宅録一覧

懐かしい品々

 今回のゴールデンウィーク、突入寸前に検査入院したので、残りは延々と自宅静養。といえば聞こえが良いけど、要は「引き籠もり」。普段から出不精というか仕事以外ではあまり外出しないんだけど、4月26日(月)から5月9日(日)まで丸々二週間引き籠もってました。

 入院したゆえの興奮なのか、変にハイになりまして(笑)、10年前に引っ越してきたときに物入れにぶち込んだままの「開かずの段ボール箱数個」の片付けをしてしまいました。結局何も捨てはしませんから「片付け」とは言わないかも知れない。知れないじゃなくて言わないな。想い出に浸りたかっただけかも。

 ツイッターにも一つ写真載せたけど、こっちにも載せておこう。

譜面
すごくない?(笑) こんな紙切れ一枚残してありました。これはカセットテープを押し込んだ木の箱(なんかのお菓子が入ってた記憶がある)にピラッと入れてありました。その譜面では「夜空の星」となってますけど、レコーディングされたときにタイトルが変わり、「星に祈りを」になってます。作者本人(佐々木勉)も歌ってますけど、ヒットしたのはブロードサイドフォーのです。「若者達」も歌ってるグループね。


目次
譜面の裏、平凡パンチデラックス1966年春号の目次です。


マージャンパイ
マージャン牌
こんなのも出てきました。悪友連から送られた結婚祝いです。予備の白に文字を入れてもらってる。マージャンしなくなって30年は経ちます。役を見ても飜と符と結局何点になるのか、とっさにはもう頭に浮かばないですね。あ、結婚が婚結になってる。そのまま、またしまっちゃった。


 私は引っ越し回数けっこう多いです。6歳のときに一回、その次は中学三年の冬(15歳)。そのときの悲しい話は「趣味遍歴」 に書きましたが、その引っ越しの時に大事なものを捨てられたことが後遺症というのか、ああいうのをトラウマって言うんでしょうかね。引っ越しのときに「二度と手に入らない物を捨てられない」です。普通の「物」にはほとんど執着しないんですけどね。

 引っ越しは上記二回のあと、18歳で二回(通算4回目)、その後独身時代にアパートを何度か移ってますけど、それは身一つに近いんで数には入れないとして、24歳で結婚して引っ越し。結婚後は三回。結局現在の住まいまで60年で9回引っ越してます。父は二男でしたし、生まれ育った実家など最初からありません。つまり小さい頃の大事な物がそのまま残ってる基地が私にはありません。6歳以前のものは両親が運んだものしかないのは当然として、中三の引っ越しのときに確保できたものはその後もずっと現在に至るまで持ち歩いてます。すごいですよ。60年代半ばの各社カメラのカタログとか、カメラショーのパンフとか。中学時代の生徒手帳もあったはず。実家を持たない都会人がそれらを持ってるって珍しいはず。

 雑誌類は結婚後数回の引っ越しで泣く泣く少しずつ捨ててきましたからほとんどないですが、SFの文庫本などはかなりあります。ハヤカワの「銀背」と言われていたSF本も当時は200冊以上あったはずなんですけど、いま持ち歩いてるのは50冊くらいかな。新刊で買ったのはあまりないです。古本屋を見つけると棚を眺め、持ってないのがあったら購入って形で集めてた。積み重なった箱の下の方みたいなんで写真撮れなかった。押し入れの下段なら引っ張れるけど、上段だと、入院以来、腰が少しおかしいし、一人で取り出すのは難しい。手伝ってもらったら、引っ張り出した段階で「捨てろ、処分しろ」と言われるの必至だし(笑)

COM
これなんかどう? 手塚治虫の月刊誌「COM」、創刊号からほぼ終刊に近い(背表紙が丸い雑誌風になる直前くらいまで)まで残してあります。縛ってあって重いし、出すとまたしまわないといけないんで箱に入ったまま写真撮った。


ギター
ギター。これはどう考えても捨てるわけにはいかない。


音叉
音叉。当時も笛式のピッチパイプはあったけど、やっぱり音叉でしょ。自分の頭を叩いてギターの胴に丸いところをくっつけると共鳴します。固いところに叩きつけたら絶対ダメ。傷がつくと音程変わっちゃいます。いまじゃ電子チューナーですよね。


 で、20歳前に友人と歌って録音したカセットテープも出てきました。うまいとは言えないけど40年前の自分が歌ってると思えば、それなりに聞けます(自分では)。恥ずかしいなと思いつつ、かなり悩みましたが、40年も前だし「いまとは違うんだよ」と言い訳もできるしってことで思い切って出しちゃいます。当時は鼻濁音なんて言葉も知りませんでした。

 それと、私の子ども達、たぶん私がギター弾けるとか歌うとか知らないと思うので、自分史ってことでも晒しておきます。孫のウチ一人くらいはミュージシャンになるといいな。ああ、長々と書いたついでに書いておくと、私の家系はけっこう音楽家系統なんであります。父と母のなれそめも、父の兄が音楽の先生で音楽教師の傍ら自宅でピアノを教えていて、音楽学校に通っていた母がピアノ習いに行って知り合ったそうだし、父の妹はお琴のお師匠さん。母の姉はやはりピアノの先生でその息子(私の従兄弟)は現在音楽でのプロです。一部の世界でしか知られてないけど、一応 Wiki もある存在。父も学生時代はアルバイトでオペラに出てたっていうし、母は声楽科出身だそうです。そんな家庭でなんでうち(私の子ども時代)には楽器がなかったのかよくわからん。レコードはあったな。SPの山がなぜかいまウチにある。

SPレコード
なぜかウチにある重たいSPレコード。右はむき出しで積んであります。左は元のジャケットはなくて、ケースに入ってるSPレコード。


さて、そろそろいいかな。ここまで読み進めてくる人も少ないだろうから、このあとにそっと出しておきます。んじゃいきます。音は小さくしてね。

「海」

「海は恋してる」

「からっぽの世界」

右側のチャンネル、主に高いパートとリードギターが私です。左のサイドギターと歌のうまい方が佐野君。いまはもうこんな高い声でないなぁ。当時は「上のソ(G)」まで地声で出せたです。こうやって聴くとけっこう音外してますね。

 「海」は、最初どうしても題名と歌ってる人を思い出せず、いろいろ検索してやっと見つけたのが、南こうせつの97年ライブバージョン(リンク先がなくなっちゃったんでリンク外しました)。そこに書いてあることを読むとオリジナルは「かぐや姫のライブでMCの合間に一番だけが歌われて収録されている」曲だそうです。だんだん思い出したら、私はこれの原曲聴いたことないみたいです。佐野君がどこからか譜面見つけてきて、彼が歌ったのを聴きながら覚えたんでした。

「海は恋してる」オリジナルは「ザ・リガニーズ」です。セリフ部分はさすがに気恥ずかしくて出来なかった記憶があります。
「からっぽの世界」オリジナルは「ジャックス(早川義夫)」なんですが、うちらも暗いけど、原曲はもっともっともっと暗いです。サイケデリックロックとか言われてたジャンル。あそこまでゆっくりと暗く歌うのはアマチュアには無理。

「PortlandTown」

もう一曲、おまけです。デュオじゃなく、私のソロです。歌は聴くに堪えないかも知れません。歌じゃなく、こういうギターも当時弾けたんだよってことで。原曲は「ジョーンバエズ」です。原曲のうまさとあまりにもかけ離れてるので原曲へのリンクは無し(^_^;) 原曲を聴きたい方は検索してね。英語の歌を「それらしく」歌うコツ なんてウンチクを前に書きましたけど、これはまだ18歳くらい。そんなウンチク考えつく前のことで、かなりいい加減に歌ってます。