運動嫌いのウォーキング

 私は体を動かすのが嫌いです。ものぐさ、という言い方もありますが、ものぐさとは違う。と自分では思ってます。怠け者でもないです。異議ありの声が聞こえてきそうだけど、異議は却下。ものぐさでも怠け者でもなく、体を動かすのが嫌いなだけです(笑)

 運動と言えば能動的に何かをすることであるわけで、運動しないとダメと言われても動くのが嫌いな私に毎日継続的に運動できるわけがない。

 動かないっていえば「太ってる?」と言われそうですが決して太ってはいません。BMI を計算すると 21.9 ですから、理想体重を維持してます。[BMIとは]

 ということで、運動嫌い、わざわざ何かをする「運動」は継続(持続)できない私にもできそうなことと言えば「歩くこと」です。それしかない。10年ほど前から「歩いていける(電車バス含む)ところは車は使わない」ようにしました。15分ならためらわず乗り物には乗らないで歩く。20分だと悩むけど歩く。30分だとバスとか電車かなぁ。

 何にでも凝る私ですから、歩くことについても当時それなりに調べました。どうせ義務感で歩くなら、歩いた結果がより効果的になったほうがいいから。

以下は医学的根拠など無いです。あちこちのサイトで調べたことを自分なりに混ぜ合わせ、さらに自分の体験もそこに混ぜ加えて自分で納得しただけのものです。

 どこを調べても「ウォーキングは一日一万歩」となってます。それが基準。一万歩を境に「歩く人と歩かない人」の疾病率なんかがガタンと変わるようです。でも元々運動嫌いですからそんなに歩きたくはない。だって、一分間に百歩で30分で3000歩ですよ。食後に30分歩くのを朝昼晩三食後に続けて9000歩。続くわけないです!

 歩くと何がどう良いのか。書いておきますね。まず血糖値の消費があります。ただ、これもコツがあります。歩くのに限りませんが、体を動かし続けると暖かくなりますよね。あれは一律にゆっくりと暖かくなっていくと思ってませんか? 違います。動き始めてから少しずつ暖まってくるんですが、約10分くらいのときに、一段、ホカッと体温が上がる。この「ホカっと暖かくなる感じ」は体感できますから知ってるはず。ただ「開始から10分前後」てのは知らない人多いです。運動選手と一般人では違うけど、体格等の個人差なくてたいてい10分前後のようです。ホカッと暖まったときに体のスイッチが入り、ここからが血糖の消費になります。スイッチが入るまで休んだらダメ。インターバルは最高で1分までです。それ以上休むと、そこからまた10分経たないとスイッチ入りません。ジョギング中のスポーツマンが信号待ちとかでも止まらずに動いてるのはそのため。夏より冬の方が体感しやすいです。歩く速度(歩幅で距離変わるから速度ではないのか)も重要。一分間に100歩以上の速度でないと意味無いようです。たらたらと散歩してたんでは何時間歩いても運動にはならない。

 その「体が温まってスイッチが入ったときから」血糖値の消費が始まります。つまり10分以内でやめたり、途中で一分以上休んだりしたら血糖値消費のための運動としては意味ありません。ダイエット(カロリー消費)のつもりで歩くときは、この10分からさらに20分。スタートから30分してから脂肪分の消費が始まります。だからダイエットのために歩く、なんてのはよほど根性が出来てないと無理。でもって、そのくらいの根性がある人はウォーキングで痩せようとしないでも他のことでダイエットできますよね。ダイエット(カロリー消費)のためにウォーキングって時間の無駄。その歩き方で連続一時間歩いて消費できるのは普通のハンバーガー一個分くらい。一時間歩いたらお腹空いてそれくらい食べちゃうでしょ?

 歩幅もなるべく大きく、競歩の人みたいに腰も使って大またで、かつ100歩/分以上で30分歩くのを一日三回。そこまでして初めて「ウォーキングしてます」と胸張って言えるみたい。
 あと、空腹時、つまり食事前(朝食前とかも)に運動するのはダメだそうです。太る原因だそうだ。人間の構造って完璧なオートマトンなわけです。空腹になってその信号を発してもエネルギーが入ってこないと、それを体がメモるんだそうです。で、入ってきた(食事した)ときに、次回そういうことが起きてもいいように「通常よりため込んで備蓄分」とする(=脂肪)んだそうです。運動じゃなくても空腹を我慢するようなダイエットはよくないってことですね。

 じゃあ、とぎれとぎれや短時間歩くのは何の意味もないのか。というとそうでもない(笑)

 ウォーキングによって血糖だとかカロリーの直接消費を考えるとそうなんだけど、どんな形でもどんな短時間でも動けば筋肉が作られますよね。その筋肉の形成や維持に血糖が使われますから、運動することの意味はある。

 ところで、私が歩き始めるようになったきっかけは「医者の命令」です。いわゆる糖尿病予備軍ってことで歩けと。生活習慣病と言われる「2型糖尿病」の予備軍ね。手術した副腎は内分泌科で、糖尿病も同じ内分泌科が縄張り。血液検査で両方データがわかっちゃう。数年一生懸命歩きましたが、いっこうに思った成果が得られず、医者に、指示のとおりにしてるか?(と言われたわけじゃないですけど)みたいに思われ、かなりイヤな感じでした。結局血糖値が高いのは「2型糖尿病」のせいじゃないのがわかり、なし崩しに「わざわざ歩くために歩く」のはしなくなっちゃいました。なるべく車を使わない生活だけはなんとか継承してます。

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