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2009.10.19

セキュリティソフトを考える

 今回のMSEについて、ベンダーをはばかってかマイクロソフトはかなり遠慮がちな発言をしていますが、よく考えてみると、そもそもセキュリティソフトってスキマ産業というかニッチというか。ブラウザや、その他の一般アプリケーションとは違うものですよね。

 使用に不安がある製品をそのまま売ってるマイクロソフトがいままでいけなかったのであって、その隙間をついてセキュリティソフトが売れた。本来セキュリティは Windows なら Windows が内包していなければいけない機能だと思うのです。下手したら製造者責任を問われてもおかしくないくらいにほったらかしがおかしかっただけ。

 マンション等の住居にたとえれば、冷蔵庫とかテレビとか家具や内装なんかは自由にするとして、カギのついてないドアのまま売りませんよね。住む方がもっと違うカギやカギの追加をするのは自由だけど、カギがまったくない家とかマンションとかはあり得ない。カギの業者がマンション業者に「カギをつけて売るなんてひどい、自分とこのカギが売れなくなるじゃないか」と騒いだらおかしいでしょ?

 前からセキュリティソフトベンダーの売り方が好きじゃなかったってのもあります。パソコンソフト売り場に行くとビデオ流して、これでもかこれでもかと恐ろしげに煽りまくり、だからウチのソフトを使えって、要らない機能てんこ盛りの高めのを売りつけようとしてる。あの店頭ビデオ、しばらく眺めてたことあるんですけど、普通のクッキーまで悪者にしてましたからね。
 クッキーなんて電車の切符と同じです。どこから乗ってどこで降りたって経路はわかってもその切符を持ってた人がどこの誰かだなんてことは、自分で切符にメモでも書かない限りわからない。せいぜい、いつも赤いセーターを着て朝何時頃ここから電車に乗る人、って認識される程度なものです。TDLで外に出るときスタンプを押してもらうのとも似てる。それとリファラーとかも怖い物と言わんばかりの煽り方だった。どこから来たかわかったって良いじゃないですか。「どこの誰が来た」まではわからないんですから。

 怖いから変装してそっと覗き見するって心理はわからなくもないですけど、こっそりと覗かれる方だって怖いじゃないですか。いついたずらされるかわからない怖さがある。見に行く方が自衛だというなら、見に来られる方だって自衛します。んなことを繰り返してたらWEBじゃなくなっちゃう。

MSEに対して興味深い記事がいくつかありましたのでリンクを張っておきます。

MSの無償ウイルス対策ソフト、提供の狙いと注意点 「セキュリティレスポンスチームマネジャーの小野寺匠氏インタビュー」

Microsoft Security Essentials FAQ風まとめ

インストールすべき10の理由 「Microsoft Security Essentialsはインストールすべきか?」

うーーん、私はMSE応援団、だな。


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なかのさん、”人身御供”御苦労様です。
MSE、結構評判はいいですね。
検出もまあまあそう。

メールはたまに。自分でHPやブログなどやらない。
セキュリティーソフトのアップデートなど滅多に
やらない。そんな方にはいいのかも。
でも、逆かな?
ネットに詳しい方は当然にセキュリティーには
気を遣っているから、MSEでも十分ということもあるでしょうか。

要はアップデートもしない方向きかな。

[返信]

なかの Reply:

 対象ユーザーは「オールマイティ」だと思います。許諾の範囲以内でね。100%の捕捉ってのは絶対に無理なわけですから、対象の何を捕捉できて何が捕捉できなかったかは結果論になってしまいます。つまり、どのソフトを使えばベストという決定打はない。言い方変えれば「どれでも大差ない」です。だったら軽く、余計なことをしない、イラッとこないのがいいじゃないかなと。

 ベンダー製ソフトは「散歩に行くときでも危ないからヘルメットとプロテクターも着けていくように」と過剰なセキュリティを押しつけてるし、それに慣れきってしまい、いままでWEBとはそういうもんだと思いこんできたのでMSEに機能不足を感じてしまうのだろうと思います。

 この件はきちんと思いの丈をぶつけた記事を書くつもりです。

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