2018年01月一覧

カメラが欲しい。その(4) 買いました!

これです。前回の「その(3)」で書いた条件要約をほぼ満たす機種です。

ルミックス G8 DMC-G8M-K 12-60 ミラーレス一眼

 その(3)で一眼レフはパスと書いた件、もうちょっと説明しないとわからないかも。
 一眼レフの「レフ」というのは反射板のこと。つまりミラーです。
 レンズを通った光は普段はミラーで反射させてファインダーへ。撮すときはミラーを跳ね上げてフィルムに行きます。光学式なので電源いらずでファインダーを覗けます。が、光学だけではなく工学の分野に入るような機械的な構造なのでどうしても重く複雑になります。耐久力は歴史が証明してますね。日本の一眼レフカメラの耐久力は世界的に定評があります。
 ミラーレスとはそのファインダーに行くための光をデジタル処理してるものです。ミラーをなくすことにより、反転画像を正像に戻すためのプリズムも要らなくなります。機械的な可動部分も減るので軽く壊れにくくなります。
が、ファインダーに表示させるには電気を使います。バッテリーがなくなったら見えません。まあ、デジカメもスマホもそうですがバッテリーが上がったら何もできませんけど、デジタル機器というのはそういうものです。

 旧来の一眼レフのフィルム感光部分をデジタル化したのがデジタル一眼レフ。一眼レフの肝であるミラーをやめ、ファインダーもデジタル化したのがミラーレス一眼。ミラーレス一眼はデジタルしかあり得ないので、デジタルミラーレス一眼とは言わないようです。当たり前ですが「ミラーレス一眼レフ」というのもありえません。

 シャッターはなぜかいまだに機械式が優先されてるようです。フォーカルプレーンシャッター。昔、レンズ交換できないカメラはレンズシャッターでした。カメラとレンズが一体構成なのでレンズ側にシャッターを組み込める。レンズ交換式カメラはレンズにシャッターを組み込めないのでボディー側にシャッターがついていました。フォーカルプレーンシャッターは幕が走る速度は一定なんですが、先膜を追いかける後膜のタイミングで光をフィルムに当てる時間調整してる。当時のフォーカルプレーンはシャッターが全開するのは60分の1秒くらいまでだったと思う。だから点灯時間が短いスピードライト(ストロボ、フラッシュ)はシャッター速度を遅くしないと同期できなかった。
いまも理屈的には同じでしょうが、電子シャッターってのもあるんですよね。ルミックスG8でも両方用意されてます。電子シャッターがメインじゃないのはなにかまだ調べ足りない理屈があるんでしょうね。

その(1)」で書いた広角から標準、せいぜい100mm前後くらいまでのズームがあればそれ一本でいい、ってのも満たしてます。12mmから60mm、従前のカメラでいうと24mmから120mm相当です。ただし、ズームは電動ではありません。

 一週間前の22日月曜日に定例の診察で新横浜に行ったついでにビックカメラ新横浜店に行きました。
 実機を見に行くまで、心中かなり迷いに迷ってました。一眼だけでなく、いわゆる「高級コンデジ」もすっぽりと「条件」を満たしてしまうんです。
 ただね、どうしても高級コンデジのズーム倍率数十倍(50倍とか60倍とか)ってのが気持ち悪くて。でもこれは調べていくうちになぜにそんなに安く軽く数十倍のズームがついてるのかがわかってきたので、大きな障害にはならなかったのではありますけど。

 なぜそんな倍率でも小さくて軽いのか。昔で言うところのフィルムに該当するセンサーが小さいんです。センサーが小さければレンズも小さくてすむ。口径が小さくなれば大倍率のズームレンズ全体が小さくなる。さらにレンズ交換式ではなく本体とレンズが一体であるのも小型化に有利と。センサーは大きい方が理屈的には画質が良いわけですが、どこまで画質が必要かって考えると難しい問題ではあります。元からA3版を超えるような大サイズプリントをするつもりはありませんしね。
 センサーが小さいといっても、20年前のデジカメ創世記のものとは比較しようがないくらい十分な物だと思います。などと理屈で考えると少し割安で軽量な高級コンパクトデジタルカメラは魅力的。

 でも、お店で実機を手に取ってみた瞬間に「高級コンデジか一眼か」の悩み終了。
 しつこく数回にわたって書いてきましたが、私は「写真が撮りたいんじゃなくてカメラが欲しい」のです。コンデジは何台も機種替えして所持してきた。いくら内容的に高級でも持った感じも見た目もどうしてもコンデジ。私にとってそれじゃ意味ないってのを一瞬で悟りました。これじゃカメラを持ちたい所有欲を満たせない(笑)
 高級コンデジには一眼に似せたスタイルのカメラもありますが、見た目だけ一眼なんて、ね...なんかせこいじゃないですか。いや、深く考えずに「良いカメラ」として使うのは十分有りです。が、私の今回の欲求は、ってことです。

 ああ、蛇足ですが、「一眼」ってのは「レンズ交換ができる」を意味してると思っていいです。もちろんそうじゃないのもあります。レンジファインダー(レンズを通して見るファインダーではないタイプ)でレンズ交換できるのもあります。交換するためのレンズは買わないと思うけど、レンズを外せるのは利点かも知れないです。カバンに入れるときカメラって意外に場所を取ります。本体とレンズを分けられればかなり収納が楽です。

 実機を見た後、ルミックスにするかキャノンにするかニコンにするか迷いました。最終的にパナソニックのファンであることが決め手だったような気がします。


 操作(使い方)を覚えるまでが大変そう。ダイヤルやらファンクションボタンやら山盛りです。


 結局は「おまかせ」という全自動のシャッターボタンを押すだけでずっと行っちゃうのかもしれませんw
 いや、たいていの人はそうなるんじゃないかな。設定次第で露出もピントも全部手動でできるようになってるし、色補正とかあれやこれやあるけど覚えてられないです。



 薄暗い曇天で取った写真なのでどよっとした感じだけど、上がルーミックスDMC-G8M、下がスマホ(FREETEL麗)。どちらも何の設定も無しにオートのまま写した物です。G8でサイズを1:1にして撮ったので、スマホの写真をほぼ同じ大きさになるように切り取りはしましたが、その他の編集はしてません。露出が違うのはたぶん私の設定が変なんでしょう。そこは気にしないで画質だけ見てほしいw まあ、いずれにしてもブログにアップした段階でサイズ調整されちゃって両方ともかなり劣化してます。

 動画も撮ってみた(うまくここにアップロードできなかったのでリンクです)。これもただただシャッターボタンを押しただけ。設定はなにもいじってません。いじろうにも出先でマニュアルが手元になかったらいじりようがないです。普通に喋ったのが大きくというか綺麗にというか入っちゃったので音だけ消しました。次に動画撮るときは喋らないように気をつけよう。
手持ちだし、撮しながらズームも手動でリングを回してます。つまり60mm(旧120mm)の望遠レンズカメラを片手で保持し、片手でレンズのリングを回してる。手ぶれ補正機能がすごいです。
 30秒程度の動画でパソコンに移動したときに100メガくらいあったのが音を消すために編集したら30メガになっちゃった。ちょっと劣化した感じがする。
 私は写真なら手持ちで手振れさせない自信があります。体で覚えてる。
 でも動画は昔のコンデジやスマホで動画を撮ったとき、もう画面めちゃくちゃでした。もうぶれぶれw このカメラならなんとかなりそう。
 そういえば、スマホのタッチ式シャッターでかなりめげたっけ。あれは難しい。シャッターを押すのではなく画面を触るのに動かすな、というのは難しいです。タッチしたときではなく、そのタッチを離すときにシャッターが切れるってわかってからは少しマシになりました。


カメラが欲しい。その(3)

 まず、前回書いたことの訂正から。
 CRT(ブラウン管モニター)時代にドットで表現しなかったってのは記憶違いでした。もともとパソコンはデジタル機器なのでアナログであるCRTも画素数表記してました。
 モニターのサイズで画素数もほとんど決まってた。14~15インチだと640×480(VGA)か800×600(SVGA)、17インチになると1024×768(XGA)。IBM互換機と言われるDOS/V機が一般的になる前はNECのPC9801が主流で640×200(400)と縦が少なめ。
 余談ですが、そのため、アメリカで人気のゲームがあっても画像処理の問題でなかなかPC9801には移植されなかった。640×480でデザインされてるゲーム画面を640×400で表示させるにはデザインしなおすしかないですから。
 どっちにしても表示する側の画素数は80万もなかったわけで、ごく初期のデジカメは30万画素くらい? すぐに80万画素が主流になった気がする。プリントするのは従来のフィルムカメラであり、デジカメは画像で見るだけってスタンスでした。そのうちカメラとして認知されるにつけ、フィルムカメラがすたってデジカメ一本で行けるように画素数競争に発展したんだよね。プリンターもそれを追いかけて進化してった。

 もう一つ。前回、昔のレンズシャッターカメラのレンズF値が1.8が普通って書いたけど、ちょっと違ったかも。普及型では2.8が一つの壁で、高級タイプが1.8だったような気がしてきた。

 さてさて、では「おまえはそれでいまどんなカメラを欲しいのか」の核心に入っていきたいと思います(笑)

 長々と書きましたが、要約すると

1:ファインダーを覗いてシャッターを切りたい。
2:カメラなんだから写真は撮るが、写真を撮りたい欲求があるわけではない。
3:写真撮影が目的ではないのでレンズ交換までしたいとは思わない。
4:レンズ交換は不要だが、一眼レフを拒否するわけではない。
5:ただ、従来の一眼レフは構造的にミラーが省けず重くなるのでパス。
6:ファインダー(電子ファインダー)があるならコンデジでもかまわない。
7:プリントは滅多にしないし、それが目的じゃないので画素数にはこだわらない。
8:些細なことかも知れないけど、Wifiは必要。
9:肝心な予算。10万円を超えるのは絶対に無理。8万円くらいまでがせいぜい。

 そんなとこかしら。

 ミラーレス一眼とそうじゃない一眼レフの違い、詳細は省きますが簡単に言うなら重さの違いだけじゃなくシャッター切るときの音の大きさも違います。ミラーがあればミラー動作する分だけ音が大きいです。記者会見などでカシャンカシャン的な音が絶え間ないのは彼らのカメラから出るシャッター音。もともと一眼レフで主流のフォーカスプレーンシャッターが音が大きめ。それに加えてのミラー音ですから。

 Wifiについては、最近のコンデジはWifi内蔵だと思うけど、いま持ってるコンデジであまり写真を撮らないのは、撮った写真を取り込むのがめんどうだからというのもあるんです。一々USBコードをつないで転送しないといけないのがめんどう。でもBluetoothだと、外出中はスマホのBluetoothはイヤフォンに繋がってるので外では使わないな。

 そんな条件でアマゾンやらビックカメラなどのオンラインショップを眺めましたら、まああるわあるわw 極端にいうとその条件にあうカメラって数万円からあるのね。ただ、やはりレンズにはこだわりたいのです。写真を撮りたいわけじゃないってのと矛盾しそうですが、デジタルでしか見ない画像であっても(画素数にこだわりはなくても)、描写力に雲泥の差がありそうです。私の条件を満たしていて3万くらいからあるコンデジはレンズに手を抜いて見てくれのスペックだけ上げてる感じが大。光学ズームで60倍って、私の撮る写真で1200mm望遠が欲しいなんてことは絶対にない。光学60倍ズームがついて3万円台なんて、写真を撮るためのレンズじゃないでしょ。ありえない。3万くらいで光学60倍ズームっていったいなんなの、って思っちゃう。やっぱりコンデジは無視でミラーレス一眼しかないかなぁ。

 10万円以上はちょっと無理です。そこまで贅沢ができる身分じゃない。
 色々条件を合わせていくと6~8万くらいまでで金額的にもスペック的にも折り合いがつけられそう。

 あまりにも機種(メーカー)の選択肢があるので目移りします。消去法で行くしかないね。
 まず、ソニーは消します。理由略w
 次に懐かしのブランドを調べてみました。

オリンパス:初めて所持した35mmカメラがオリンパスのレンズシャッターカメラ。さらに、新婚旅行に持っていったのが兄から借りたOM1。それまでの一眼レフ(1.4Kg程度)からは想像もつかない軽さ(600g台だったかな?)に驚きました。私にとって懐かしさナンバーワンのブランド。だ・け・ど。いまはソニー系列なのね。しょうがない、これも消します。

ペンタックス:アサペンです。CMが記憶に残ってます。「ペンタックスペンタックスペンタックス ぼーえんだよぼーえんだよぼーえんだよ ズ~~ムだよ」だったかなw
 これもいまはリコー傘下なのね。リコーは嫌いじゃないんだけど、カメラとしての印象がいまいちなのでパス。候補がありすぎての消去法なんでごめんね。

フジフィルム:なにせ初めて持ったカメラがフジペットだし、その昔、8mmでもお世話になりました。そして、なんと初めて買ったデジカメ(20年以上前かな)もフジなんですよ。一応、ここは候補にしとく。レンズはフジノンだったっけ。カメラメーカーとしてはあんまり有名ではないかも。昔のカメラブランドは「フジカ」だったと思う。「写るんです」もそうだけど、カメラを売りたいっていうより、フィルムを使ってもらいたいのでカメラも作っちゃったってイメージが濃いw

ミノルタ:ここもソニーになっちゃったのね。コニカ(フジフィルムのフジカ、小西六のコニカ、どっちもフィルムのためのカメラw)はどうなったろうと思ったら、コニカミノルタになってからソニーに吸収だからコニカもないわけだ。ミノルタの当時のキャッチコピーは「宇宙に行った最初のカメラ」だっけ。NASAに採用されたんだよね。ああ、ミノルタのブランドレンズ、ロッコールはケンコー・トキナーになったのか。今回調べてたらトキナーの単体レンズ群が多いなと思ったんだけど、ロッコールの血統なのね。人気ありそう。ミラーレス一眼買って、もし交換レンズ欲しくなったら候補にいれよう。コニカのヘキサノンはどうなったんだろ。ソニーのレンズがそうなのかな。

ニコンキヤノン:となると残るのはこの二社? なんか当たり前のところに落ち着いた感がw ミラーレス一眼にはペンタプリズムないんだから、頭の三角は構造的にはないんだけど、「一眼レフだよ」の強調デザインなんだか三角があるのが多い。電子とは言え、ファインダーをつけると、後ろのどこにつけるかの問題もあるからかな? あの三角がないと後ろの真ん中上部にファインダー置けなさそう。デザイン的に。その三角部分にロゴがあるわけで、Nikon、CANONは、やっぱりカッコいい。ちなみに外人さんはニコンじゃなくナイコンと読む方が多いらしいです。ライカタイプのミラーレス一眼も多いけど、ファインダーがつくとちょっとお高めな価格設定だね。関係ないけど、CANONはキャノンじゃなくてキヤノン(ヤが小文字ではない)が正式名称。まあ、読みはキャノンですw 戦前のカナ表記法がそうだったってことらしい。古い会社だからね。ニコンは日本光学を愛称化させただけ。

ルーミックス(パナソニック):あ、これも好きです。パナソニック大好き人間だから。光学カメラ時代のメーカーじゃないけど、ルーミックスのブランドレンズはライカを使ってる。もっともライカのレンズを使ってるのはお高めのやつだけみたいだけどね。一応は候補に。

ライカ:高級品が主体みたいで、安いのはなんだか値段相応以下なイメージがあるので候補には入れない。

 いくつかに絞ったら、店頭に行って実際に触ってから決めようと思います。うちの近くだと新横浜までいけばビックカメラがある。月末に1型糖尿病の診察があるから、最長でそのとき。もっと早く何かの用事か、あるいはわざわざカメラのために行っちゃうかもしれない。インフルエンザが大流行しそうって読んだから、お出かけはなるべく控えた方がいいのかもしれない。


最近の物欲。カメラが欲しい。カメラについて語ってみる。その(2)

 最初に書くの忘れたけど、私の持ってるカメラや写真の基礎知識ってアナログ時代のものです。写真自体にはアナログもデジタルも関係ないですけどね。同じ用語が使われていても微妙に内容が違うのもありそうです。

 アナログにはなかったものというと、まず画素数ですかね。パソコンのモニターとかテレビもCRT(Cathode Ray Tube、ブラウン管)の時代には単に画面サイズをインチで表現してました。液晶時代になってドット数で解像度を表現します。解像度だけを考えれば1ドット=1画素。最初のモノクロ時代は単純に光るか消えるかだったので「ドット」。そのうち一つのドットに三原色とか明度とか複数の情報が入るようになったので画素(ピクセル)と言うように。

 カメラの選択基準に画素数を考える人、多いと思いますけど画素「数」はそんなに重要じゃないです。無視して良いってことじゃないですけどね。
 撮った写真を常に大判(A3とか)にプリント、それも高価な写真画質の用紙を使いまくって展示するような人なら画素数は重要かもしれないけど、プリントなんて滅多にしない。デジタル画像で見るだけな人がほとんどでしょ。せいぜいたまにA4版、それもコピー用紙あたりに印刷するだけw 使うプリンタも普及型の一万円前後のやつだったりするしね。

 画素数と解像度はイコールなんですが、イコールではないのです。その画素数を活かせるプリンターを使ってその画素数のまま印刷できればイコール。
 そうでなく、たとえばね、パソコンのモニターで見るとしますよね。私の使ってるモニターは1920*1080です。つまり2,073,600です。約200万画素しかないんです。
 デジカメのピクセル数表現はモニターのとは違って1画素4ピクセルって聞いたことあるんで、カメラの2千万はモニタの500万画素ですかね?
いずれにしてもカメラでは800万ピクセルくらいあれば十分ということになりそう。 撮影し保存したデータをパソコンでそのまま表示すると写真の一部しか表示されなくてスクロールさせないと他は見えない。経験ありますよね?
 写真全体を画面に納めるように表示させると、元はどんなに高画素であっても200万画素相当の写真になってしまうのです。デジタル処理して画面の大きさに縮小表示してる。画面で見る、インスタに載せるだけなら「画素数を誇るカメラ」は要らないんです。

 でも、画素数の多いカメラの方が綺麗に撮れるじゃないかと思う人もいるだろうと思います。そうなんだけどそうじゃないんですねw

 写真の解像度はレンズの性能によるところが大きいんです。それとセンサーの性能(昔で言えばフィルムの質)。

 簡単に言っちゃうと高いカメラには良いレンズがついてる。高いカメラの画素数は「多い方が良いと思ってる普通の人が手を出してくれるように」画素数を多くしてる。というか、あれこれ高機能にすると必然的に画素数も多くなってしまう。
 レンズの次にセンサー(昔ならフィルム)ですね。これがよくないとレンズを通ってきた光をきちんと記録できない。レンズやらセンサーやらを良い物にすると、それらを使う人は「写真」を趣味にする人で「写真」として大きなサイズをプリントする人となりますから、とうぜん画素数も大きくしないとボトルネックになってしまう。

 結果として高級カメラは高価で重たい物になっていきます。写真そのものを趣味とするかどうかで必要なカメラは変わってきます。家族のスナップやインスタに載せるだけの写真を撮りたいならコンデジやスマホカメラで十分です。

 次、焦点距離の話をしましょうかね。

 これ、昔から不思議に思ってるんだけど、「広角」「望遠」と言いますよね。なんでだろ。「広角」ってのは写角のことで大きな範囲を撮せるレンズのこと。フィルムにせよセンサーにせよ物理的な大きさが決まってますから広い角度で大きな範囲を撮せば写ってる物は小さくなります。望遠って、望遠鏡から用語が来てるんだろうけど、広角というなら対語は狭角なんじゃないかなと。望遠というなら対語は近接ではないかしらん。

 望遠は狭い角度で光を取り込んで撮します。物理的に同じ大きさのフィルムやセンサーにそれを記録するので遠くのものが大きく写ります。ただし狭い範囲で。

 ズームレンズは一本でこの広角と望遠を使い分けます。焦点距離を変えるために物理的にレンズを前後させる可動部分がありますので、理屈的にはきっちりと計算されて固定されてる単焦点レンズより質が落ちることになりますが、普通に見た目では違いはわからないんじゃないかな。
 このズームを光学的にではなく、取り込んだデジタルデータの一部を拡大するのがデジタルズーム。昔の写真でいえばトリミングして引き延ばしてるようなもの。
 最近の技術なら問題なさそうなのに、光学式のズームに比べてずいぶん質が落ちるような感じです。簡単に検索した結果ではそうでした。良いレンズと良いセンサーと高画素数であればデジタルズームでも良さそうな気がするんですけどね。みなさん気に入らないみたいだからダメなんでしょう、きっとw

 ついでに、被写界深度ってのも書いておこうかな。被写界深度ってのはピントを合わせた部分の前後、どこまで一緒にピントが合うかってこと。単純にいうと、広角レンズは被写界深度深い(広い)です。手元から遠くまでピントがあう。望遠レンズは被写界深度浅い(狭い)です。ピントを合わせた部分だけしか合わない。ポートレートや花などで目的物にピントを合わせて他をぼかすなんてときにも使います。
 また、人間の目でもそうですけど目を細くするとピントが合いやすくなったりしますよね。カメラで言えば「絞り」です。絞ると被写界深度は深くなります。絞りを開けると被写界深度は浅くなる。関係ないけど、人間の目のオートフォーカス性能もすごいよね。モーターもないのにどこみても瞬時にフォーカスを合わせる。年取ってくると性能落ちてきてしょぼつくけどねw
 ただ、絞ると暗くなりますからシャッター速度を遅くするかフィルム(センサー)の感度を上げるか。感度を上げると写真が荒れます。絞りを明るくするとシャッター速度も上げられるし、感度も下げられる。シャッター速度を優先するか、絞りを優先するか。はたまた被写界深度を考慮するのか。
 昔はこの組み合わせを手動でやってました。経験と勘。晴天の明るい日中の外で「F11、100分の1、ISO(昔はASAだった)100」ってのが基準。中学生のころには露出計内蔵カメラが普通になって、シャッター速度優先とか絞り優先とか自動になってました。当時の中学生の標準機はキャノネットだったかしらねw ほかに、コニカ、ミノルタ、オリンパスなどが中学生でも持てるカメラだったと思う。私はオリンパスだった。

 いまじゃセンサーの感度がISO数千なんてのが当たり前みたいなので、昔ほどレンズの明るさは重要じゃないのかもしれないけど、「ぼかす」なんてのを考えるとレンズが明るいほうがいいと思う。昔はF1.8が標準だった。キャノンだったかしら、F0.9なんて目よりも明るいレンズがありました。明るいレンズの欠点は重いこと(高価なのは当然として)。
 そういえば、カメラメーカーのレンズってブランド名があって、自信のある商品には必ずそれがついてたんだけど、キャノンのレンズってブランド名「キャノン」? 調べても出てこないや。
 ニッコールとかズイコーとかテッサー、ソナー、タクマー、フジノン、さっと思い出せるのはそれくらいか。オリンパスのズイコーが最初は瑞光だったってのは高校の時に写真部で工場見学に行ったんで覚えてるw

 ちなみに、生まれて初めて持った自分のカメラは小学校5年生(4年だったかも)。富士フイルムの「フジペット(リンク先の真ん中より下の方に写真あります)」、おもちゃみたいなカメラです。35mm版でもなく、ブローニー版(いわゆるロクロク版)という少し大きなフィルムのカメラ。レンズの質がかなり悪く、写真の四隅が歪んでしまう。でも大事な大切なカメラでした。中学一年で写真部に入ったときも最初はこれのまま。廻りには一眼レフ持ってる子もいたけどめげませんでしたw
 先生に「写真はカメラを選ばない」って言われたし。とはいうものの、やはりトイカメラっぽくて引け目があって、おねだりして35mm版のカメラを買ってもらいました。裕福な子の一眼レフは別格として、みなキャノネットだったんで自分はオリンパスの同価格帯のを選びました。スペック的には上だったし。

 またまた長くなったのでもう一度ここで切ります。続きます。あと一回くらいかなぁ。
 書いててさらに思ったけど、やっぱりカメラ欲しいw
 このカメラへの想い、どこに隠れてたんだろ。
 年取ると、新しい記憶が壊れていって古い記憶が表面に出てくるらしいけど、それか?