2013年12月06日一覧

第三者のコンテンツ一致(4):解決編(たぶん)

 これまでの経過は
第三者のコンテンツと一致が来た
第三者のコンテンツ一致:その後
第三者のコンテンツ一致(3):その後の後
を見てください。「(3)その後の後」で書いた二回目のコンテンツの一致が来たあとの異議申し立ては再び一回却下されました。

 そこまでは申し立ての理由を選択枝の中から「私のコンテンツ利用は、該当する著作権法に基づくフェアユースまたはフェアディーリングに関する法的要件を満たしています。」を選んでいました。フェアユースの意味をよくわかってなかったんです。許諾の範囲だからこれかなと思いました。フェアユースの意味を調べてみたら、これはちょっと違う。

 今回はJASRACとのやりとりで理論武装できてますから、異議申し立ての理由は選択枝の中から「正当な権利所有者からこのコンテンツを使用するライセンスまたは書面による許可を得ている。」を選びました。

 JASRACとYoutubeのいわゆる「包括契約」というのはYotubeがJASRACに権利があるコンテンツの使用料として全売り上げから一定割合をJASRACに支払うというものです。Youtube側でアップロードされた物を個別に合法的なものかどうか審査するわけではないです。

 YoutubeがJASRACに使用料を支払うためには、合法的(著作権を侵害していない)なコンテンツのアップロードが必要なわけです。したがってアップロードする前に著作権について許諾を得ている必要がある。Youtubeにアップするために個別に申請して個別に承諾するのは物理的に無理でしょうから、この許諾は「JASRACの条件に則っていれば」自動的に得られる物。個別に書面が出るわけではないですが、条件に則っていれば「Youtubeにアップするための(そのためだけの)ライセンスを受けている状態」なわけです。

 そいうわけで「許可を得ている」んだから制限を受ける謂われはないんだと主張してみました。数日過ぎたあと、通知が来ました。今度は単純に却下とか相手の取下ではなく、「(抜粋要旨)その根拠を示す書面を画像で示せ。あるいは根拠を示すURLのリンクを張れ」と言ってきました。ちょっとドキドキしながらJASRACデータベースコードを書き、さらにJASRACへのリンクをいくつか張りました。

 結果として数日経った本日、何事も無かったように相手の申し立ては消えていました。消えた理由の通知もなく、メールも来ませんので、いつクリアになったかはわかりません。管理画面を毎日チェックしてないので。管理画面を見ると「第三者のコンテンツ一致」が消えてるだけです。実にビジネスライクというかGoogleという外国企業らしいというか。余計な手間をかけさせたね、ごめんね、とまで言ってもらうつもりはないですが、痕跡(この経過の履歴)くらい残したってよさそうなもんなのに。

 で、思うんだけど、普通ここまでやらないんじゃないかな(^_^;) どこかであきらめて相手に収益が入る広告をつけた段階で「それくらいだったらいいや、アカウント削除の危険冒して主張するのは...」で終わっちゃうんじゃないでしょうか。
 今回の件で調べまくったら、ちょっとおもしろい記述(Googleのね)を見つけ、想像を絡めるとおもしろそうな話しになるんですけど、長くなるのでまた近いうちにってことで。(近いうちに、の続きはこちら「Youtubeというもの」)