WinXPで使うフォント(メイリオ)の話し

 VISTA の画面上で読む文字って読みやすいと思いませんか?

 Windows では伝統的に標準フォントはMS明朝とMSゴシックでした。XPもそうです。VISTA から「メイリオ(漢字で書くと明瞭だそうです)」なるフォントが使われています。 このメイリオ、実に見やすいです。液晶を意識したフォントだそうで、特に液晶モニタだと美しく見えるようになっているらしいです。実際に美しいんですけど、CRTモニタをもう持ってないので比較はできない。

 フォントの綺麗さなんて文字で言われてもわかんないですよね。いまこの原稿を書いてる書きかけのエディタ画面でフォントを換えて画像にしてみました。

それぞれ上がフォントサイズ14、下が12です。

まずはMS明朝
MS明朝

次にMSゴシック
MSゴシック

最後にメイリオ
メイリオ

ブログの画面も参考に
ブログ画面

 VISTA の方は先刻ご承知の見え方だろうと思いますが、XPを使ってるかた、どうです? かなり見やすさ違いませんか?

 私のOSは VISTA ではなく、XPです。このメイリオ、マイクロソフトはXP用にも公開してます。知らない方多いようですが、騙されたと思って使ってみてください。とくに「最近老眼かな~」と思ってる同輩の方々。とても目が楽になりますよ。

 ちょっと長くなりますが導入方法を書いておきます。

 ダウンロードは Windows XP 向け ClearType 対応日本語フォント でできます。正規のXPユーザーしかダウンロードできないため、ダウンロードするための手順がありますが、画面で指示されるとおりに進んでいけばダウンロードできます。ダウンロードが終わったら、実行すればインストールできます。

 余談ですが、フォントのインストールって、インストーラーがついたものが多いですけど、実はそれほど大げさなものではなく、解凍して出てきたフォントファイルをWindowsのフォントフォルダに移動するだけでインストールできます。アンインストールは該当フォントを削除するだけでOKです。ただし、使用中だと削除できません。当たり前か。普通に使うだけなら使用中とならないのですが、「画面のデザイン」としてデスクトップアイコンなどの表示に使ってるフォントは「常に使用中」でありますから削除できません。別のフォントを使う設定にすれば削除できます。

 インストールが終わったらもう一つ作業があります。このフォントはクリアタイプといいまして、いままでの表示方法と違うのです。もちろん何もしないでもエラーにはなりませんが、メイリオを使う意味がありません。

 方法を以下に書きます。
 デスクトップの何もないところを右クリック→プロパティ。画面のプロパティがでますから、デザイン→効果、と進みます。「次の方法でスクリーンフォントの縁を滑らかにする」をチェック。窓の中が「標準」となっていたら「Clear Type」を選択。あとはOK、OKで戻ってください。これで基本的な設定は終わり。

 正規のメイリオの説明はここまでなんですが、実は問題点が一つあります。ウエブサイトなどで、スタイルシートを使い行間(ピッチ)を指定しているものなら良いんですが、そうでないところ、掲示板などですね、そういうところを見ると行間が無駄に空いてしまいます。これはこのフォントの上下に空白(ディセンダ・アセンダ、意味は検索で調べてね)が入った作りになっているためで、それらを修正したメイリオフォントも私的に公開されています。そして、メイリオはプロポーショナルフォントですので、テキストエディタなど等幅フォントしか設定できない場所では使えません。ん?では先ほどの画像、テキストエディタの画像は何なんだって? このあと説明します(^_^)

 その私的修正メイリオ配布サイトのリンクも書いておきます。

ダウンロードサイトの解説は専門的すぎてわかりにくいので簡単に説明もしておきます。
メイリオ『ことば・その周辺』サイトから「 メイリオ・メイリオ改・meiryoKe・ttfname3 」に進みます。そこにある「meiryoKeGothic500.zip」をダウンロードしてください。

 どこかに「フォント」フォルダを作り、上記二つを入れ、さらにそこに解凍。前述したように「フォントは Windows のフォントフォルダに置くだけでインストール完了、Windows フォントフォルダから除くだけでアンインストール完了」です。難しいことはありませんので、いろいろなフォントを入れたり出したり遊べます。

 「meiryoKeGothic5.00」のフォントは本家メイリオがプロポーショナルフォントであるのに対して、等幅フォントになっています。テキストエディタでメイリオを使う場合はこちらもインストールする必要があります。フォント名は「Mmeiryoke_Gothic」となります。一緒に「meiryoke_PGothic」「meiryoke_UIGothic」も入りますが、こちらは本家と同じプロポーショナルです。

 インストールが終わったら次にブラウザの指定フォントをメイリオにしましょう。せっかく入れたのに使わなければもったいない。

 Internet Explorer:インターネットオプション・全般(最初のページ)一番下のフォントで WEB ページフォントにメイリオを、テキスト形式フォントにMeiryoke_Gothic選択。OKで戻って次にユーザー補助に入り「WEB ページで指定されたフォントスタイルを使用しない」にチェック

 FireFox:ツール→オプション→コンテンツ、にフォント設定があります。詳細設定に入り、プロポーショナル:ゴシック体(Sans_self)、明朝・ゴシックはメイリオ、等幅フォントは 「Meiryoke_Gothic」にします。その下「WEB ページが指定したフォントを優先する」はチェックを外します。

 Chrome :スパナマーク→オプション→高度な設定の下の方に「ウェブコンテンツ」としてフォントの設定があります。Chrome2 まではここで設定しても活きてきませんでした。β版となってるVer3(現在は3.0.195.21)ならOKでした。設定は上から順に「メイリオ・メイリオ・Meiryoke_Gothic」です。

 ついでに、デスクトップアイコンの表示などもメイリオにするととても見やすくなります。画面のプロパティでできます。あとでまた戻したくなったときのために変更する前に現在の設定を保存しておきましょう。テーマに名前を付けて保存するだけです。

 保存したら、デザイン→詳細設定と進みます。フォント指定できるところだけ、参考に私の設定を羅列しておきます。

アイコン         :メイリオ11
アクティブタイトルバー  :メイリオ13
パレットタイトル     :メイリオ10
ヒント          :メイリオ9
メッセージボックス    :メイリオ11
メニュー         :メイリオ12
選択項目         :メイリオ12

 この辺は、他の設定(アイコンの大きさとかいろいろ)とかの絡みもありますから試行錯誤してみてください。「試行錯誤中であろうと一度メイリオを使うともう元に戻したくない」と思うでしょう(^_^) なんとかちょうどいい組み合わせを見つけてください。全部終わったらまた「名前をつけて保存」しておくといいです。