やっとスマホへ

 私かなりパソコンオタク、通信オタクではあるんですが、いまだにガラケー使いです。もちろんスマホに興味がなかったわけではありません。が、どう考えてもスマホの使い道が私には見いだせなかったんです。

 現役中、現場のある仕事ですからかなり外出します。でも、移動はそのほとんど95%以上は車での移動なんですね。滅多に電車ではでかけない。現地に着けば遊んでる暇も無く仕事に入るわけで「外でインターネットができる」という利点が自分には不要だった。

 グーグルマップとか便利じゃないですかって言われることもあったけど、私、道に迷わないんです。人間カーナビ(笑)出かけるときにパソコンなり紙の地図なりを確認しとけばOK。初めて行く現場は現地付近の拡大マップだけプリントアウトしないと、そりゃあ知らないところにはいけませんけどね。

 必要なのは外で連絡が取れること。つまりガラケーがあれば十二分。事務所を出るときには事前に現場で必要なものすべてを持つという確実な習慣があります。現地に着いてからオンラインで何かを調べることがなかったんですよ。

 法務局もオンライン時代になって登記簿閲覧とかもオンラインでできるようになりましたから、使えれば便利だったかなといまでは思いつつも、そんな場面(ああ、いまそれがわかればなぁという場面)はほとんどなかったです。

 あと、日程とか予定、スケジュール。それらも別にスマホじゃなくてもかなり先まで頭に入れておけたし、現地で次回を約束するときに予定を見直すなんてことも不要でした。

 六年前、使用中の携帯キャリアが廃止になり、無償で新機種と交換できることになって、そのときにスマホを選択するチャンスはあったんですが、上記のような理由と「スマホはガラケーに比較してランニングコストが高い」というのがありましたから、スマホを使ってみたいだけの理由で乗り換える気にはならなかったのです。

 さて、今回。なぜガラケーからスマホに乗り換える気になったのか。布石的な遠い原因としては、ISP契約でソフトバンクともめた件。あのときに「二年縛り」というのが、もうね、強烈にイヤだと感じまして。単なるプロバイダ契約(接続契約)だけで償却的な何かがあるわけじゃないのに二年縛りって変でしょ。実際、他のISPには接続契約だけなら縛りなんてないです。とにかくあのときに「二年縛りは変、おかしい、絶対イヤ」というのが染みこみました。前から思ってはいたんですけど、とくに強烈にそう思うようになった。

 端末を分割払いで買ったなら、その支払中は縛りというよりも支払ってるんだから解約できない、解約するなら残金一括返済、というのなら当然納得です。でもそれって最初の二年だけでしょ?なんでその後もずっと自動的に二年縛りが続くのよ、と思ったら腹が立ってきまして(笑)

 現在auのガラケーを使ってます。私は最初からauなのでau歴17年と8ヶ月(今月で)。これだけ長期に使っても全然関係ないんですよね。全然と言ったら違うか。若干の割引はあります。使用状況はほぼ通話のみ。私はケータイでメールもしなければインターネットもしません。写真も撮りません。通話もリタイアしてからは99%が着信のみ。契約は一番安いとにかくシンプルなやつ。それでも毎月1300円ほどかかってます。いまどきのスマホユーザーから見たらウソみたいな通信料だと思うんですけど、電話ですからね。これでも高いと思ってます。

 今月(12月)に二年縛りの解約期間がきました。いまこのチャンスを逃がすとまた二年耐えないといけない。二年待たずとも解約金払えば済む問題ですが、それもイヤじゃないですか。

 で、調べまくりました。調べ初めてすぐに、私の現在のガラケーの使い方と同じように使うという前提で考えると、格安SIMスマホなら同程度のランニングコストでいけるとわかりました。

 格安SIMで通話もできるようにすると、データ通信だけのコストに+700円かかるんですね。通話料金はもちろん別で、従量料金だと基本として30秒20円かかります。1分40円。10分使うと400円。かけ放題的なシステムがいくつかあって、月に60分とか一回何分までなら月に無制限回数とか。料金は600円くらいかな。私の電話の使い方だとかなり微妙な線引(笑)ほかにアプリ経由(無料)で一気に半額の30秒10円になるらしい。

 この一ヶ月で「こちらからケータイで電話をかけた」記憶がありません。先月はどうだったかな。思い出せません。たぶんなかったような。あったかな。ないな。いや、あったか。ん、先々月だったかな。連絡するだけで一分も話していなかったような。一分って短いようだけど、けっこうしゃべれます。

 ってな具合にしか使ってませんから、かけ放題は要らない。年に何回か10分以上かけたとしても、総計で考えると毎月数百円支払って契約するほうが高くつく。完全従量制で十分。

 肝心なモバイルインターネット。これも外で重たい通信することはない。ほとんどが音楽プレーヤーとしての使い方で、これはアマゾンのタブレットで済んじゃってる。自宅のWi-Fiでアマゾンプライムミュージックからダウンロードしておけばそれを外で聞けるからね。もしかしてスマホでも同じコトできるのか。そしたらタブレットは映画とか本とか落としてきてそっち用になるな。

 強いて言えば、グーグルマップとradikoとかオールディーズのインターネットラジオ系統か。アマゾンのタブレットはGPSが入ってないんで外でフリーWi-Fiにつないだとしても道案内には使えません。Wi-Fiでつなげばマップそのものは見れるから問題は無いので、あくまでも強いて言えばなんですけど。

 これも調べてみた。ストリーミングで音楽やラジオ聴くと1時間で30~50MBくらいらしい。電車に乗って近場しか行かないから、フリースポット(横浜市営地下鉄は駅ごとにフリースポットある)と自動切り替えするアプリ使えば通信量は激減できそう。もっとも1GBあれば20時間分だし、私、いま月に20時間も外にいないです(笑)。
グーグルマップは10キロ移動して通信量1MB程度だそうで、問題無いですね。

 どっちにしても毎月1GBも使わなさそうということ。ガラケーの代わりに電話を受信できればいいという大前提なんだから。加えて若干インターネットも出来ればいいかな、くらい。ツイッター等のSNSも画像とか動画を自動再生しないようにしておけば、中身はテキストなんで気にするほどの通信量ではないらしい。

 格安SIM会社、かなりたくさん検討しました。予算は現在の毎月1300円に+α程度(せいぜい1600円くらいまで)までで検討した結果、FreetelBiglobeの二択にまで絞られた。BiglobeはISP使ってますからね。SIM料金が毎月200円割引。

 ここらあたりで新たに気づいたことが出てきて愕然(笑)

 SIMを使い始めるときに初期設定料金を取られるんですね。上記二社に絞ったあと、候補から外れたところも全部見直してきたけどみんなそうだった。表面上、サクッと見えるところには大きく載って無くて、実際に契約をしそうになって進んで行くと出てくるところがほとんど。どこも判で押したように3000円取られます。

 auからMNPで電話番号を持ち出すのも3000円取られることにあとで気がついたんだけど、合わせて6000円。二年で割ると250円か。二年縛りから逃れるために意地になっての移転だし、そのための投資だから仕方ないね。

 そうこうしているうちにネット記事で「Freetelが10月から初期設定料金を299円に下げたプランを開始」とか読んだ。お、これはどこにあるんだ。Freetelのサイト、かなりなめ尽くすように見たのに気がつかなかったぞ。もう一回見に行っていろいろと選択枝を選んで進んで行くも、やはり設定料3000円に行き着いてしまう。

 格安SIMのサイトって、Biglobeもそうだったけどオンラインでリアルタイムチャットで質疑応答してくれるのね。待たされるのかと思って半信半疑にクリックしたら即相手が出てきて驚きました。そうか電話だと延々とつながらないのはオペレーターが不足しているんじゃなくて、回線が足りないのか。あるいはそうじゃなくて、チャットで質問しようという人が少ないのか(笑)チャットいいです。即つながります。いろいろ聞きました。

 端末とSIMのいわゆるセット物(特典とかキャンペーンとかつく、メインのページにどーんと置いてあるタイプだけじゃなく)のプランだと設定料ありのSIMしか選択できないんだそうだ。主に端末をすでに持っていてSIMだけ買う人用にあると。このページのオンラインショップに入ってアクセサリーに入ってと説明されながら見ていったらありました。

 もしやと思ってアマゾンで検索したらアマゾンでも同価格でありました。

 端末は端末で独立してそれだけをFreetelで買える。価格的にはセット物と同じ値段。ただし、セットのプランじゃないと分割払いはできなくて一括払いのみ。一瞬どうしようかと思いましたが、もう一度セットプランじっくり見ると二年間の総額がかなり高いんですよ。一年間は毎月千円引きとか特典は書いてあるんですけど、それでもSIM単体で希望のプランを使った総額と比べるとかなり高い。

 それもチャットで聞きました。結局セット物には(余計な)オプションがくっついていて、それらの料金が加算されていると。たとえばね、大きく歌い上げてるのが「とりかえーる」と称して、半年過ぎたら残金無しで新モデルに機種変更、壊れても新機種に交換とかってやつ。結局、これ無料じゃないんだよね。毎月換算で1000円以上加算されてる。しかも、二年過ぎて分割払いが終わってもずっと続く。縛りはないんだけど、とにかくこのオプションはずっと続いて通信料金にプラスして払っていく。保険の仕組みと一緒で、全員が半年でこれ適用したらたぶん赤字。二年間機種交換しないおじさんも多いだろうし、壊れない人も多い。二年経ったら端末代くらいになってるからね。本人無償で新型に変えてもらったと思って喜んで、実際はそこまで積み立ててきたのに気がつかないという。会社から見ると総計的に儲かるんでしょうね。

 セットプランは私は要らない。

 ついでに書くと、どの会社もトップページに載せてるその会社の売りである格安プランはそのまま信じてはいけません。あれらはキャンペーンなどを適用した最初の半年とか一年とかの短期で、しかもプランそのものに不要なオプションがいろいろついていて高くなってます。その高いのから当初だけ若干値引いた金額があれです。そんな売り方するからみな短期で移っちゃうんだよね。

 端末は一番安くもなく、一番高くもなく、一応新機種であるREIってのを一括払いで購入。iPhonとか、大手の高級機種とは比べられないけど、アマゾンのタブレットで気になってない私だからたぶんだいじょうぶ。SIMは299円(税別)の「【FREETEL SIM】299円 全プラン対応パック データ通信/音声通話」を購入することにしました。

 端末代、約21000円を一括で払っちゃったので、毎月のランニングコストは通信量1GBで1199円。それだけ。いまのガラケーより安い。一分程度の電話を月に5回かけて同じくらい。仮にもっと使う月があっても、使わない月もあるし年間通して考えたら安くつくはず。

 ああ、久しぶりに長文書いた。少し波に乗れるかな(笑)