なんと、糖尿病で合併症にならない人もいるそうな

なぜか糖尿病で合併症にならない人の共通点」←ソースはこちら、1型2型問わずです。

糖尿病患者の10~15%は合併症と無縁? だそうな。

 「?」マークはついてますけど、ちょっとというか、ちょっとじゃないな、かなり驚きました。10~15%っていったらかなり高率です。10人に一人以上です。

 1型糖尿病発症して調べまくってずっと感じてた疑問があります。インスリンが普通に使えるようになったのって、そんなに昔じゃないんです。30年前はまだ「ブタインスリン」だったみたいだし、いまみたいな血糖値測定器なんてなかったし、注射器だって....30年前(もっと前か?)を知ってる世代は思い出してみてくださいな。予防接種やら内科の医者に行って注射してもらうとき。グツグツ煮沸して消毒してる注射器や針を覚えてませんか。針先は当然なまってくるし痛そう。あの痛そうな注射器を使って、しかも効き目も一定ではないブタインスリンを適当に注射してる時代。そんなに昔ではないわけです。

 たとえば、「マグノリアの花たち」って映画があります。1型患者の中ではけっこう有名な映画です。ドリーパートンやらジュリアロバーツが出てるし。この映画、1989年です。まだ30年も経ってない。

 なのにね。イーライリリー(世界で始めてインスリンを治療薬として提供したアメリカの会社)が毎年「50年以上インスリン注射をして生き延びている1型患者」を表彰しているんですよ。50年以上前に発症して無事に生き延びてる人がたくさんいる。すごいことですよね。

 文頭にリンクを張ったサイトからの引用ですが、
スウェーデンでは約12,000人が、糖尿病歴30年以上の患者だと考えられています。そのうち糖尿病歴50年以上の人が1,600人います
とか書いてあります。もっとも私はどう頑張っても発症から50年生き延びるのは無理ですけどね(笑) 無理、でもないのか。106歳ならまだ生きてるかも(ないないw)。

AGEs(最終糖化産物)が鍵を握っている

 糖化・老化物質として嫌われていた物質が、どうも善玉と悪玉の二種類ありそうだってことみたい。長寿の家系にはこの「善玉AGEs」が多いらしい。私の家系はと考えて見るに、母方父方ともにガンで死んだ人以外は割と長寿みたい。余談ですが、母方の祖母は99だったかな。1900年生まれ(19世紀)で1999年秋に他界しました。あと1年と数ヶ月頑張れば19世紀から21世紀まで三世紀に渡って生きたことになったのに惜しかったです。ガンで死んだ人以外はって書きましたけど、両親と祖父をガンで亡くしてますので、そっちの系統も怖いのではあります。

閑話休題
 これって、糖尿病(1型2型を問わず)患者には朗報なのは当然として、一般的にもアンチエイジングやら長寿やらで脚光を浴びそうじゃない? 対象人数が多くなればなるほど研究に熱が入り、さらに結果としての薬も安価になる。インスリンがそうなんです。もし2型糖尿病患者がこんなにたくさんいなければ、つまりインスリンの需要が1型患者だけだったら、インスリンの進化も遅かっただろうし、医療費負担で大変なことになってたと思う。数は力、です。

 問題はそんな薬が出ちゃったら、少子高齢化をなんとかしないと、物理的に長生きできる人は一握りの恵まれた人たちだけになっちゃいそうな気がすることかしらね。