今日からトレシーバ

トレシーバというのは基礎インスリン製剤の商品名です。時効型、持続型ともいうようです。1型糖尿病患者(と2型の一部の人)が使います。

 基礎インスリンとはなにかと言いますと。
 1型糖尿病はインスリンが体内で作られないので、毎食ごとにそれに見合った超速効型を打って血糖値をコントロールするわけですが、インスリンてのはそれだけの仕事をしてるわけじゃないんですね。ホルモンですから、一日を通して体全体として使われる分も必要なんです。これがないと血糖値コントロールも不安定になる。これを基礎インスリンといい、一回打てばじわじわと長時間効いてる基礎インスリン製剤でまかないます。

 私は2006年の発症以来、基礎インスリンはサノフィ社の「ランタス」を使っていました。このランタスも登場したのはそんなに古いことではないようで、私が発症する数年前らしい。

 ランタスは一応「24時間持続する」となってますが、実際には24時間均一に効いてるわけではありません。どう考えたってそうですよね。打ったあと、数時間後にピークが来て、そこからなだらかに効き目が落ちていく。しかも体感では20時間後くらいにはもう効果がなくなってるように思えます。

 うつタイミングは就寝前の23時とか24時とか決めて打つように言われますが、寝る前って忘れちゃうのです。打つのを忘れるというより、「もう打ったのか、まだこれからなのか」をど忘れしたことがありました。その時どう処理したのか思い出せないけど、これは繰り返しやりそうだしまずいと思い夕食時に超速効と合わせて同時に打つことにしました。「食前にうつ」というのは打ち忘れがまずありません。

 ただ「就寝前」と指定されるのは理由がありまして。夕食時頃に打つと一番効いてるのが就寝中の真夜中になります。就寝中の低血糖って怖いので、就寝前に血糖値測定して低めだったら補食します。寝る前に何かを食べる...良くないですよね(笑)

 ということで夕食前に打つ案もボツにして朝食時に打つことにしました。これなら夜中の低血糖はあまり心配しなくて良い。ただ、私はもう仕事も減らしてる自営業者だし、もともと低血圧で午前中は動きが鈍い人なんでかまわないけど、普通は午前中から昼にかけて効き目のピークが来たら活動しにくいかもしれない。

 この基礎インスリン製剤も日々進化してます。昨年3月に日本で新薬として登場した「ノボ ノルディスク ファーマのトレシーバ」。今年三月に一年経って普通に使えるようになりました。よく知らなかったんですけど、新薬って最初の一年間は気軽には使えないのね。

 トレシーバの特徴は持続時間が長いってこと。40時間だとか48時間だとか言われてます。もちろんスパンが長いだけで効き目のピークもあるし、だんだん効き目が薄れていくのも当たり前なんですが、効き目スパンが長いので、一日一回打てば最初に打ったのが効かなくなってくる前に新しいのが入るわけです。

 グラフ的には効き目が重なり合う部分がだんだん安定してきて一定になる。つまり効き目が平らになっていく。ということです。一日で半減するとして、打ち始めて5日目くらいから効き目の総計が安定してくるらしい。

 短所としては、そういうわけで効き目が重なり合ってくるので、「今日はシックデーだから基礎を薄めに」とか「高めに」とかできないってこと。とにかくスパンが長いので突然の微調整はできないわけです。でもまあ「基礎インスリン」だからね。そこらはわかってさえいればどうにかなるでしょ。最初の5日から一週間の血糖値コントロールが苦労しそうなのが心配かな。しばらく毎食前後+いろんなときに血糖測定しないといけなさそう。

IMGP0015
 もう一つ短所を見つけた(笑) 軸が少し太いので、いままで使ってたインスリン製剤二本収納のポーチに挟まらない。

日本ブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 1型糖尿病へ