2017年08月31日一覧

画期的な血糖値測定器:FreeStyleリブレ

 1型の人達の間ではかなり前から話題になってる「フリースタイルリブレ」。
 やっと9月1日から保険適用されることになったようです。

 画像引用元:販社の「アボット ジャパン」製品情報ページ

 何が画期的って、一日四回(以上)やってる血糖値測定から解放されること。

 インスリン注射はそれほど嫌なものではありません。イヤじゃないわけではないですが、めんどくさいだけ。蚊に刺されてるとき、ほとんど気がつかないけどふと気がつくときもありますよね。痛みも普段はその程度。
 たまに皮膚の痛点にあたってちくっとすることもありますが、そこはやめてすぐ隣に刺しなおせばだいじょうぶ。痛くない。

 とにかくイヤなのがインスリン注射する前や、高血糖や低血糖な気分になったときに確認する「血糖値測定」。これがイヤなんです。痛みの度合いを数値化出来るとしたら、その値はそんなに大きくはないです。でもね、輪ゴムをちょっと離れたところからパチンとされたら痛いですよね。でも冷静に考えるとほんとはたいした痛みでもない。その程度。ね、たいした痛みではないんです。突然パチンとされるなら。
 それを目の前で輪ゴムで打つぞ、パチンとするぞ、とかまえられたら? たいした痛みではないと知っていてもすごくイヤじゃないですか。
 皮膚に押しつけてバネでバチンと弾かれて刺さる針。その器具を自分で自分に押しつけて自分でボタンを押すんです。強く押しつけると深く刺さってより痛い。けど、痛くないように手加減すると浅すぎて血が出てこないときもあり、最初からやりなおし。一度使った針は再使用できない構造になってるので、安くはない針を消耗してしまう。

 フリースタイルリブレはそれから解放されます。二週間に一度、アプリケーターなるものを上腕部に取り付けるだけ。二週間は針を刺すことなく、しかも15分ごとに血糖値を知ることができるとのこと。QOL(生活の質)も確実に上がります。いまは外食時に血糖値の上がり方予想が難しいものを避けてます。2時間後に計ったら300とかもイヤだし、そのとき対処したのに4時間後にさらに上がってた、なんてありますから。ラーメンとかカレーとか餃子とかその他いろいろ、もう10年以上外で食べてない。フリースタイルリブレで15分ごとに血糖値がわかるなら、インスリンの追い打ちでなんとか処理できそう。

FreeStyleリブレの紹介ビデオ」 7本のビデオがあります(それぞれ1~2分)。1型の人が一番知りたいのが「センサーの装着」かもしれない。つけた状態って、なんだかSFチック。

 さて、この画期的な血糖値測定器。9月から保険適用として、私はいつから使えるのでしょうか。一昨日(29日)が三ヶ月の一度の1型糖尿病診察の日でしたので、主治医に尋ねてみました。
 大きな総合病院なので個人クリニックと違い、保険適用になったから即患者に利用、とはいかないようです。基礎インスリンのトレシーバも保険適用になってから一年後でしたから。

 が、しかし(笑)

 このフリースタイルリブレに関しては医者としても重要だと理解しており、本年三月に参加したこの病院の1型糖尿病患者会でも紹介されてたくらいで、1~2ヶ月もすれば利用できるように頑張ってるらしいです。主治医本人(1型でも2型でもありません)もすでに自分にこれをつけて体験テストを行ったとか。
 ビデオ見るとけっこうな長さの針を打ち込むみたいなんで、センサーの装着は痛いですか?と聞いてみたら、全然痛くないよって言ってました。数時間は「なんか入ってるな」感があったようです。風呂も問題なかったと。健常者ではありますが、血糖値の上昇や下降が自分の予想に反してた部分もあっておもしろかった、と。

 次回三ヶ月後(11月末)の診察時にはたぶん使えるようになるだろうとのことでした。

 あと、問題は費用負担。現在は血糖値測定機器のうち、針とセンサーのような消耗品はもちろん自己負担ですが、針を打ち出す機器や測定器本体は病院からの貸与となってます。フリースタイルリブレの測定器本体はどうなるのか。買い取りか貸与か。買い取りにしても一回払えばおしまいだから、それはかまわない。
 気になるのは消耗品であるセンサーとアプリケーター。いまの血糖値測定で使う消耗品は「医療費を計算してみる」に書いたように、血糖自己測定器加算として保険点数1140点(私の場合)ですが、予想では最高の1500点になるのではないか、と。差が360点(3600円)。それの3割ですから、一ヶ月千円ちょっとの負担増になりそう。でもそれくらいであの痛みから解放されるなら安いもんですよね。

日本ブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 1型糖尿病へ