宅録一覧

ポップガード、作ってみた

 ポップガードってなんだか知ってます?

 CMなどで歌の録音シーン(見上げてごらん夜の星をとか)が流れるときに、よく見ると歌う人とマイクのあいだに「金魚すくいの網を少し大きくしたようなの」があるのがわかると思います。色はたいてい黒ですね。

 これがポップガード。歌う時って息が出ますでしょ。その息をマイクに吹きかけると「ぶぉ」とか「ぱすっ」みたいな音が入っちゃうんです。ポップ音と言います。それをガードするんでポップガード。風除けのウィンドスクリーンってのもありまして、マイクの先っぽの網状になってるところがたいていはウィンドスクリーンを兼ねてます。屋外で使うときはさらにスポンジ状のウィンドスクリーンを被せたりしますね。でもウィンドスクリーンじゃ歌のポップ音は防げません。マイクの録音する部分に向かって息を吹きつけてるようなものなんですから避けようがないわけです。

 私の録音もかなりポップ音入ってます。ものすごく気をつけて歌ってるし、ぎりぎりまでオフマイク(マイクと口を近づけるのをオンマイク、離すのをオフマイクと言います)にしてみたり、マイクの向きを変えてみたり、歌い直したりもするんですけどね。気にならないところまでは押さえ込めないし、ボーカル用マイクって元々オンマイク気味で使う前提で設計されてるので、オフマイクにすると録音される声が細くなっていきます。ただでさえ音量感のない細い声なのに、よけい情けない声になる。とはいっても、気にするのは本人だけで、他の人は聞き流すだけで全然気にしてないとは思うんですけど、趣味としての自己満足が得られないってことだと思ってください(笑)

 そういうわけでポップガード欲しいなとは思ったんですけど、実際どれくらい効果があるのかわからないし、価格を調べるとそんなに安くはないんです。安いので1500円前後くらい。買えない価格ってわけじゃないけど、飾りにしかならなかったら1500円でも高いでしょ。

 検索しつつネットをさまよっていたら、自作したって話を見つけました。針金で輪っか作ってパンストを張ったって。それなら簡単と作ってみました。人前で使うならそれなりにきれいに作らないと恥ずかしいですけど、私の場合、完全引きこもり宅録ですからね。誰の目にも止まらない。形はどうでもいいんです(笑)

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 素材は針金のハンガーです。適当に引っ張って輪っかにしてパンストを張っただけ。見てくれはよくないです(笑)


 使ってみました。マイクと口の距離は2cm程度。「ぱぴぷぺぽ」「はひふへほ」「さしすせそ」を意識して強めに発声して SoundEngine Free で普通に録音してみました。上の波形がポップガード無し。下のはポップガードありです。百聞は一見にしかず。波形を見れば一目瞭然ですね。見たとおり驚くほど効果ありです。わざと強めに発声してますので、ポップガード越しの声もポップ音が残ってるんですけど、波形には特徴的なピークがありません。それにポップガードがあると「歌ってる最中にマイクに近づきすぎてしまう」ことがなくなります。障害物があるわけですからね。

 残る問題は、どうやってマイクの前に取り付けるか。マイクスタンドにもマイクにも動かないように固定かつマイクに対して壁が直角になるようにつけるのが難しい。あの1500円の価格は本体部分より、取り付け部品代な気がしてきた(笑) 他人に見られるわけじゃないので、とにかくなんとか縛り付けて使います。


ビコーズ(Because)歌ってみました

 オールディーズです。Dave Clark Five(ディブ・クラーク・ファイブ)、1964年のヒット曲です。

 鼻歌で歌えてたので、原曲のキーそのまま(G)で行ったんですけど、ちょっときつかった。もう半音か一音落とせば楽だった。で、落として歌ってみたらもっと下手だったんで、きつめの方を採用。

 Cubase LE5 使いました。ドラムとオルガンは内蔵音源の Haliononeで、ベースはフリーVSTi の「4Front Bass」ってのを使ってみました。内蔵音源でもよかったかも。
 ギターとボーカルは当然自前です。もう一声ハモろうかと思ったんだけど、まあこれでいいや(^_^;)


ルート66(Route66)歌ってみました


 Cubase LE5 にもだいぶ慣れてきまして、このソフトはなかなかすごいなとわかってきましたので、懸案の Route66 をやってみました。ときどき試してはいたのですけどね。好きな曲だけに中途半端だと納得できなくて(^_^;) とくにこの手の曲はブラスセクションが肝ですので、それをMIDIで表現できるようにならないとダメだなと。

 最初から最後まで Cubese LE5 で作ってます。現在の自分の持てるノウハウを全部つぎ込んだつもりです。8ビートのアメリカンポップスをきちんと演奏できてると思います。お手本はジョージマハリスのルート66。ブラスセクションはとにかく耳コピしてみました。音の強弱もきちんとつけたつもりです。まだ出来ないこと、わからないことがいっぱいありますが、根気と執念があればここまでやれるということですね(笑)

 キーもジョージマハリス版そのまんまでGでやりました。サビの一番高い部分でFなんで、かろうじて出てるか出てないかの境目。半音か一音下げようかと思いましたが、試してみたらかなり印象違うのでがんばってみました。ちなみに以前鼻歌風に歌ってアップしたやつのキーはEです。

 唯一の手抜きはピアノでしょうか。最初から最後まで、もし人間が演奏してたら腱鞘炎になっておかしくないくらいの8ビート連打です。同じコードはほとんど全部小節コピーですませました。2分強の曲なのでこれでも別に違和感はなさそう。普通の一曲3分をこのままピアノ連打してたら聴いてても疲れちゃうかもしれない。

 ドラムのフィルインも同じものの使い回しではなく、いくつものパターンを打ち込みました。リズム感をきっちり出すために音の強弱にも気を遣ってます。ベースもそう。少し聞いては手直しして作り上げました。

 あとは、バックコーラス。これだけはどうしても出来ませんでした。ファルセットで歌ってみたりしたんですけど、音域の関係はもちろん、同じ声でメインボーカルとバックコーラスを歌い分けるのは難しいです。ハモるコーラスなら同じ声はきれいに響きますけど、バックコーラスは異質な声じゃないとバックコーラスにならない気がする。仕方ないのでジョージマハリス版のバックコーラス相当分はオルガンで入れてあります。何もないよりいいと思う。

 総合的な自画自賛としては、この8ビートに最初から最後まできちんと乗れて歌えてることかな(笑) それと今回はギター無しです。ここまで作り込んだら下手なギター入れると台無しになりそうなんでやめました。

(Youtubeにアップロードしたのでそちらを貼ります。2011/05/06 22:24 編集)

 4ビートスイングのルート66もいずれ挑戦してみたいと思います。