2013年11月一覧

第三者のコンテンツ一致(3):その後の後

 いやあしつこい。ここに報告書き込みするのもしつこいかなと思ってしまいそうなくらいしつこい。

 経過をまとめると

第三者のコンテンツと一致が来た
(1) 2013/11/25 花咲く街角をYoutubeにアップロードした
(2) 「BMG_Rights_Management」なる団体から「第三者のコンテンツの一致」が来た
(3) 当然異議申し立て
(4) 申し立てがその場で却下され再度「第三者のコンテンツの一致」が再設定される

第三者のコンテンツ一致:その後
(5) 2013/11/28 JASRACに「私のアップロードは許諾の範囲か」を確認
(6) すぐにJASRACから返事があり、さらに数回の質疑応答
(7) Youtubeにて二度目の異議申し立て。回答期限13/12/27 と表示される

 ここまでが一昨日までの話し。

 ここからがその後の後、です。
(8) 2013/11/30 今日ですね。一ヶ月待つのかと思ったら二日で変化がありました。

Runaway”, 楽曲 管理者: 0:18
BMG_Rights_Management 申し立てを取りやめました

 そんなふうになりました。「申し立てを取りやめました」ですからこれで一件落着と思ったんですが。
(上の0:18というのは「そこからコンテンツが一致してるよ」ということだそうです。)

 なんと(苦笑)。それもわずかな時間しかありませんでした。すぐにまた「第三者のコンテンツ一致」警告が来ました。同じ相手です。おい、いまこっちの異議を認めて取りやめたんだろ?またかよ! ってな気分です。

 もちろん速攻で異議申し立て。今度は最初の第一回目と違って最初から第二回目扱いみたいです。回答期限が13/12/29となってます。こんどはいつどんな形で変化が現れるのでしょうか。

以下、私もしつこくこの件に関しての気持ちを書き連ねます。

「却下」の響きにはけっこう怖いものがあるので、26日27日と二日ほど冷静になりつつ状況を調べまくりました。幸いなことに私は普通の人たちより「法律的な文書の読み方や考え方」に強いです。法務省の国家資格者として、不動産登記法という狭い範囲ではありますが、法律で飯を食ってますからね。
 調べまくっても私には非がない。でもバイアスがかかって公平公正な目で見てないかもしれないし、勘違い、都合の良い解釈をしてる可能性もゼロじゃないので、JASRACに訊いてみることにしたのです。Youtubeの問題として訊くと答えてくれない(それはYoutubeの問題だからYoutubeに聞け)とどこかで読んだことがあるので、「データベースの見方、データベースに書いてある権利形態の意味」を聞くことにしました。どこまで遵守すればYoutubeにアップしても承諾の範囲なのか、という訊き方。

 JASRACはとても丁寧で好感の持てる対応でした。かいつまんだ内容はリンク先を読んでもらうとして、とにかく私が間違ってないことは確認。

 二度目の異議申し立ては大変です。一度目もグーグルの「法律文書(用語)に疎い人だと、怖くなってあきらめるかもしれない」みたいな直訳日本語説明を乗り越えなければなりませんが、二度目はそれをもっとエスカレートさせた注意書きに加え、こちらの個人情報を全部相手に伝えなければなりません。すごく悩みました。だって相手は正当な団体じゃないかもしれないじゃないですか。脅して小銭を稼ぐ詐欺団体かもしれない。でもここで嘘の情報(架空の住所とか)書いたら、万が一法律的なもめ事になったときに絶対不利になる。仕方ないので全部さらしました。そこまでやって「次に進む」と画面に現れるグーグルの説明が、さらに過激になります。ほんとうにいいのか?ほんとうに異議申し立てをするのか?権利もないのに申し立てしたら、もしかしたらおまえの人生終わるよ?(と書いてあるわけではないですが(笑)ニュアンス的にはそんな感じ)と。たぶん多くの人はここで異議申し立てをあきらめます。広告がつくくらいならと我慢しちゃうと思います。

 でも、よく考えて見てくださいな。著作権に違反しているものを見つけた正当な著作権者だったら広告をつけただけで放置するなんてあり得ないんです。強制削除します。JASRACが日本での権利を委託されている外国作品はその外国での権利者に収益を分配している。なのに広告をつけたら収益の二重取りじゃないですか。強制削除も「JASRACの許諾範囲」のものは理論的に削除にならないはずです。権利の乱用になる。外国まで及ばない許諾ですから、外国では視聴できないようなブロックはされるかもしれませんが。国内では合法であり「楽曲の使用料はYoutubeを通じてJASRACに払ってる」ってことを忘れてはいけません。JASRACの規定に則って作成しYoutubeにアップロードしたものを削除できるわけはないんです。よくある削除は規定に則ってない、CD音源丸ごとだとか、そんなもんです。


第三者のコンテンツ一致:その後

 著作権違反してないことには自信がありましたが、異議申し立てが却下され、再度異議申し立てをするのが怖かったのでJASRACに質問をしてみました。

 さすがに日本の団体。すぐに丁寧なお返事が来ました。しかも一回こっきりではなく、こちらの新たな疑問質問にもお返事をくれました。数回やりとりした結果を簡単にまとめると、以下のようになります。

 JASRACの作品データベースで検索し、そこに載ってる権利形態を見て、演奏と配信に制限がついてなければ、JASRACの管理曲として、すべて自作の音源かつ自分で歌うものをアップロードするのはYoutube(ニコニコ動画など)と包括契約している範囲である。
 また、データベース上「演録M」となってるのは、海外の著作権管理団体に作品を預けている方で、JASRACはその海外の著作権管理団体とお互いの作品を管理し合う契約をしており(相互管理契約)、海外の著作権管理団体に所属している方の作品を、日本で使用する場合には、JASRACが管理を行うことになっている、ということです。「外国団体との契約参照」。

 ただ、あくまでも「JASRACの許諾は日本国内のみ」であることに注意で、公開範囲を日本国外にまで広めてしまうと外国の著作権保持者からクレームがくることはありうる。外国曲の場合、公開先を日本国内に限定しておくように、と。それでも相手によっては申し立てが来ることがあるそうですが、そのときはどうしろとは言われませんでした。公開範囲を日本国内としておけばほとんどそういうことはあり得ないような書き方でした。たぶん、正当な相手(著作権管理団体)ならそうなのかもしれません。

 この「公開範囲」って設定にあるのは、「プライバシー設定」に「公開」「制限付き公開(リンクをたどったときだけ閲覧可)」「非公開」の三つしかありません。地域を指定して公開する設定があることを知りませんでしたし、言われてもすぐには見つかりませんでした。

 アップロード管理画面(編集画面)の一番下、Youtubeのロゴがあるところに並んでる「言語」とか「国」のことのようです。これしか国を指定するところはないです。ここはとくに意識してなかったんですけど、これまで私のアップした曲をチェックしたところ、すべて「日本」にしかチェックは入ってませんでした。

 だとしたら、やはりこの「第三者云々」はいちゃもんにしか過ぎない。だって、相互管理契約でJASRACが代わりに徴収して送金すると書いてあるのに、収益目的の広告つけたら二重取りじゃないですか。で、再度異議の申し立てをしました。一度目は簡単だったんですが、二度目はめんどくさいし、こちらの住所氏名など個人情報をすべて相手に晒さないといけない。なかなか敷居が高いです。広告がつくくらいならいいか、とあきらめてしまいそう。でも申し立てしました。

文言は以下のとおり。

この楽曲はJASRAC管理下にあることをJASRACのデータベースで確認しています。アップロード動画の公開範囲も「日本国」のみでありJASRACの管理下です。
そして、すべての音源はDAW(MIDI)による自作であり他者作成のものは使っていません。
歌も自分で歌っています。したがって許された範囲内でアップロードしており第三者の権利を侵害した事実はありません。

 さてどうなるでしょうか。もしこれで動画の削除などをされたら(アカウントに×がつくようです。三つでアカウント削除)、「法的な異議申し立て通知」ってのをします。これは広告がついたくらいじゃ使えないようです。

以下引用

異議申し立て通知とは、著作権侵害の申し立てを受けて削除された動画を復元するように YouTube に対して行う法的リクエストです。この手続きは、フェアユースの場合など、誤りまたは誤認によって、アップロードした動画が削除された、または無効となった状況でのみ行う必要があります。それ以外の状況では行わないでください。

 そこまで行くとは思ってないけど、最悪の場合はYoutube撤退してニコニコに引っ越そうかと考えています。


「第三者のコンテンツと一致」が来た。

 「悲しき街角」をYoutubeにアップしたら久しぶりに「第三者のコンテンツと一致」の警告が来ました。最初にアップしたときは何もこなかったんですけど、音割れに気がついて翌日一度削除し、再度登録しなおしたら速攻で警告が来ました。最初のにはなんで警告が来なかったんだろう。

 今回は架空の団体ではなく、「BMG_Rights_Management」なる、どうやら正当な法人らしい。そこの「アーティストや団体」にはデル・シャノンも含まれてる。でも世界的規模にしてはえらく少ないな。

でもね、私のアップロードはJasracの「JASRAC管理楽曲が含まれた動画をニコニコ動画やYouTubeなどの動画投稿(共有)サイトにアップロードする場合の注意事項について、以下のフローチャートでご確認ください。」にあるとおりの条件は満たしてる。フローチャートや下の方にある「ご利用上の注意」にある「利用できる音源」も問題ない。全部自演ですからね。

 つまり違法なことはしてないし、文句を言われる筋はないんです。

 さっそくいつものようにその旨を明記して異議の申し立てをしました。いつもはそれで終わり。一件落着なんですけど、今回は却下されてしまいました。却下されて再度「第三者のコンテンツと一致」警告が出て「申し立てが復活しました」となってます。

 ちょっと怖くなって冷静に検討してみました。

 「悲しき街角」(に限らず毎回ですが)はJasracのデータベースで確認してますので、問題はないはずだし、警告が出ても「動画は利用、再生できる状態です。」ってなってるし、アカウントに×マークもついてないのでとりあえずしばらく様子をみます。広告が入るみたいなのがシャクだけど、理論武装出来ないままYoutube(Google)に異議申し立てをするのは怖い。Googleは広告を見てくれるグーグルを使うだけのユーザーにはやさしいけど、参加型のユーザーには容赦ないですからね。

 でもなあ、国内で問題ないならその外国の団体がつける広告を受け入れる筋はないと思うんだけど。JASRACに質問してみよう。Youtube(Google)って問い合わせが出来ないんですよ。FAQのたらい回ししかない。問い合わせ窓口がありません。黙って広告をつけさせろってことでおしまいですね。場をYoutubeからニコニコとか他の共有サイトに変えるのも考えないといけないかな。どこにアップロードしても著作権に関しては同じなんだけど、少なくとも日本人が運営してる場所なら問い合わせを出せそうだから。