フリースタイルリブレ使用感と感想

 前回も言いましたが、これ、革新的というか血糖値コントロールの革命というか。いままでにこういうものがなかったわけじゃないんですけどね。体につけて継続的に血糖値を測定するCGMとかありましたから。でも、格差補正っていったかな。結局一日数回(4回?)普通に血糖値を測定して機械に読み込ませないと血糖値に近い結果を望めない、つまり点ではなく線で変化を確認できるという利点はあっても、針を突き刺す血糖値測定は減らないという。ほかにも利用料が高かったりして使ってみたいとは思いませんでした。
 
 

 1月30日午後に使い始めてざっと一週間目、2月7日のグラフです。就寝前の0時半ころは血糖値154、就寝したのが1時少し過ぎ。夜の間は順調に血糖値が下がりつつ維持できてることがわかります。
 ちょっと寝坊して朝9時過ぎに起床朝食。朝食はヨーグルト、豆乳、野菜ジュースのみ(毎朝同じ)で26カーボ。私の場合、起床後から昼にかけて何も食べないでも常に血糖値が上がるので、26カーボに対して超速効を6.0打ってます。私のインスリンカーボ比は基本としてカーボ10gでインスリン1.8で計算してますが、朝だけそれに1.5~2.0単位くらい加算してます。
 昼の食前血糖値が146。65カーボの食事を摂って超速効インスリン12。
 グラフ見ると2時間後にピークが来てる。なぜ? インスリンが効いてない? 15時半くらいにまだ200オーバーだったので超速効を1単位追い打ち。突然一気に下がりはじめ1単位の影響ではないくらいに下がった。夕食前血糖値75。
 夕食は40カーボ(フルーツグラノーラ50g+牛乳200cc)で7.5打つところをマイナス1単位のインスリン6.0。1時間後くらいに急上昇したあと、就寝前には58と低血糖。これじゃ寝られないので補食を10g。

 この血糖値の変化、以前の食前測定だけだったら「起床(朝食前):124」「昼食前:146」「夕食前:75(途中で追い打ちしてなかったらたぶん100前後)」と、なにげに良いコントロールと思ってた可能性大。HbA1cは平均値なので、ずっとこんな調子でも6.5前後を長年維持出来てましたしね。

 これって、持効型(基礎インスリン)が多すぎるってことだよね。それ以外の原因だとすれば、インスリンの効き目ピークが私に合わないってことになっちゃう。GI値とかの関連ももちろんあるだろうけど、それにしても合わない。
 基礎インスリンが効きすぎてるから次の食前までには下がってるけど、摂取したカーボ消費に足りない超速効しか打ってないから途中は高血糖。この高血糖の山を平らにするためにその分の超速効を打ったら、山はなくなるけど谷が深くなって確実に毎回数時間後に低血糖になるはず。食べる量を減らすというのも手でしょうが、見てのとおりかなり少ないです。リタイアしてからはエネルギー消費が少ないので必然的(自然的?)に食べる量も減りました。

 という考えの基、2月7日から持効型を以前より1単位減らして様子みることにしました。
 ちなみに私の使ってる持効型の「トレシーバ」は有効時間が長くて半減期が24時間だそうです。つまり注射して一日経ってもまだ半分体に残ってる。一日一回注射したときに残ってる分は加算されていきます。具体的には最初に10打ったとして、二日目に10打ったときの体内残存量は15。三日目に10打つと体内残存量は17.5となるわけです。安定してくるのは一週間から10日かかる。
 トレシーバの注射単位を変化させても、その変化が体感できるのも一週間から10日かかるわけです。私の実感としては4日から一週間くらいかしらね。そのくらい経たないと減らしたとか増やしたとかの影響は感じないです。
 
 

 そして持効型トレシーバを1単位減らして約一週間。まだカーボインスリン比は1.8のまんまいじってないので食後に少し高めになるのは同じだけど、明らかに低血糖が減ってる。これもまた食前血糖値だけを見てたときは、120,120,112とかなり良いコントロールと思ってそう。なお、16時過ぎに10カーボ摂取してるのは「おやつ」ですw2単位追い打ちして食べました。

 1単位減らして一週間過ぎたので、本日(2月14日)からさらに1単位減らしてみました。また一週間くらい様子を見つつ、次の対策としてインスリンカーボ比を2.0(カーボ10gで超速効を2単位)にしてみようと思ってます。目標は全体的になだらかなグラフになること。

 ざっとまあこんな具合にフリースタイルリブレは役に立ってます。点ではなく線で把握できるからこそです。

 費用負担も患者側としてはいままでのとほとんど変わりません。医者側(病院側)は噂では出せば出すほど赤字(病院負担分が多い)と聞きます。ほんとかどうかは知りません。保険適用になったくらいなんだから赤字ってのは間違いなんじゃないかな。導入してないところは医者側として新しい物の導入がめんどくさくてイヤなだけ、あるいは業者側とのリベート問題もありそう。フリースタイルリブレのアボット社以外の血糖値測定器を導入してたとしたら、そこを切らないといけませんしね。アボットはたぶんこの製品で強気でしょうから病院側への見返りもきつそう。フリースタイルリブレを扱うことで赤字になるのではなく、懐に入ってくるものが減るってことではないか、などと穿った見方をしておりますw まあ大きな括りで、それを赤字と言うんだよということなのかもしれないけど。

 もう一つ。フリースタイルリブレのセンサーは当たり外れが多くて測定値が信頼できないという意見も他で目にしましたが、それはちょっと違うと思う。センサーそのものは組みたて方で精度が変わってしまうような物では無く、単純な工業製品。製品自体のバラツキは使用者が気にするほど多くないはず。
 センサーの精度が悪いんじゃなくて、付け方の問題だろうと思ってます。体のどこにでもつけられそうなのに、二の腕の裏側のみ(ん?こっちが腕の表か?)指定というのも「そこしかダメな理由」があるはず。インスリン注射をする腹などにつけられれば、服の上から計れるんだから使いやすいはず、とくに夏場のノースリーブを気にする女性なんかもつけやすくなるだろうに、そこがだめなのはやはり同じ「ダメな理由」があるからなんだと思う。深く追求するつもりはないけど、「そこにつけろ」と説明されてるんだからそこにつければいい。おそらく、有効な精度を得られる範囲(つける場所)が狭いのではないでしょうかね。同じ場所につけ続けるとかぶれが心配だけど、もうしばらく使い続けないとそこらはわからないですね。二個目は自分では少しずらしてつけたつもりだったんだけど、ほぼ同じ位置につけてしまった気配。

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