1型糖尿病を知ってもらうために

日テレNEWS24「タネをまく人 岩田稔投手×1型糖尿病支援

 1型糖尿病とはその動画で説明されているとおりです。テレビなので若干やらせ的なというか編集もあるようには感じますが、概ねそのとおりです。どこがやらせって、インスリンポンプを使ってる女の子が注射もしてましたよね。ポンプの異常(故障)のときのためにペン型のインスリンも持ちますが、逆に言うとポンプに異常がないのに注射をするということはないはずです。テレビですからね。注射する映像が欲しかったんでしょう。

 ポンプは楽そうなんですけど、いくつかの理由があって私はポンプを使ってません。最大の理由は金銭的負担ですね。小児のウチは医療補助があるんでたぶんどこの市区町村でも医療費かかりません。18歳になると(越えると?)補助がなくなり自己負担になります。難病指定にもなってませんので補助はまったくありません。全額自己負担。もちろん健康保険はききますから、私の場合、国保で3割負担です。

 ポンプにするとインスリンの自己負担額はそうでない場合の倍額くらいになります。毎月の医療費の倍ではなくて、インスリン代ですからいくらだろう。そういえば毎月の医療費内訳をきちんと計算したことなかったな。あとでやってみよう。たしか、インスリンより血糖値測定関係のほうが高かったと思う。
 いずれにしても負担額が増えるのはきつい。それに注射そのものはたいして苦ではないんです。めんどくさいだけ。痛みはほぼないです。たまに痛点に突き刺しちゃったときにズキッとするだけで、それ以外はほぼ無痛です。

 注射より、動画内にもありましたが、血糖値測定のほうが痛くてイヤ。トゲが刺さって血が出るようなことを毎回自分でやるんです。意識して自分でパチンとやるんです。10年経ってもやるたびに一瞬身構えます。そいつはポンプにしてもなくならない。だったらわざわざポンプにしたいとは思わない。外で活動する人たちは注射よりポンプの方が楽みたいですけどね。私はもうリタイアしてますから。

 食事も含めて普通の生活ができる。インスリンさえ打てば普通の生活ができる。食べ物に制限はない。けど、好きなだけ食べてその分のインスリンを打てばいいってことではないです。そんなことしたら太りますからね(笑)
 普通に健康な人が健康を維持できるように普通に食べる物と量を1型糖尿病患者は食べられるという、普通な話しです。
 1型を知らない人は、2型糖尿病は食事制限されるんで、糖尿病=食事制限、1型も糖尿病だから食事制限という三段論法になっちゃうんですよね。会食や酒席で何でも食べられるというと、たいてい驚かれます。

 気づかずに高血糖で意識を失うということは、1型糖尿病ではまずあり得ません。インスリンを打たずに飲食するということはないですから。インスリンを持たずに外出して飲食するとしたら血糖値の上がらない物か、あるいは飲食しないか、だけです。食前にインスリンを打っても計算が外れて高血糖になることは日常茶飯事ですが、ケトアシドーシスなどで意識を失うほど高くなるような計算ミスはありえないです。1型というのはそういうものです。常に血糖値を意識して生きてる。

 低血糖はなかなか難しい。もちろん意識してはいるんですが、体が血糖を消費する予測が難しいのです。頭を使う、体を普段より動かす、緊張する、風呂に入るなどなど。それもどれがどれくらい消費するか事前にはわかりません。食べる物だけでなく、食事のあと何をする予定なのかを踏まえてインスリンの量を決めるんですが、突発的な行動もあるしね。現役時代、客との面談中に低血糖を起こしたこともあります。

 私はまだ意識不明になるような低血糖を起こしたことはないですが、体がぶるぶる震えるところまでは行ったことがあります。こうなるとブドウ糖の包装を破くのも難しい。家にいるときだったんで包装を開けてもらいましたが、外で一人だったらどうなっていたか。それ以来、外出時は高めの血糖値を維持するようになりました。HALLS(飴)が一粒で炭水化物4g程度。お守りとしてこいつをなめながら出かけてます。なめ終わるまで2~30分かかるんで、それで4gならお出かけ中の血糖値維持にちょうどいい。

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