2010年01月23日一覧

腰痛は治せる

 治せるっていうか、少なくとも現状維持で悪化させないことはできます。たいしたことない腰痛だからなんとかなったんだと思われるのもアレなんで、先に私の腰痛歴も書いておきます(笑)

 私は30代半ばで思いっきりのぎっくり腰をしてしまいました。現場では力仕事はしない人だったんですが(だって、色男金と力はなかりけり、って言うじゃないですか。ま、色男でもないけどね)、ある日、ふとそこに置いてあったツルハシを見て、「私もちょっと掘り起こしてみよう」と。

 えいやっと振り下ろし、とくにどうってこともなく、数回続けて「えいやっ」っと。数回目に大きな石の下に食い込んだらしくて、ぐいっと起こしたときに腰になんかイヤな感じが来た。

 そのときは平気だったんです。んで、車に乗って帰路につき到着してトンと降り立ったら、へなへなへなと腰砕け。ワンボックスカーで運転席が高い車ね。ドア開けて横にストンと降り立つって感じの車。えええ?と思うほどへなへなへなと崩れ落ちました。それでもその場はまだ少し歩こうと思えば歩けたので事務所に戻り、片づけて自宅へもう一度運転。家について車から降りたらもう一歩も歩けませんでした。

 一晩そのまま唸って、翌日「いつもなら徒歩10分かからないくらいの距離」に接骨院があるのを思い出し、そこまで行きました。一時間以上かかった記憶があります。もう必死で接骨院までたどり着きました。どうやってそこまで行けたのかすら記憶がないくらい必死でした。途中、大きな公園があるんですけど、そこの芝生で横たわった気がする。壁とか手すりとかガードレールとかにすがりつつ歩いたな。結局一週間くらい自宅静養しつつ接骨院には一ヶ月くらい通ったのかしら。

 その後、腰に爆弾抱えた状態で、すぐに導火線に火がつくんですよね。でも火がついてもそれから10年以上、爆発する前になんとか消し止められていました。

 二回目の腰砕けは。なんと(笑)「恐怖の採血」で手術入院したことを書きましたが、その入院日の前日。風呂場で体洗ってて、わずかに腰をひねってお湯をくもうとしたその瞬間腰にきました。

 さあ、困ったですよ。翌日には手術の予定が組まれてる入院ですからね。朝になって病院に電話しました。どうしましょって。電話の向こうで大爆笑してやんの。なにも笑わなくたってねぇ。とにかくなんとかして来てくださいって。ほとんどの診療科目が揃ってる大病院ですから、とにかく来て貰えばなんとでもなるからって。

 そのときに学びました。ぎっくり腰みたいな腰痛は「怪我」なんです。動かしたり暖めたりしたらだめ。捻挫したら冷やすでしょ? ギブスはめたりして動かしませんでしょ? それと同じなんだって。腰痛の場合、目に見える外傷ではないために、それがわかっていても、どうしても動いちゃう。仕事に行ったりしちゃう。肩こりが暖めれば良くなるのでそれと同じ感覚でお風呂入って暖めたり温かい湿布したり。全部ダメ。三日間まったく動かなければ、腰痛のその後の治りは早いらしい。湿布するなら冷湿布。とにかく冷やす。

 全身麻酔して手術するために入院したわけです。動けったって動けない状態に数日はなるわけですから、腰痛なんか屁でもないじゃないですか(笑)トイレにも行かないでいいんですよ。余談になっちゃうけど、これ、私初めての体験だった。麻酔から覚めてベッドにいますでしょ。当初はトイレのことなんか全然思い出しもしません。二日目くらいで元気になってくると、なんかわからないけど「?なんか忘れてないか?」って気がしてくる。トイレに行きたくならないんですよ。不思議に思ったと同時に気がついた。動けなかったからわからなかったけど「尿管に管が入ってる」のね。常にそれとおって尿は体外に出てる。だから尿意を催さないのね。ほぉっと思いましたよ。でも、入れるときは麻酔されてたから知らなかったわけで、これ抜くときはどうなるの?と不安に。まさかそのまま引き抜くのか? あたりでした。三日目くらいだったかな。診察の時に傷口点検しながら、医者が「もう歩いてトイレ行けますから」と言うなりいきなり引っこ抜きやがりました。ちょっと痛かったです。でも「抜きますよ」と宣言されて抜かれたらもっと怖かったかも知れないからあれでいいのかも。そんなわけで、そのときは「寝たきりのままの生活ができた」ので腰痛は治まりました。

 ここからがこの記事の本題。いつものことですが、前置き長すぎだね。もうしわけない。

 その入院してるときに偶然見たテレビで「腰痛はこうすればよくなる」ってのを見ました。立ち方。それに気をつけるだけで腰痛は治ります。少なくとも導火線に着火したあとでも火を消せます。導火線に火がつきにくくなります。

 背骨をS字型に保つ。横から見た形ね。胸を張ってお尻を突き出す形。モデル的な立ち方なのかな。女性の等身大ポスターとかアニメの女の子とか。横から見ると背骨がS字。あのスマートな立ち方が腰痛になりにくい正当な立ち方。背骨がCの字型になると腰に来ます。

 あの姿勢がいいとわかっても、体型がもうこうなってるんだからすぐにはできないよ、と思うでしょ? それが簡単にできるんですよ。

 具体的には、まず立ちます。立ったら足のかかとをあわせつま先をなるべく開いて、がに股風に広げます。無理しなくて良いです。120度くらいでも十分です。そのまま膝を曲げずにすくっとしっかり立ちます。それだけで基本形はOKです。背骨がS字になります。もっと意識してそのまま胸を張りお尻を突き出す。

 腰痛持ちの方、どう? なんか腰が気持ちよくないですか? 最初のウチ、慣れないと肩に力が入りますから意識して肩の力を抜きます。一度この姿勢になったら足は普通に戻していいです。つまりかかとつけて横に開いたままでいる必要はないです。数分はこのままのほうが慣れやすいと思いますが。足をこの形に開いて膝を伸ばしてまっすぐ立つと自然に背骨がS字型になります。

 座ってるときでも歩いてるときでもこの「形」を意識して保ちます。ふと気がつくと背中丸めて「C」型になってますから、思い出したら立ち上がり、かかとをつけて足を開いてまっすぐ立つ。続けてれば意識しなくてもそうなってきます。でもいつにまにかCに(笑) 腰の導火線に火がつきそうだなと思ったら立ち上がってこれ。数分立ってるだけで火が消えていくのがわかります。