MSE(Microsoft Security Essentials)使い方まとめ

 マイクロソフトのセキュリティツール、MSE(Microsoft Security Essentials)を使い始めて二ヶ月半ほど過ぎました。

(以下、ウィルスやマルウェアなど総称してウィルスと表現します)

 私は怪しいところからのダウンロードは絶対にしませんので、ダウンロードでウィルスをもらうのは事故くらいしかありえません。多くのウィルスはメール経由で来るんですが、メーラーも全面的に Gmail を使うようになり、この Gmail がそれこそ「無料のウィルスチェッカー」になってるわけで、Gmail 側で発見してくれちゃいますからなおさらMSEで判断するところまでウィルスがやってきません。

 Gmail については以前も書きましたし、その後使い続けてわかったことなどはまたあらためて書くとして、今回はMSEへの乗り換えお勧めとその方法をまとめておきたいと思います。説明画像まったくなしの、「ブログでの説明に図解なしかぁ?」と言われそうな説明ですけど、読めばきっとわかるはず(笑)

 正直言って、使い慣れた「ウィルスセキュリティゼロ」を捨てて乗り換えることに若干不安でしたが、以来二ヶ月半MSEの悪いウワサも聞きませんし、実際使っていて問題を感じるところもありません。あまりにもアラーム(比喩です(笑))が鳴らず、壊れてるのかと心配になるほどです。また、データファイル自動更新なども「やってはくれる」のですが、パソコンの使い方によってはなかなか更新されないままの古いデータを使い続けることになりかねないのが不満でした。ですが、これについても「自動更新用ツール」を開発提供してくださる方がおられ、そこらの不安(不満)も解消されてます。


用意する物
1: Microsoft Security Essentials まずはそこからダウンロードです。「いますぐダウンロード」をクリックします。
言語を選び、条件に合う物をクリック。逆に言うと、下記以外では使えません。

オペレーティング システム
* Windows XP (32 ビット)
* Windows Vista/Windows 7 (32 ビット)
* Windows Vista/Windows 7 (64 ビット

 ダウンロードすると「mssefullinstall-x86fre-ja-jp-xp.exe」が出来ます。ダウンロード後、実行はまだ待って下さい。

2:次に、MSEのデータファイル自動更新用ツールを作者の配布元サイトからゲットします。 MseNotify ver0.3 です。

このエントリーを書き込んだ直後に 0.3.1 になりました。機能的には 0.3 と同じ物で、オプション設定の表記が日本語になったものです。0.3 と同じところから入手できます

 仕様については作者の配布元サイトに載っていますのでそれを読んでいただくとして、実際のところほんとに簡単に使えます。難しいことはなにもないです。ただ、動作前提として Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 がインストール済みであること、というのがあります。普通すでに入ってると思いますが、入ってなければこの際いれておきましょう。マイクロソフトのダウンロードセンター で入手できます。

事前に「物」として用意するのは以上二つのみ。


 さて、いよいよインストールです。インストールには順番があります。以下の順にしたがって作業してください。簡単に言っちゃうと「現在使ってるセキュリティツールのアンインストール」「MSEのインストール」「自動更新ツールのインストール」の三段階です。

1:現在お使いのセキュリティツールをアンインストールします。
 セキュリティツールのアンインストールは癖のある物が多いので気をつけてください。インストールフォルダに「アンインストーラ」が入っていたら、必ずそれを使ってください。セキュリティツールは一本のファイルのみで構成されていることは少なく、手動で「プログラムの追加と削除」からアンインストールすると中途半端になってしまうことがあります。セキュリティツールの説明書を確認し、「アンインストールについて」となっているところを読むことをお勧めします。

 アンインストール後、気が変わってまた使いたくなることもないとは言えないでしょうから、インストール用のアカウントとかパスワードを控えておくことも忘れないでください。

2:マイクロソフトディフェンダーの確認。
 Windows7 と VISTA ではMSEをインストールするときに自動的にディフェンダーの削除が行われますが、XP では行われません。MSEにはディフェンダーの機能が含まれていますので、不要ですし、残しておくと衝突する可能性もありますから、お使いのセキュリティツールを削除したあと、MSディフェンダーもアンインストールしてください。

3:次ぎにファイアウォールを確認します。
 一般的な市販のセキュリティツールはその機能の一部にファイアウォール機能を持っている物がほとんどですが、MSEにはファイアウォールはありません。理由は至って単純で、MSEは Windows 用ですし、その Winodws もMSが作っているわけで、Windows にファイアウォール機能があるからです。高機能とは言えませんが、必要にして十分な機能を持っています。

 Windowsファイアーウォールが起動しているかは、コントロールパネルにある「Windowsファイアウォール」を実行すればわかります。「全般」のところで「有効」になっているか確認してください。

 また、余談になりそうですが、実のところLANを使っているということは「ルータ」を経由してインターネットに繋がっているということでしょうし、その場合、ファイアウォールには神経質にならないでもかまいません。外部に繋がっているのは各パソコンではなく、ルータですので。ファイアウォールはウィルスを防ぐものではなく、侵入を防ぐ物です。ルータがその役目を担ってくれます。

4:ここまで確認できたら「mssefullinstall-x86fre-ja-jp-xp.exe」を実行します。
 が、時間がないときは待ってください(笑) インストール後、クイックスキャンが始まります。HDDの使用量などの環境で違うでしょうが、数分から10分くらいはかかります。環境によってはもっとかかるかもしれません。クイックスキャンなので何十分もかかるということはないでしょうけど、それでも時間に余裕があるときにしましょう。

5:MSEのインストールが終わったら設定をします。
 設定は「設定」にあります。それほど多くはありません。

 スキャンスケジュール:チェックを外します。自動ではなく気が向いたときにしましょう。
 規定の操作:そのまま
 リアルタイム保護:全部チェック入り
 除外された~、の三種:そのまま
 詳細設定:全部チェック入り
 MicrosoftSpyNet:好みで。

6:MSEの設定はこれでおしまい。
 次ぎに自動更新ツール「MseNotify」のインストールと設定です。2010/01/05現在配布されているのは「MseNotify030.zip」です。まずは解凍してください。出てきフォルダはどこに置いてもかまいません。インストール作業も特になく、フォルダ内にある「MseNotify.exe」を実行するだけです。レジストリも使ってませんので、要らなくなったらフォルダごと削除でなくなります。

7:スタートアップに登録
 登録してしておけば、MSEのデータファイルは常に最新を保てます。詳しい使い方は配布サイトを見ていただくとして、私は「起動時に定義ファイルの更新をする」にチェック。定義ファイルの更新する間隔は4時間にしてます。起動時の更新機能がなかったときは1時間にしてましたが、いまはそうじゃないので4時間おき程度で十分です。

8:参考にMSE定義ファイルの更新頻度はどのくらいかをお見せします。
 これは WindowsUpDate で出てくる物で、毎日三回更新されているようです。ということは4時間ごとに更新チェックしていれば十分であろうというわけです。起動時にチェックしないと、四時間以内にパソコンの電源オフしてたら、タイミング悪かったらなかなか更新されないことになりそうですけどね。

更新頻度


『MSE(Microsoft Security Essentials)使い方まとめ』へのコメント

  1. 名前:ほんま 投稿日:2011/10/08(土) 18:23:17 ID:e0d6509d9 返信

    感謝!!
    紹介いただいた「MSE」とMicrosoft Updateの設定変更で、しばらく使えないでいたDellノート(D510)が 生き返りました。
    いや~本当に助かった。ありがとうございました。

    • 名前:なかの 投稿日:2011/10/09(日) 16:49:14 ID:7f8a2e13e 返信

       お役に立ったようで嬉しいです。MSE、二年前に公開されたときに少し話題になっただけで、その後なぜか話題になりません。新しいパソコンにバンドルもされません。三ヶ月程度の期限付き有料セキュリティソフトがバンドルされてるんですが、なんか変ですよね。

       ブラウザ(IE)が「MSの独占だ」としてヨーロッパで問題になったことはありますが、ブラウザのようなアプリとは違うと思うんです。セキュリティ機能はOSの内部機能として当然備わってるべきだと。たぶんこの問題は巨大な利権が絡んでるんでしょうね。パソコンのセキュリティについてはマッチポンプも容易ですから、MSとしても下手に出るしかないんではないかしら。

  2. 名前:yashal49 投稿日:2011/11/07(月) 17:20:35 ID:25cf60708 返信

    プリインストールのセキュリティの使用期限が2日後に迫っていて、フリーのセキュリティを探していたところに貴webページに辿りつきました。解りやすくシンプルに解説されていて助かりました。ありがとうございました。

  3. 名前:ビル 投稿日:2013/05/30(木) 14:13:18 ID:e3cdfb69d 返信

    こんにちは
    フリーのセキリュティーソフトを探していてココに辿り着きました
    MSEは以前から使っており効果のほどは解らないのですが
    軽いので重宝しております。

    一つお伺いしたいことがあります
    中野様は「怪しいところからのダウンロードは絶対にしない」との事ですが
    「自動更新用ツール」のダウンローロ先が怪しいかそうでないかの判断は
    どの様に為さったのでしょうか?
    私も、良くダウンロードをしますが結構ちゅうちょする事があり
    何か具体的に安全を確認する方法が有れば、お教えください

    • 名前:なかの 投稿日:2013/05/30(木) 18:46:47 ID:ba935e6b4 返信

       怪しいと思えるサイトからのダウンロードは絶対にしませんが、ダウンロードするファイルが怪しいかどうかを事前に見極める方法は無いです。絶対に、というのは言い回しというか言葉のアヤ程度に思ってください。ファイルはダウンロードしないとチェックできません。

       背景のしっかりしたサイトで実績があるファイルしかダウンロードしない、ってのが安全かと思います。

       大手、あるいは実績のあるサイト以外、つまりどんなサイトなのかよくわからないサイトが怪しいかどうかは平たく言ってしまえば第一番に雰囲気です。ブログであれば以前から継続しているブログなのか。内容の怪しさといっても具体的にどうこういうのは無理です。ブログにコメント欄があるなら質問などの書き込みをしてみる。でもね、詐欺師は詐欺師に見られたら詐欺はできません。ほんとうに怪しいところは怪しいと思われないようにしているはずなので疑えば切りがないです。古くから継続しているサイトは継続しているというのがまず第一に自己証明みたいなもんです。それでもハッキングされて改ざんされてるってこともありますが、それもまた「疑えば切りがない」ので、それもセキュリティソフトなどで自己防衛しないといけない理由です。躊躇したらダウンロードしない、で良いのではないでしょうか。

       なんでもかんでも「お、これは得だ」とか「これがただなの?」とか見境無くもらってくるのは危ないです。それと危ないのは「実行ファイル」です。データファイルは基本的に危なくはないです。データファイルの振りをさせた実行ファイルってのもありますが、拡張子を表示させる設定にしていればわかります。abc.jpg.exe なんてファイルがあって、関連づけされた拡張子を表示させない設定で使ってると abc.jpgなんて表示になりますからね。

       ブラウザでActiveXなどの自動実行ファイルを勝手にダウンロードして実行させる設定なんてしちゃうと、札入れを尻のポケットに入れて繁華街の人混みに立ってる状態ですね。サイトにアクセスしただけで侵入される危険もあります。

       繁華街の裏通り、中が見えないくらい雰囲気のまだ入ったことのないバーに一人で飛び込む人はまずいないと思うのに、オンラインだと肉体的な危害はないと思うからでしょうか、無造作無防備にどんなサイトにも飛び込んじゃう人がいる。危ないところには近づかないようにしましょう、ってことです。

      ちなみに、こんなチェックサイトもあります。「アグスネット」、サイト内からのリンクとか、メールに記載されたリンク先など。クリックして飛ぶ前にこういうところでチェックして安全を確かめてから飛ぶといいです。ま、そういうリンク先に飛んでみたいと思うならですが。

       家の防犯で考えて見たらどうでしょう。絶対に安全なのは誰も出入りできない出入り口のない家でしょうが、そんな家じゃ住めないですよね。誰かが出入りできるということは泥棒も入ることが可能だということです。安全と利便性は裏表。カギを何重にもつければ防犯度は上がるでしょうが、自分が出入りするときに不便です。どこらで折り合いをつけるか。パソコンも同じ。最高のセキュリティはパソコンを使わない、とか、WEBにつながないことってなっちゃいます。