前回はトラック三つ使いオーディオ録音してステレオミックスダウンしてみましたが、今回はMIDIの打ち込みにチャレンジしてみました。ベースです。ベースなら単音だし、音符の位置をマウスでクリックしていくだけなので、必要なのは根気だけでなんとかなるだろうと思ったのです。ベース音が入ると入らないでは聴いた感じがかなり違いますもんね。
MIDIの打ち込み部分冒頭は見た目こんな感じ。音を置くのも削るのもマウスでポチッと。コピペもできるから同じコード進行のときはコピペで。最初はかなり細かく音を作り込んだんですけど、通して聴くと、ベースって「単純であるべき」って気がしてきます。もちろん曲によるんでしょうけどね。今回はそうでしたので、せっかく打ち込んだ部分もあっちこっち削りまくって単純に。
そのMIDIベース、冒頭部分の音はこんな感じになります
ベースはそういうわけで思いの外簡単にできたんですが、MIDIのテンポとリズムマシンのテンポを同期(シンクロ)させる方法がわからない。MIDIのほうはテンポを数値で指定するんで、速度は目で見てわかりますが、ミニアンプ付録のリズムマシン、テンポの指定がボリュームを回すタイプなんです。数値で指定できないから、聞きながら合わせてみたりしたんですが、どうしても微妙に違うわけでずれちゃう。ほら、車に乗ってラジオ聴いてて、ウィンカーの「カッチカッチ」が曲とぴったりあってるような気がするときがあるじゃないですか。でもほんとは合って無くて、だんだんとずれてくる。あの感じです。
三連のバラードなんで、あまり深く考えないでよさそうだし、なんとかなるだろうとドラムパートもMIDIで打ち込んでみました。ドラムのパーツの名前知らないんで何というかわからないけど、バスドラムとチッチッチってパートと、スティックで縁を叩く「カツン」ての。その三つの音を二小節分作って残りは全部コピペで済ませました。
ドラムとベースをMIDIで作り、それを流しながらギターを2トラック分弾いて、さらに歌と、全部で5トラック使ってます。エフェクトは歌の部分のみコーラス+リヴァーブ(少し深めに)を掛けただけ。歌にエフェクト掛けるとなんだかかっこいい(笑)
ギターは出だしから間違いかけてるけど、五つの各トラックを何度も何度もやり直してるわけで、全部が納得いくまでなんてとてもできないです。これだけやるのに土曜日ほぼ丸一日かかってます。失敗してるところだけ別テイクで取り直し、うまいこと貼り付けたりしの修正ができたりするんだろうけど、方法がわからないし、今回はここまでってことで。
曲は「ミスターロンリー」です。ファルセットの部分がうまく声が出ませんでした。裏だか地だかわからん声になってしまった。キーはCで、最高音はG(ギター一弦3フレット)です。もう半音か一音下げたほうがよかったかも。それに、一日これやって、もういいやとなってからオリジナル聴いたら、テンポがもっとずっとゆっくりなのね。先に確かめればよかった。MIDIの段階でなら速度はいくらでも変更できるから。
「ミスターロンリー」
なお、MIDIをオーディオトラックに移す方法は「MSPの使い方:オーディオ編」を参考にさせてもらいました。
ぱちぱちぱち・・・!
すげ~!
発音も、そのへんの日本人プロ歌手よりよっぽど素晴らしい!
それにしても、MSP を使えてしまうというのがすごい!
私も、MSPはインストールしているのですが、そこでもう終わっています。
(^^;