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画期的な血糖値測定器:FreeStyleリブレ

 1型の人達の間ではかなり前から話題になってる「フリースタイルリブレ」。
 やっと9月1日から保険適用されることになったようです。

 画像引用元:販社の「アボット ジャパン」製品情報ページ

 何が画期的って、一日四回(以上)やってる血糖値測定から解放されること。

 インスリン注射はそれほど嫌なものではありません。イヤじゃないわけではないですが、めんどくさいだけ。蚊に刺されてるとき、ほとんど気がつかないけどふと気がつくときもありますよね。痛みも普段はその程度。
 たまに皮膚の痛点にあたってちくっとすることもありますが、そこはやめてすぐ隣に刺しなおせばだいじょうぶ。痛くない。

 とにかくイヤなのがインスリン注射する前や、高血糖や低血糖な気分になったときに確認する「血糖値測定」。これがイヤなんです。痛みの度合いを数値化出来るとしたら、その値はそんなに大きくはないです。でもね、輪ゴムをちょっと離れたところからパチンとされたら痛いですよね。でも冷静に考えるとほんとはたいした痛みでもない。その程度。ね、たいした痛みではないんです。突然パチンとされるなら。
 それを目の前で輪ゴムで打つぞ、パチンとするぞ、とかまえられたら? たいした痛みではないと知っていてもすごくイヤじゃないですか。
 皮膚に押しつけてバネでバチンと弾かれて刺さる針。その器具を自分で自分に押しつけて自分でボタンを押すんです。強く押しつけると深く刺さってより痛い。けど、痛くないように手加減すると浅すぎて血が出てこないときもあり、最初からやりなおし。一度使った針は再使用できない構造になってるので、安くはない針を消耗してしまう。

 フリースタイルリブレはそれから解放されます。二週間に一度、アプリケーターなるものを上腕部に取り付けるだけ。二週間は針を刺すことなく、しかも15分ごとに血糖値を知ることができるとのこと。QOL(生活の質)も確実に上がります。いまは外食時に血糖値の上がり方予想が難しいものを避けてます。2時間後に計ったら300とかもイヤだし、そのとき対処したのに4時間後にさらに上がってた、なんてありますから。ラーメンとかカレーとか餃子とかその他いろいろ、もう10年以上外で食べてない。フリースタイルリブレで15分ごとに血糖値がわかるなら、インスリンの追い打ちでなんとか処理できそう。

FreeStyleリブレの紹介ビデオ」 7本のビデオがあります(それぞれ1~2分)。1型の人が一番知りたいのが「センサーの装着」かもしれない。つけた状態って、なんだかSFチック。

 さて、この画期的な血糖値測定器。9月から保険適用として、私はいつから使えるのでしょうか。一昨日(29日)が三ヶ月の一度の1型糖尿病診察の日でしたので、主治医に尋ねてみました。
 大きな総合病院なので個人クリニックと違い、保険適用になったから即患者に利用、とはいかないようです。基礎インスリンのトレシーバも保険適用になってから一年後でしたから。

 が、しかし(笑)

 このフリースタイルリブレに関しては医者としても重要だと理解しており、本年三月に参加したこの病院の1型糖尿病患者会でも紹介されてたくらいで、1~2ヶ月もすれば利用できるように頑張ってるらしいです。主治医本人(1型でも2型でもありません)もすでに自分にこれをつけて体験テストを行ったとか。
 ビデオ見るとけっこうな長さの針を打ち込むみたいなんで、センサーの装着は痛いですか?と聞いてみたら、全然痛くないよって言ってました。数時間は「なんか入ってるな」感があったようです。風呂も問題なかったと。健常者ではありますが、血糖値の上昇や下降が自分の予想に反してた部分もあっておもしろかった、と。

 次回三ヶ月後(11月末)の診察時にはたぶん使えるようになるだろうとのことでした。

 あと、問題は費用負担。現在は血糖値測定機器のうち、針とセンサーのような消耗品はもちろん自己負担ですが、針を打ち出す機器や測定器本体は病院からの貸与となってます。フリースタイルリブレの測定器本体はどうなるのか。買い取りか貸与か。買い取りにしても一回払えばおしまいだから、それはかまわない。
 気になるのは消耗品であるセンサーとアプリケーター。いまの血糖値測定で使う消耗品は「医療費を計算してみる」に書いたように、血糖自己測定器加算として保険点数1140点(私の場合)ですが、予想では最高の1500点になるのではないか、と。差が360点(3600円)。それの3割ですから、一ヶ月千円ちょっとの負担増になりそう。でもそれくらいであの痛みから解放されるなら安いもんですよね。

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保冷型のインスリンポーチ「フリオ」使ってみた

 これね。二本収納タイプのDuo Walletです。ペンを収納する袋と、その袋を収納する外袋の二つ構成。
 ペンを入れる部分には布の間に高分子樹脂高吸水性ポリマーなるものが入ってます。
 こいつに水を含ませ、その気化熱で保冷するので冷凍の保冷剤を使いませんし、外気温摂氏38度くらいまでは内部が30度以下(18度~26度)に保てるとか書いてあります。あとで書きますが、説明書に日本語がないので適当に意訳ですw


 意訳前の英語。だいたいそんなとこだよね。

実物の写真。右側がインスリンペンを入れる本体。わかりにくいけど、ちょびっとゴツゴツというかブツブツ感(デコボコ感?)があるのわかるかしら。それがこのポーチの心臓部である吸水性ポリマー。羽布団だと中の羽が偏らないように内部に細かく仕切りがあるけど、これはそんな上等な細工はしてないようで、縦にしてとんとんとすると片方に集まってしまいます。適当に均等になるようにサカサカっと振りました。

 使用感ですが、抜群です。いうことなし。一度水に浸すと45時間は保てると書いてあるようですが、実際はもっと長時間使えます。といっても毎日(連日)炎天下に持ちだしたわけじゃないので、そこらはどうなんだろ。三日くらいは余裕で冷えてました。
 でも夜は家に帰ってくるし、お泊まりするとしても水のない場所に泊まるなんてことは考えられないので、45時間ももつ必要はあるのかしら。過剰性能? 大きさもとてもコンパクトで場所を取りません。

 出かけるときは必ず身につける小さなショルダーバッグ。27×15×8(今計った実寸、単位cm)。ここにインスリンやらブドウ糖などの補食やらお薬手帳やら各種カード(診察カードも保険証もw)全部押し込んでます。ここに入れられないと持ち歩きしにくいんだけど、フリオは余裕で入る。

 説明は全部英語(他にたくさんのアルファベット圏の多言語)ですけど、アマゾンにレビューがあるのでそれも参考にしました。だいたい4~5分くらい水に浸しておけばOKです。浸しすぎると膨れすぎてインスリンペンを入れにくくなるようです。でも普段のお出かけでは超速効だけの一本だから浸しすぎてもたぶん大丈夫。日中だけ持てばいいと考えれば、数分(2~3分)浸すだけでいいと思う。水を吸えば吸うだけかさばって重くなるので。

 難点を一つ。袋が臭くなります。だってそうですよ。部屋干しでなかなか渇かないときの匂い。ずっと湿ったままなんですもん。リセッシュとか使えばいいのかもしれないけどうちはそういうのない。お日様干しは不安なんで、風通しの良いところで乾せばいいと思い、ほとんど回しっぱなしのサーキュレーター(上向きの扇風機みたいなもの)に乗せて渇かしてみました。これで大丈夫だった。

 一応アマゾンへのリンク張っておきます。

 げ、安くなってるw 先月見たとき、4820円してました。いまは4200円なのか。で、いろいろ調べたらイーベイだと送料入れても3000円台ってわかり、イーベイに会員登録し、支払いはクレジットカードだとなんか怖かったんでペイパルにもわざわざ入会登録して、購入手続き。ちゃんと日本向きの説明もあったんです。購入手続きしてペイパルからも引き落とし手続き完了の連絡が来て、やれやれ初めての海外ショッピング大成功と思ってたら、数十分後にイーベイから購入できなかったので返金手続きしたとメールが。ペイパルからも支払いと同額の返金がイーベイから来た、手数料もかからない旨のメールが。
 なんでダメだったのかよくわからないんだけど、冒頭部だけグーグル翻訳すると

あなたは電子メールで送信することにより取得することができます-私たちは米国のためのフリオ小売業者として、あなたは日本のために小売店からの注文務めたほうが良いでしょう。これは、迅速に配達をもたらし、あらゆる関税の問題を回避します。

 日本で買ってね、ってことらしいけど、ちゃんと買うときの国別選択枝に「日本」ってあったんだよね。

 しかたないからアマゾンで4820円出して買おうかと思いつつ、あることに気がつきました。このフリオってhttps://friouk.com/、つまりイギリス(uk)製なんです。息子がイギリス在住だし、夏休みに帰ってくる。じゃあイギリスで買ってきてもらえば良いと。

 ペイパル払いができそうだったんで、自分で買おうと思ったけど、途中の分岐というか選択枝でわからなくなり挫折。1型糖尿病本人だと付加価値税がかからないみたいな記述と、その選択があるんだけど、自己申告で良いのかイギリスなりのなんらかの証明書が要るのか(あるのか)わからない。日本への送料も驚くほど高いみたいに読めた。ってことで自分で買うのは挫折。
 サイトを調べたら本体価格は約2000円(£14.00)しかしません。でもイギリスは付加価値税(日本の消費税みたいなもの?)が20%もあって、計約2400円。ただ、アマゾンで送料無料になれちゃってるけど、送料も入るんですよね。結局3000円を超える価格に。それでもアマゾンより安いので買ってきてもらった。あ、いま思いついた。なんでもそうだけどメーカー直販って高かったりするんだよね。イギリスのアマゾンで買ってもらった方がよかったかも。

 というわけで購入したフリオの説明書に日本語がないんです。上にアマゾンリンク張りましたけど、いまは4200円みたいですから、海外サイトで頑張って買うのと大差ないです。持ってないかた、まだ暑い日も続きます。ちょっと高いけど、これがあるとほんとに助かりますよ。

おまけ。
 ←以前は冷凍保冷剤を入れるタイプを使ってました。とても安かったから買ったのでありますが、見てのとおりかさばります。上述の小さなショルダーバッグに入れると他のものが入らなくなるくらい大きいです。しかも保冷剤が溶けるまで数時間しか持たないし、保冷剤入れるとその厚みのため、インスリンペンは一本くらいしか入りません。さらに、凍結している保冷剤ですから、布一枚で接触してるインスリンが一部凍結しやしないかと不安もあり、インスリンをさらに布でくるんだりしたから余計収納しにくくなります。
 見た目、一応断熱シートみたいな構造になってますが、全然断熱になってなく、ケースの外側が結露し、カバンの中がびしょびしょになるので、ケースも布でくるんだりしてました。つまり典型的な安物買いの銭失い商品だと思います。ちなみに買ったときは1200円程度でした。

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カートリッジタイプのインスリン注射器

 インスリンを注射するには注射器にはいくつかタイプがありますが、私が使ってるのは、中身が空になったら丸ごと捨てるディスポーザブル(使い捨て)と、カートリッジタイプの二種。基礎インスリンのトレシーバがディスポーザブルで、食前に打つ超速効型のヒューマログがカートリッジタイプ。

 ディスポーザブルの良いところは、万が一不良品でインスリンが打てなくても、他のに替えればすむこと。どんなものでも不良品ってありますよね。私らにとってインスリンは命綱なんで、常に複数本用意して不良品にあたっても心配ないようにしてます。
 でも11年半の病歴でほんとに不良品だったのはゼロです。注射する前に空うちしてちゃんと打てるか確認するんですけど、超速効をノボラピッドから若干安めのヒューマログ(ディスポーザブル)に替えたとき、空うちがなんかシャキッとしないのが釈然とせずに薬局で取り替えてもらったことがあっただけ。そういうもんだと理解してからは問題ないです。

 カートリッジの良いところは安いこと! そりゃそうです。ディスポーザブルは中が空になったら本体のペンごと捨てちゃうんですから。カートリッジタイプは消耗品が小さなインスリンカートリッジだけだから当然その分安くなる。

 デメリットはディスポーザブルの逆。いくらカートリッジの換えを準備してあっても本体が壊れたらアウトなんです。インクカートリッジ型の万年筆で本体が壊れたら使えないのと同じ。ボールペンなら詰まったら新しいのに交換するだけですからね。その保険のためにディスポーザブル(保存期限二年)も予備として二本在庫しておくようにしてます。

 今回、ちょっとした勘違いで使わなくてもいいディスポーザブルを一本開けてしまいました。カートリッジタイプの本体が壊れたと思ったのです。とりあえずディスポーザブルを使って事を済ませ、サポートディスクに電話。少し話しただけで自分の勘違いがすぐわかりました。カートリッジタイプに替えてからまだ2年半。初めての失敗です。メーカーのサポートに問い合わせたらすぐわかりました。引っかかる人いるんでしょうね。ところで、この命に関わる患者が使う医療機器。一応、問い合わせ時間とか休日とか書いてありますが、自動応答があって、選択すると24時間いつでも人間が対応してくれる(ようです)。前に血糖値測定器が壊れたときそうでした。かかってる病院や主治医など細かく聞かれましたが、翌日には代替品を宅急便で送ってきました。まあ、最悪なときは救急車ってのもあるけど。

 全体の画像。こんな感じになっていて、下の方のダイヤルを必要量にあわせてお尻を押すとその分だけピストン(押し上げ棒?)が上がってカートリッジからインスリンを打ち出します。

 もうすぐ使い終わるカートリッジとピストンの状態。こんな風にピストンが上がってくるわけです。

 新品のカートリッジとピストンの状態。使い終わって上まで上がったピストンは、この新しいカートリッジをセットすると、ピストンはぐぐっと押し戻されて一番下まで戻ります。

 さて。事件はここで起こりました(笑)
 おでかけして、昼食も外食しようとなりまして、当然インスリンも持つわけですが、残りが微妙に少なかった。一回や二回の食事には十分あるとは思いながら、事故やら災害やらで足止め食らうと困りますので、使いかけのを外して、新品をセット。当然ピストンは三番目の写真のように下がります。

 帰宅して、新しい方を外し、使いかけのをセット。食事の前に、さあ注射しようとしたらいくらダイヤルを回してもインスリンがまったく出てこない。ピストンが二番目の写真のようにそこまで届いてないんだから当たり前なんだけど、壊れたと思い込み、予備のディスポーザブルのを開けてしまいました。

 そのあと、サポートに電話して「インスリンが出てこなくなりました」と伝えたら、即、ピストンはカートリッジの下部まで届いてますか?と。言われた瞬間に悟りました。
 謝罪して電話を切り、ひたすらダイヤル回して(いちどに最高で30までしか回せない、カートリッジ一本で300単位分ある)空うちを繰り返し、復旧。

 次回は入れ替えて外出ではなく、少なくなってたら予備のカートリッジを一つ持つ、というスタイルにしようと思います。ダイヤル回し続けるのって思いの外めんどくさいので、入替時に毎回これやるのイヤ(^_^;)

 なお、開けないでよかったディスポーザブルもムダに捨てるわけではなく、そのまま普通に使い切ればいいだけではあります。が、カートリッジ式は0.5単位で打てるのに対し、ディスポーザブルは1単位でしか調節できず、しばらく不便しました。

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