、にチェック。それ以外は好みで。フォントについては、XPの方で「メイリオ」をお使いの方はフォントボタンを押し、メイリオに設定すると読みやすいです。メイリオをお使いの方は「□常に Cear Type を使用する」、にもチェックを。XPでメイリオフォントをお使いでない方は WinXPで使うフォント(メイリオ)の話し を参照してください。

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確認メッセージ:さて、ここが重要です。開封確認メッセージを自動的に送信してしまう設定には絶対にしてはいけません。到着したメールを開封したよと相手に伝えるのは、これがビジネスだけならとても有効だろうと思います。でも迷惑メール攻撃が続く現在においては、この確認メッセージは相手に存在を知らせるとても怖い機能です。したがって、自分が出すメールでも相手に開封確認メッセージを要求しない。届いたメールの開封確認メッセージを送信しない。これを徹底してください。セキュリティで保護された確認メッセージについても、現状ではそういうメールの送受信はほとんどないですので、確認メッセージのやりとりは無しにしてください。普段使われない機能というのは使う設定にしておくと、「それを悪用した手口が開発されたとき」に気がつかないまま利用されたりして危険です。

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送信:送信は好みで。画像は Windows live mail のものなので OutLook Express にはないものもあります。送信の形式はテキスト形式、テキスト形式の設定は私はこんな感じ。
そだ、一カ所好みじゃなくて推奨設定があります。「返信に元のメッセージを含める」のチェックを入れないでください。いわゆる全文引用を初期値にするかどうかの設定です。
インターネットというのは基本的にバケツリレーの形でデータが流れていきます。したがって、経由するどこかのサーバが調子悪いとそこでしばらく止まったりすることがあります。インターネットの初期の頃はこの「調子が悪いサーバ」が多く、メールが遅れることがありました。経路によって違いますので、あとから出したメールが先に着くということも多々あったわけです。そのためにメールのやりとりをするときに「あなたからのメールをここまで読んだ上での返事だよ」を明確にしないと、あらぬ誤解が生ずる危険もあったわけで、そのために全文引用してました。メールを利用したインターネットニュースなどではそれが顕著でもありました。いまの掲示板と同じように多人数で意見交換してるわけですが、掲示板と違い、いま書き込んだ物がリアルタイムで表示されるわけではありません。当然、書き込みも時系列に並ばないため、何を読んでの返信なのか明示しないと議論にならなかったのです。私自身の経験でいえば「三ヶ月遅れでメールが届いた」ことがあります。これが最長不倒距離ですかね。数日かかるなんてのはざらでした。

 いまのサーバ事情はそんなことはありません。よほどの事故的なものがない限り、ほぼ瞬時に届きます。メール内に相手のメール内容を全文引用するのはサイズがふくれてじゃまなだけです。作成画面に相手のメール内容が表示されてしまうなら、それは全部消してから送信するのがマナーだと思ってかまいません。

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作成:ここはほぼ初期値のまま(なはず)

残りの「署名・スペルチェック・接続・詳細設定」については好みなので説明省略


オールディーズなどいかがでしょう

 厳密なジャンル分けだとオールディーズとは言わないかも。私にとっては昔の曲はみんな「オールディーズ・バット・グッディーズ(Oldies But Goodies)」なんであります。

 再生が始まったらブラウザを最小化しちゃって、別にブラウザ起動したらいいと思う。つまりブラウザをプレイヤー替わりに使う。私は Youtube の再生リストを流すときは Chrome 使ってる。Youtube と Chrome はどちらも Google なので相性良さそうだから。別に相性関係ないんだけどね。FireFox で再生してもう一つ FireFox 起動しても同じ。

 曲目は変動します。以下の曲目はこのエントリー投稿時のものです。BGMとして流しっ放しでどうぞ。

[ビコーズ(Because)]・[Blue velvet]・[Mr.Lonely]・[Oh, Pretty Woman]・[Only The Lonely]・[ROUTE 66]・[Little Darlin’]・[Bohemian Rhapsody]・[悲しき雨音(Rhythm of the Rain)]・[花咲く街角]・[砂に書いたラブレター]・[Stand By Me]・[Walk Right In]・[Live at Jack’s]・[Sitting on the dock of the bay]・[ローハイド]・[サンセット77]・[ミスター・ベイスマン]・[ライオンは寝ている]・[Silence is Golden]・[オーバーザレインボウ]・[Yellow River]・[My little Lady]・[ボタンとリボン]


スパム(SPAM)書き込みが来るようになってきた

 といっても、まだ大騒ぎするほどは来てないです。Wordpress に同梱されてくるスパム撃退プラグイン「Akismet」をほぼ最初から動かしてまして、いまのところ100%捕捉してくれてます。開設二ヶ月で25件ですからまだまだ少ない。

Akismet は25件のコメントスパムからあなたのサイトを保護しました。

 こういうのは増えてからじゃ面倒なので、スパムが来るたびにその IP を .htaccess に追加してます。スパムは一度来ると同じところから何度もしつこく来ますから。アクセス制限掛けちゃえば少なくともそこからは来なくなる。スパムリストだから晒してもいいのか。晒しておきますね。そこを使ってるってだけの単なるISPの羅列だとは思いますけど、外国から日本語だけのウチに来てもらわなくてもかまわないですから遠慮無く制限かけちゃってます。

 ロシアとドイツが多くて、意外なのは中国が少ない。で、スパムコメントが書き込まれる場所は全部同じところ。「ゲストブック(もどき)」。スパムコメントはわざわざここまで来て手動で書き込む分けじゃなく、自動なわけです。自動にするためにはそのためのテンプレート(書き込み先リスト)が必要。ウチの「ゲストブック(もどき)」に書き込むためのテンプレートが出回ったということです。処理しきれなくなったらコメント書き込みできないようにすればいいんだろうけど、ここだけに集中させておけば「スパムホイホイ」になっていいかもしれない。

 でね、ふと思ってサーバのアクセスログをしげしげと眺めてみました。検索ロボットのアクセスは Wprdpress の解析ツールで除外してます。アクセス記録そのものが解析に含まれず見えないようにしてある。アクセスログを見て第一に感じたこと。

Baiduspider ←コレ多すぎ。Baidu って「百度」です。中国系の検索ロボット。そこの日本法人から半端じゃない数のアクセスがある。

 中国の検索サイトになんか載らないでもいいんで、こいつもアクセス制限をかけました。そしたらですね。なんと不思議なことに増えつつあったゲストブックへのコメントスパムがぱたっと止まりました。偶然かもしれませんが、こいつがウチの情報をテンプレ化して流してたんじゃないかと疑ってます。ほんとに偶然かもしれませんがね。スパムコメントで困ってる方、.htaccess が使えるなら「百度」を弾いた方が良いかもしれませんよ。