2010年01月17日一覧

ジオターゲティングを設置してみて

 サイドバーの下の方に設置してあります。最初は「過去一週間」のアクセスデータを表示できる物を設置しました。

 ジオターゲティングは本来有料。それもかなり高いです。初期費用105000円。毎月31500円。顧客の地域を絞ってターゲットするという商用に使うのが目的のツールですから、それくらいなら高いウチに入らないのだろう思いますが、それの宣伝用なのか、現在つけているブログパーツは無料配布です。

 一週間分の各地域からのアクセス累積数によって日本地図上の各都道府県の色が変わります。なかなかおもしろい。一週間に一度一アクセスしかない地域だと、いったんは色が付いても、そのうち押し出されて色が消えます。全国を色づけするのはウチあたりではかなり難しそう。穴が埋まるとどこかに穴が空く(笑)

 最初につけていたのは「簡易版」。詳細版というのもあり、そちらは一週間ではなく過去30日分と書いてありましたので、数日前から併用して設置してみました。

 でも、30日分を視覚的に一度に表示できるわけではないのでした。グラフィック部分は簡易版と同じで一週間分の累積。その他に「過去30日分のアクセス数を日付を指定して一日分ずつ数値で表示できる」だけでした。うちはアクセス数もアクセス頻度もはまったく気にしてませんので、見た目にカラフルな「簡易版」だけで十分そうです。不思議なのは、同じアクセスデータを使っているんだろうに「昨日のアクセス数」が一致しないこと。なぜなんでしょね。

 さらに詳細版をつけてわかりましたが「地域不明分」がかなりの率になってます。まだ二日ですが、ざっと三割くらいは不明。これ、アクセス者の地域を単純に「IPのホスト名」から採取してるだけってことだからですよね。全国に拠点があるいわゆる大手ISPなら各社それなりの略号をつけてますから素人が見てもわかる。東京なら tky、神奈川なら kng、さらに細分化されて横浜名 ykh とかついてる。そうじゃなく、各地域に根付いてる小さなISPだとそんな略号ついてないです。だって、そこにしかないんだし、区別する意味がないから。さらに、ホスト名を逆引きできない生IPからのアクセス者もあります。IPから管理者(管理会社)を調べるのは簡単ですが、それは管理者の所在であって、そのIPを使ってアクセスしてるユーザーの所在ではありません。つまりこのツールのデータとしては使う意味がない。だから「不明分」として処理するんでしょうね。

 なお余談ですが、検索すると「IPアドレスでアクセス者の地域がわかる」みたいに説明しているところが多いですけど、それは違います。上に書いたように「そのIPアドレスを管理している会社や人」の地域はわかるけど、ISP(インターネットサービスプロバイダ)を利用してインターネットに入ってる人の地域はわからないです。どのISPを使ってるかはわかるから、犯罪などに使われたら、使われたIPさえわかれば、そのISPに連絡し、その時間帯にそのIPはどこの誰に貸与した、ということは調べられる。インターネットは基本的に匿名だけれども、完全な意味での匿名(透明人間)ではないのです。IPアドレスではなく「ホスト名が逆引き出来れば、そのホスト名に記載された略号でアクセス地域がわかることもある」程度のことです。余談終わり。

 インターネットのかなり初期からカウンターCGIなど作って提供しており、そこらからの積み重ねの経験で「三割」といえば、そういうのがだいたい体感で三割くらいかなと思うわけです。三割も不明なのに有料ツールとして商売になるのかな、という疑問は関係ないですね。無料の物をお遊びで使って楽しいかどうかだけのことで、有料のがどうなってるかはわからないから。
 無料のブログパーツだからその程度までしかやらず、お高い有料のでは、そこらの地域ISPもデータベース化して分類してるのかもしれませんしね。

 簡易版と詳細版、実際にどんなもんかということのために、まだ数日はいまのままにしておきます。サイドバーの下の方にあるそれをクリックすれば別窓(別タグ)で開きますから参照してください。