オープンハーモニーコーラスが好き

オープンハーモニーってなに、を説明するより先に該当グループを書いた方が早いかな。

 元祖は「フォー・フレッシュメン」。その後「ビーチボーイズ」とか「モダンフォークカルテット」、「マンハッタントランスファー」などなどなど。

 ダークダックスはクローズハーモニー。男性カルテットとすると、声の高さが四段階あるわけで、下からバス・バリトン・第二テノール・第一テノール。メロディラインを第二テノールが取って、第一が上をとり、バリトンが下、バスがオクターブ下で支えるってのがクローズハーモニーの典型。

 オープンハーモニーはハモるとき、一番上の音域担当がメロディラインを取る。ソロ部分は第二が取ることが多いけどね。

 クローズハーモニーだとパートがだいたい固定で主旋律以外のパートも自然に近い音の流れになるからハモりやすい。オープンはかなり難しいです。一瞬一瞬を聴くと和音になってるんだけど、その組み合わせがころころ変わるから、一人のパートだけを取り出すともろに音痴に聞こえるほど。音程が取れない音痴ではなく、音痴に聞こえてしまうほどのそういう音程を出すパートなんだからめちゃくちゃ難しい。

 youtube見てたらオープンハーモニーの教材的なすごくいいのみつけました。
 埋め込み無効だったんで、URLを貼っておきますが、これ聴いて(見て?)もらうと言ってる意味がわかると思います。あのパートを他のパートに引きずられずに歌える人がいるってのが不思議。バラバラに聴くと音痴っぽいのにあわせれば見事なハーモニーに。タイムファイブ

 外国には書ききれないほどたくさんグループあるんだけど、日本のオープンハーモニーグループっていうと、まず一番に「タイムファイブ」。他にはサーカスとかいるんだけど、難しいからなのか、派手さはあるのに浸透度がいまいち。個体数が少ないってのもあるけど、オリジナル曲の提供がないからだと思う。外国曲のカバーならいくらでもできるけど、オリジナルはこの手の編曲までやる人が少ないんじゃないかしら。あと、キーの高さが日本人にはネックだったですね。日本人(アジア人?)は欧米より音程が三度低い。日本だと「C」が普通だけど、欧米は「E♭」が多い。ビートルズなんかを原曲のキーでカラオケするとかなりきつい。そして、一番上のパートがメロディを担当するんで、そこまで音が出てかつ声量のある人を見つけないとグループ作れない。最近はよく知らないけど、これまた大好きなハモネプ出身アカペラグループのラグフェアなんかもきれいなオープンハーモニーを聴かせます。ゴスペラーズなんかもそうかな。

 ラグフェア、一曲埋め込んでおこう。お気に入りの動画で「クイーンのカバー」のがあるんだけど、アカペラじゃないんでパス。ご存じない方に蛇足な説明。ヴォイスパーカッション(ヴォイパ)と言いまして、パーカッションも人間が声で対応します。ベースも口ベースです。本物の楽器なし。6人構成でボーカル四人、楽器担当二人です。

この広い野原いっぱい / RAG FAIR

 元祖フォーフレッシュメンも埋め込んでおきます。
Four Freshmen – Ain’t Seen Nothin’ Like You (1952)

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6 thoughts on “オープンハーモニーコーラスが好き

  1. オ-プンハ-モニ-ね。歌ではないのだけど、ウクレレでシンフォニックソロは和音の一番高い音でメロディをとります。SGは最近A6チュ-ニングで真似をしてますがペダルで和音を変えるわけではないので面白みはありません。上からE-C♯-A-F#(A6)E-C#-A-Gで8弦のGはセブンスです。この1弦か2弦をコ-ドの頭にしてメロディをとります。フインガ-ピックは3本だから7つの音を出すときはアルペジオになり、当然スロ-な曲になります。これもオ-プンハ-モニ-でしょうか。

    •  一本の楽器から出る音は、たとえそれが和音を出せる楽器であってもハーモニーとは言わないようなきがします。それはあくまでも「和音(コード)」と言うのではないでしょうか。

       複数の楽器が複数の旋律を同時に奏でる、あるいは複数の人間が複数の旋律を同時に歌うときに、ハーモニーとかコーラスとか言うのだと思います。ウクレレとスチールギターなら音の取り方によってオープンハーモニーということもあろうかと思います。ただ、私はオープンハーモニーの定義をかっちりとは知りません。耳学問的なものだけ。そして、自分なりの判断としては「主旋律以外のパートを耳で追いかけられるか否か」に頼ってます。タイムファイブの動画にあるように、その旋律だけを抜き聴きしても音程の取りにくいパートです。コーラスになったとき、私はそのパートを耳で追いかけられないです。全体として渾然と重厚なハーモニーになって耳に飛び込んで来ちゃう。

      ほんとのところを言うと、実際に聴いているときはそんな学問的なこと考えてません(^_^;)
      演奏する側になったら悩む問題かもしれません。でももうギターやらベースやら抱えてバンド組むなんてことはないでしょう。気楽に深く考えずに聴くだけの世界が楽しいです。

      • 確かにそうですね。一つの楽器からでるのであればテンションコ-ドハ-モニ-と言うべきでしょう。手元の音楽事典(クラ系もジャズ系も)でも開離位置和声と言っています。開離位置とは4和声のとき最低音に対して他の3和声はオクタ-ブ以上にわたることとあります。従って一番上の音がメロディラインをとるとその下のパ-トは凄く難しいでしょうね。
        独特のハ-モニイになるのは音が離れているからで音の効果として面白い。13thチュ-ニングがありますが変な効果があります。

        • >従って一番上の音がメロディラインをとるとその下のパ-トは凄く難しいでしょうね。

           ですね。それで男性四声コーラスの場合、トップはどうしてもファルセットにならざるを得ない。あの高さを地声では無理。ファルセットになるとボリューム落ちますので、そこをいかに落とさずバランスを取れるかが問題。音程的には女声を入れれば解決でも、ボリュームのバランスが難しいらしい。

           マヒナスターズのウクレレの人が綺麗でしっかりとファルセット出せててすごいなと思ってました。

           いま気がついたけど、「マヒナ」ってハワイ語の匂いがしますね。元々ハワイアンのバンド? Wiki 調べてみた。「1953年、ハワイアンバンドとして「山口銀次とマヒナスターズ」として結成。翌1954年、リーダーの山口銀次が引退、和田弘がリーダーとなり「和田弘とマヒナスターズ」に改名する。」だって。そうだったのか。ムード歌謡バンドだと思ってた。あのウクレレの人は「佐々木敢一」さんって言うのか。

          • マヒナはハワイ語で月のことです。和田弘は学生バンドのリリ-アイランダ-スでSGを弾いていましたが、ギタ-を認められてバッキ-のサイドを約3年つとめました。その後ウクレレの山口銀次の「暴れ弾き」を
            嫌ったバンマスとお家騒動になり山銀派全員が去りました。
            皆さんがテレビで見ていたマヒナは裏稼業(歌業(*^_^*)・・)で彼等は食えない落語家が結婚式の司会で生活していたのと同じです。それを嫌って去ったメンバ-もいます。ササカンはハワイでス-パ-カ-ンと呼ばれワィアン歌手として大スタ-でした。

          •  マヒナスターズが気になっていろいろ聴いてみました。今一つ好みじゃなかったです。Youtube でマヒナスターズを渡り歩いていたら、収穫はありました。渚ゆうこ、いいですね、彼女。あとで何曲かアップしておきます。